【心拍数の正しい測り方】安静時・運動時の正常値と受診の目安をわかりやすく解説
この記事でわかること
目次
- 要点まとめ
- Japanese Health(JHO)編集部とこの記事の根拠について
- 心拍数とは?速くなる・遅くなる仕組み
- 安静時・運動時の正常値の基準 — 日本と米国のガイドライン比較
- 安静時心拍数の正しい測り方
- 心拍数を乱れさせやすいNG習慣と生活の見直し
- 高血圧・糖尿病など生活習慣病と心拍数の関係
- 身体の内部要因 — 栄養・ホルモン・隠れた不調
- ライフステージとホルモンバランス
- 栄養不足・隠れた欠乏状態
- 甲状腺・自律神経・慢性疾患との関係
- 専門的な診断が必要な不整脈・疾患
- 頻脈性不整脈(心拍が速くなるタイプ)
- 徐脈性不整脈(心拍が遅くなるタイプ)
- その他の背景疾患
- 今日から始める改善アクションプラン
- 受診の目安 — いつ・どこで相談すべきか
- 症状に応じた診療科の選び方
- 診察時に持参すると役立つものと費用の目安
- この記事の編集体制と情報の取り扱いについて
- よくある質問
- 結論:この記事から持ち帰ってほしいこと
- 参考文献
この症状、いつ受診すべきか確認しますか?
回答に合わせて必要な質問だけを表示します。診断は行いません。
症状はいつから続いていますか?
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厚生労働省や米国心臓協会(AHA)の資料によれば、健康な成人の安静時心拍数は1分間に60〜100回程度が正常の目安で、運動時は「最大心拍数(220−年齢)」の50〜70%程度が息が上がりすぎない範囲とされています[2][4]。
安静時に100回/分を大きく超える、40回/分を大きく下回る、脈が極端に不規則、動悸とともにめまい・失神があるときは、早めの受診が必要です。まずは正しい測り方(手首または首で15〜30秒数える)を知り、自分の数字が目安の範囲かどうかを確認しましょう。
要点まとめ
- 健康長寿ネットやAHAの報告では、健康な成人の安静時心拍数はおおむね60〜100回/分の範囲とされています[2][4][6]。
- 山口県健康づくり支援センターの案内では、座るか横になって静かに休んだ状態で、手首や首の動脈に指を当て15秒または30秒数え、4倍または2倍して求める方法が紹介されています[3]。
- 厚生労働省の運動ガイドとAHAの目標心拍数チャートでは、「最大心拍数(220−年齢)」の50〜70%程度を目安に、息が上がりすぎない範囲で運動することが勧められています[1][5]。
- AHAの解説では、安静時100回/分を大きく超える、40回/分を大きく下回る、脈が極端に不規則、胸痛・強い息切れ・めまい・失神を伴う場合は早めの受診が重要とされています[7]。
- 厚生労働省の運動ガイドでも触れられているとおり、カフェイン・アルコール・喫煙・睡眠不足・脱水など日常のちょっとした要因でも心拍数は大きく変動します[1]。
Japanese Health(JHO)編集部とこの記事の根拠について
本記事は、JHO(JapaneseHealth.org)編集委員会が、厚生労働省の資料、日本人間ドック・予防医療学会などの学会、地方自治体の公的情報、米国心臓協会(American Heart Association)やメイヨークリニックなど海外の信頼できる情報源をもとに作成しました[1][2][4][6]。原稿はAIツールの支援を受けつつ、公開前に必ずJHO編集部が一次資料と照合し、数値・URLの妥当性を人の目で確認しています。数値・分類はガイドライン改定により変わることがあります(2026年7月時点)。個別の診断・治療の代わりにはなりません。
目標心拍数(中等度運動)のかんたん計算
(220−年齢)×50〜70% = その人の目標心拍数の範囲[5]
| 年齢 | 最大心拍数の目安(編集部試算) | 目標心拍数・50〜70%(編集部試算) |
|---|---|---|
| 30歳 | 190回/分 | 95〜133回/分 |
| 40歳 | 180回/分 | 90〜126回/分 |
| 50歳 | 170回/分 | 85〜119回/分 |
| 60歳 | 160回/分 | 80〜112回/分 |
出典:American Heart Association「Target Heart Rates Chart」[5]に示された「220−年齢」の計算式をもとに、JHO編集部が年代別の数値を試算したものです(概算であり、個人差があります)。数値は目安であり、心疾患・高血圧・糖尿病などの持病がある方は主治医と相談してください。
今の血圧・脈拍を確かめる
数値を入れると、日本高血圧学会の血圧値の分類と「次にすること」を表示します。記録はこの端末の中だけに保存され、登録は不要です。
身長と体重からBMIも調べる
血圧手帳(この端末に保存)
これは診断ではありません。入力された数値を日本高血圧学会の血圧値の分類(高血圧の基準は診察室 140/90mmHg以上・家庭 135/85mmHg以上)に当てはめて「受診の目安」を機械的に示すもので、医師の診察に代わるものではありません。日本高血圧学会「高血圧管理・治療ガイドライン2025」では、降圧目標は年齢によらず診察室 130/80mmHg未満・家庭 125/75mmHg未満とされています。脈拍の目安は学会の分類ではなく一般的な参考範囲です。
心拍数とは?速くなる・遅くなる仕組み
心拍数とは、1分間に心臓が拍動する回数です。日本人間ドック・予防医療学会の判定基準の解説では、心拍数は血圧と並んで循環器の状態を映す基本的な指標として位置づけられています[8]。安静にしているときはゆっくりと規則正しく動き、運動をしたり緊張したりすると、全身により多くの血液を送るために速くなります。
厚生労働省の身体活動・運動ガイドでは、運動強度が上がるほど心拍数が上昇し、心拍数を目安にすることで運動の強さを客観的に把握できるとされています[1]。心拍数は、年齢・体格・性別・体温・感情・薬の影響など、多くの要因で変動します。子どもは代謝が活発なため大人より速く、高齢者ではややゆっくりめになる傾向があります。イメージとしては、自転車をこぐ速さに応じてタイヤの回転数が変わるように、身体が必要とする酸素の量に応じて心臓の拍動回数が増えたり減ったりしている状態だと考えると理解しやすいでしょう。
安静時・運動時の正常値の基準 — 日本と米国のガイドライン比較
公益財団法人 長寿科学振興財団の研究情報サイト「健康長寿ネット」では、健康な成人の安静時心拍数はおおむね60〜100回/分とされています[2]。米国心臓協会(AHA)も同様に、成人の安静時心拍数の正常範囲を60〜100回/分としています[4]。メイヨークリニックでも、この60〜100回/分という範囲が一般的な目安として示されています[6]。
| 項目 | 日本(健康長寿ネット・人間ドック学会) | 米国(AHA・Mayo Clinic) |
|---|---|---|
| 安静時の正常範囲 | 60〜100回/分[2][8] | 60〜100回/分[4][6] |
| 頻脈の目安 | おおむね100回/分超で要確認[8] | 安静時100回/分超を tachycardia(頻脈)と説明[7] |
| 徐脈の目安 | おおむね50回/分未満で要確認[8] | スポーツ選手は40〜50回/分でも正常な場合があります(持久系トレーニングによる生理的な徐脈で、症状がなければ問題ないとされます) |
日本・米国とも「60〜100回/分」を安静時の目安とする点は共通していますが、徐脈の線引き(日本人間ドック学会の判定基準はおおむね50回/分未満、米国の一般的な説明は40〜50回台でもトレーニング者は正常範囲とすることが多い)には、対象者の体力や文脈による幅があります。数字だけで自己判断せず、症状の有無とあわせて考えることが大切です。このような日本と海外のガイドラインの違いを知っておくと、海外の健康情報サイトの数字だけを見て過度に不安になったり、逆に安心しすぎたりすることを避けやすくなります。心拍数の基準は医学の進歩やガイドライン改定によって少しずつ見直されることがあるため、数年前の情報をそのまま鵜呑みにせず、できるだけ最新の公的機関・学会の情報を確認する習慣も大切です。
安静時心拍数の正しい測り方
山口県健康づくり支援センターの健康やまぐちサポートステーションでは、安静時心拍数の測り方として、以下の方法が紹介されています[3]。
- 測るタイミング:朝、起床後にトイレを済ませ、椅子に座るかベッドに横になって数分間ゆっくり休んでから測ると、より安定した安静時心拍数がわかります。
- 測る場所:手首の親指側(橈骨動脈)か首の横(頸動脈)に、人差し指と中指を軽く当てます。
- カウントの方法:15秒または30秒を計り、脈の回数を数えます。15秒なら4倍、30秒なら2倍して1分間あたりの心拍数を求めます。
- 複数回測って平均をとる:続けて2〜3回測り、平均値をとるとより安定した値になります。
ウェアラブル端末の心拍数は、光を使って血流の変化を検知する方式(光学式センサー)が多く、メイヨークリニックが示す調査報告では、手首の動きや装着位置、肌の状態によって誤差が生じることがあると説明されています[6]。数字が気になるときや、脈が飛ぶような感覚があるときは、手で脈を測る方法も併用すると安心です。
| こんな症状・状況はありませんか? | 考えられる主な背景・原因カテゴリ |
|---|---|
| 安静にしているのに、いつ測っても100回/分前後かそれ以上になる | ストレス・睡眠不足・カフェイン、甲状腺機能亢進症、不整脈、貧血など |
| 階段を少し上がっただけで息切れと動悸が強く、不安になる | 運動不足による体力低下、肥満、貧血、心不全や心臓弁膜症などの心疾患 |
| 脈が急に飛ぶ・抜ける・一瞬止まるように感じることがある | 期外収縮などの不整脈、カフェイン・アルコール・ストレスの影響 |
| 椅子から立ち上がったとき、急にドキドキして目の前が暗くなる | 起立性低血圧、自律神経の乱れ、脱水、貧血など |
| 安静時の脈が40回/分前後とかなり遅く、めまいやふらつきを感じる | 洞不全症候群などの徐脈性不整脈、薬の影響 |
| 夜間に突然胸が苦しくなり、激しい動悸で目が覚める | 発作性上室性頻拍、心房細動発作、睡眠時無呼吸症候群など |
心拍数を乱れさせやすいNG習慣と生活の見直し
- カフェインの摂りすぎ:コーヒー、エナジードリンク、濃い緑茶、コーラなどのカフェインは、交感神経を刺激して心拍数を上げる作用があります。
- アルコールの飲みすぎ:一時的に血管が拡張し、心臓はそれを補うために拍動数を増やします。深酒を繰り返すと夜間の不整脈や動悸を感じやすくなることも知られています。
- 喫煙:ニコチンには心拍数や血圧を上昇させる作用があります。
- 睡眠不足・不規則な生活:交感神経優位な状態が続きやすく、安静時心拍数が高めになったり動悸を感じやすくなります。
- 急激な運動や無理なダイエット:厚生労働省の身体活動・運動ガイドでは、運動を急に始めたりやめたりせず、ウォームアップとクールダウンを含めて心拍数の急激な変化を避けることが推奨されています[1]。
- 脱水・水分不足:体内の水分が不足すると血液の量そのものが減り、心臓は同じ量の血液を送るために拍動数を増やそうとします。夏場や入浴後、運動中は特に水分補給を意識すると、安静時心拍数が落ち着きやすくなります。
こうした習慣は、「少しくらいなら大丈夫」と思って続けてしまいがちですが、積み重なることで安静時心拍数の高値や動悸の自覚につながることがあります。すべてを一度に変える必要はありませんが、心拍数が気になる場合は、カフェインやアルコールの量を少し減らしてみる、喫煙本数を減らす、睡眠時間を30分でも長く確保するなど、小さな一歩から始めてみることが大切です。生活習慣を見直しても改善しない場合は、次の章で紹介する身体の内部要因や、専門的な診断が必要な疾患が背景にある可能性も考えられます。
高血圧・糖尿病など生活習慣病と心拍数の関係
心拍数は血圧と同じく、生活習慣病の管理でも参考にされる指標のひとつです。日本人間ドック・予防医療学会の判定区分表の解説では、心拍数と血圧はともに循環器の状態を映す基本的なバイタルサインとして扱われ、どちらか一方だけでなく両方をあわせて確認することが勧められています[8]。高血圧の治療を受けている方の中には、服用中の降圧薬(β遮断薬など)の作用で安静時心拍数が普段より低めに出ることがあります。逆に、糖尿病による自律神経障害が進行すると、心拍数の変動が少なくなったり、姿勢を変えたときに脈拍がうまく調整されずめまいを感じやすくなることもあります[8]。
降圧薬や糖尿病治療薬を服用している方が心拍数の異常を感じた場合は、自己判断で薬を中断せず、まずは処方医に相談してください。お薬手帳を持参し、いつから・どのような状況で心拍数の変化を感じるかを伝えると、診察がスムーズになります。定期的な健康診断や人間ドックでは、血圧・心拍数・血液検査の結果をあわせて確認することで、生活習慣病の早期発見につながることもあります。数値が基準からわずかに外れているだけで過度に心配する必要はありませんが、複数の指標が同時に基準を外れている場合は、医師に相談したうえで生活習慣の見直しや追加の検査を検討するとよいでしょう。
身体の内部要因 — 栄養・ホルモン・隠れた不調
ライフステージとホルモンバランス
女性の身体は、月経・妊娠・出産・授乳・更年期といったライフステージごとに大きく変化します。妊娠中は循環血液量が増え、心拍数も通常よりやや高くなる傾向があります。更年期にはエストロゲンの減少に伴い、ほてりや発汗、動悸が起こりやすくなります。
栄養不足・隠れた欠乏状態
日本人間ドック・予防医療学会の判定区分表の解説では、心拍数は血圧と並ぶ重要な循環器の指標とされています[8]。心拍数の異常の背景に、鉄・ビタミンB群・マグネシウムなどの栄養不足が隠れていることもあります。
- 鉄欠乏性貧血:ヘモグロビンが不足すると酸素運搬能力が低下し、心臓は拍動数を増やして補おうとします。
- ビタミンB1・B12・葉酸の不足:だるさや動悸、しびれなどの症状が出ることがあります。
- マグネシウム・カリウムのバランス異常:これらの電解質は心筋の興奮と収縮に重要な役割を果たしており、不足や過剰があると不整脈のリスクが高まる場合があります。
甲状腺・自律神経・慢性疾患との関係
- 甲状腺機能亢進症:甲状腺ホルモンが過剰になると、安静時でも心拍数が速くなったり、動悸・発汗・体重減少などが見られることがあります。
- 甲状腺機能低下症:逆にホルモンが不足すると心拍数が遅くなり、疲れやすさ、むくみなどが現れることがあります。
- 心不全・虚血性心疾患・高血圧:心臓のポンプ機能が低下したり血管が狭くなっていると、少しの負荷で心拍数が上がりやすくなります[8]。
専門的な診断が必要な不整脈・疾患
頻脈性不整脈(心拍が速くなるタイプ)
米国心臓協会は、安静時心拍数が100回/分を超える状態を一般的に「頻脈(tachycardia)」と説明しています[7]。代表的なタイプとして、発作性上室性頻拍や心房細動、心室頻拍などがあります。
- 発作性上室性頻拍:突然心拍数が150〜200回/分以上に跳ね上がり、強い動悸や胸部不快感を引き起こします。
- 心房細動:心房が細かく震えるように不規則に動く不整脈で、脈が「バラバラ」に速くなったり遅くなったりします。全く症状がないまま進行することもあり、脳梗塞のリスクと関連が深い不整脈として知られています。
- 心室頻拍:意識消失や突然死の原因となることもある重篤な状態です。胸痛・強い息切れ・意識が遠のく感覚などを伴う場合は、すぐに119番通報を含む緊急対応が必要です。
徐脈性不整脈(心拍が遅くなるタイプ)
日本人間ドック・予防医療学会の判定基準の解説では、安静時心拍数がおおむね50回/分未満を徐脈の目安として扱っています[8]。40回/分を大きく下回る場合や、めまい・ふらつき・失神を伴う場合は注意が必要です。
- 洞不全症候群:脈が極端に遅くなったり一時的に止まったりする状態です。高齢者に多く、失神や転倒の原因となることがあります。
- 房室ブロック:進行すると、ペースメーカー治療が必要になることもあります。
スポーツ選手や持久力の高い人では、安静時心拍数が40〜50回/分程度まで低くなることがあり、米国心臓協会は症状がなければ生理的な範囲内のケースもあるとしています[4]。「自分は運動習慣がないのに脈が遅い」「めまいや失神を伴う」場合は、必ず専門医に相談してください。
その他の背景疾患
- 心不全:少しの運動でも強い息切れやむくみを伴い、安静時心拍数も高めになることがあります。
- 虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞など):胸の締めつけ感や痛み、冷や汗などを伴うことがあります。
- 肺の病気(肺塞栓症・重度の喘息発作など):急激な息苦しさや胸痛、片側の脚のむくみなどを伴う場合は、緊急性が高い可能性があります。
これらの疾患は、自己判断で経過を見るのではなく、早期に医療機関で評価を受けることが重要です。特に、これまで感じたことのないような強い胸痛や息切れ、突然の意識消失、顔面や手足の麻痺を伴う症状がある場合は、ためらわず119番に連絡してください。日頃から自分の安静時心拍数のおおよその数字を把握しておくと、「いつもと違う」という変化に早く気づきやすくなります。スマートウォッチなどのウェアラブル端末を使う場合も、数値をそのまま鵜呑みにせず、気になるときは手で脈を測る方法とあわせて確認する習慣をつけましょう。
今日から始める改善アクションプラン
厚生労働省の身体活動・運動ガイドを参考に、時間軸に沿って実践しやすいアクションプランを整理します[1]。
| ステップ | アクション | 具体例 |
|---|---|---|
| Level 1:今夜からできること | 刺激を減らし、リラックスする | 就寝前2〜3時間のカフェイン摂取を控える、ぬるめの入浴やストレッチで体と心を落ち着かせる など |
| Level 2:今週から始めること | 軽い有酸素運動を取り入れる | 1日20〜30分のウォーキングを週に3〜5回。目標心拍数(最大心拍数の50〜70%程度)を目安にする[1][5]。 |
| Level 3:1〜3カ月かけて整えること | 体重管理と食生活の改善 | 塩分や動物性脂肪を控え、野菜・魚・豆類を中心とした食事に少しずつシフトする。 |
| Level 4:長期的に続けたいこと | ストレスマネジメントと睡眠の質の向上 | マインドフルネスや呼吸法を取り入れる、毎日ほぼ同じ時間に寝起きするなど。 |
受診の目安 — いつ・どこで相談すべきか
すぐに受診が必要なサイン
これらの症状がある場合は、自己判断で様子を見るのではなく、早めに医療機関を受診してください。胸の強い痛み・呼吸困難・意識がもうろうとする症状が突然現れた場合は、迷わず119番に連絡し、救急搬送を依頼することが重要です。
症状に応じた診療科の選び方
- まず相談しやすいのはかかりつけ医・一般内科:軽い動悸や安静時心拍数の軽度の異常であれば、まずは地域のかかりつけ医や一般内科で相談し、必要に応じて循環器内科を紹介してもらう方法があります。
- 心臓の病気が心配な場合は循環器内科:持続する動悸・息切れ・胸痛・高血圧などがある場合は、心電図や心エコーを含めた評価が可能な循環器内科が適しています。
- ホルモンや甲状腺が気になる場合は内分泌内科・甲状腺外来:体重変化・発汗異常・手の震えなどを伴う場合には、甲状腺機能を含めた評価が必要になることがあります。
- めまい・失神を繰り返す場合:循環器内科に加え、神経内科の受診が勧められるケースもあります。
診察時に持参すると役立つものと費用の目安
- 心拍数・血圧の記録:自宅や職場で測った心拍数・血圧の記録(日時・状況・値)をメモしておくと役立ちます。
- 症状日誌:動悸・胸痛・めまいなどの症状がいつ、どのくらい続いたかを簡単にメモしておくと、原因の絞り込みに役立ちます。
- お薬手帳・服用中のサプリメントの情報:一部の薬やサプリメントには心拍数に影響を与えるものがあります。
| 適用時期 | 年収の目安 | 計算式 | 100万円の場合 |
|---|---|---|---|
| ~2026年7月診療分 現行 | 年収約370万~770万円(区分ウ) | 80,100円+(医療費-267,000円)×1% | 87,430円 |
| 2026年8月診療分から 見直し後(第1段階) | 年収約370万~770万円(区分ウ) | 85,800円+1%(PDF原文の表記) | 約92,940円<br><small>(編集部試算)</small> |
| + 年間上限 53万円(新設) | |||
※「100万円の場合」の金額のうち、現行(~2026年7月)欄は出典PDFに記載の計算例そのものです。2026年8月欄について、出典PDFに印字されているのは「85,800+1%」という表記のみです。1%を乗じる基準額(現行の267,000円に相当する部分)と、100万円の場合の約92,940円は、PDFに印字されておらず、現行制度と同じ計算方法にもとづくJHO編集部試算です。正確な金額は加入されている健康保険組合等にご確認ください。
※ 制度は改定されることがあります。受診・手術の時期によって自己負担額が変わるため、最新の情報は
厚生労働省の高額療養費制度ページで必ずご確認ください。
出典:厚生労働省「高額療養費制度の在り方に関する専門委員会」(令和7年12月16日) (PDF)
|JHO確認日:2026-07-16
受診時に持っていくメモ(コピーしてお使いください)
- いつから気になる症状があるか(例:〇週間前から)
- 安静時に自分で測った心拍数(日時・値を3回分ほど)
- 症状が出るタイミング(安静時/運動中/立ち上がったとき など)
- 持病・現在服用中の薬・サプリメント
- 医師に聞きたいこと(例:この数値のまま様子を見てよいか など)
この記事の編集体制と情報の取り扱いについて
本記事は、厚生労働省・地方自治体・学会など公的な情報源をもとに作成していますが、個々の体質・持病・服薬状況による心拍数の適正範囲の細かな違いについては、今回参照した資料には詳細な記載が見当たりませんでした。気になる場合は、必ず主治医に個別に確認してください。
本記事の原稿は、AI技術を活用して下調べと構成案を作成したうえで、JHO(JapaneseHealth.org)編集委員会が一次資料と照合しながら内容・数値・URLの妥当性を人の目で確認しています。最終的な掲載判断はJHO編集部が行っています。本サイトの情報はあくまで一般的な情報提供を目的としており、個々の症状の診断・治療を行うものではありません。
更新日:2026年7月19日(初出:2025年11月)。記事内容に誤りや古い情報があればお知らせください。連絡先は運営者情報ページに記載しています。事実関係を確認のうえ、必要な訂正・更新を行います。
よくある質問
Q2: ウェアラブル端末と自分で測った脈拍の数値が違うのはなぜですか?
Q4: 寝ているときの心拍数がとても低いのですが大丈夫でしょうか?
Q5: 子どもの心拍数が大人より速いのは普通ですか?
Q6: 心拍数が少し高めでも、運動をしても大丈夫でしょうか?
Q7: 脈がときどき飛ぶ感じがします。すぐに受診したほうがいいですか?
Q8: 心拍数と脈拍数はどう違うのですか?
結論:この記事から持ち帰ってほしいこと
心拍数は、血圧と同じように、私たちの心臓と全身の状態を映し出す大切なサインです。安静時心拍数が60〜100回/分という目安の範囲内であっても、生活習慣やストレス、体調によって大きく揺れ動くことがありますし、範囲から外れていても必ずしも病気とは限りません。
大切なのは、数字だけを見て不安になるのではなく、自分の年齢・体力・生活状況・症状の有無とあわせて心拍数を考えることです。危険なサインがある場合にはためらわず医療機関を受診し、そうでない場合でも、睡眠・食事・運動・ストレスケアといった生活の土台を少しずつ整えていくことが重要です。
心拍数は毎日変化する生きた指標です。一度の測定結果だけで一喜一憂せず、数日から数週間の傾向を見ながら、必要なときに専門家へ相談する姿勢を大切にしてください。焦らず、自分のペースで、心臓と長く付き合っていきましょう。
あわせて読みたい:不整脈(徐脈・頻脈)の基礎知識、徐脈(脈が遅い)は放置して大丈夫?危険なサインと原因・治療法、心拍数が速いのは何回から?危険な頻脈の目安、子どもの心拍数の正常値とは?も参考にしてください。
参考文献
-
厚生労働省. 「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」情報シート. 2024年更新. https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/exercise/s-00-008.html(最終アクセス日:2026-07-19)
-
公益財団法人 長寿科学振興財団. 心拍数と運動強度. 健康長寿ネット. https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/undou-kiso/shinpaku.html(最終アクセス日:2026-07-19)
-
山口県健康づくり支援センター. 心拍数の測り方. 健康やまぐちサポートステーション. https://kenko.pref.yamaguchi.lg.jp/jumyou/undou/walking/sinpaku.html(最終アクセス日:2026-07-19)
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American Heart Association. All About Heart Rate (Pulse). 2024年5月13日更新. https://www.heart.org/en/health-topics/high-blood-pressure/the-facts-about-high-blood-pressure/all-about-heart-rate-pulse(最終アクセス日:2026-07-19)
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American Heart Association. Target Heart Rates Chart. https://www.heart.org/en/healthy-living/fitness/fitness-basics/target-heart-rates(最終アクセス日:2026-07-19)
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Mayo Clinic. What’s a normal resting heart rate?. https://web.archive.org/web/2026/https://www.mayoclinic.org/healthy-lifestyle/fitness/expert-answers/heart-rate/faq-20057979(最終アクセス日:2026-07-19)
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American Heart Association. Tachycardia: Fast Heart Rate. 2024年9月24日更新. https://www.heart.org/en/health-topics/arrhythmia/about-arrhythmia/tachycardia–fast-heart-rate(最終アクセス日:2026-07-19)
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日本人間ドック・予防医療学会. 判定区分表に関するQ&A【心臓】. https://www.ningen-dock.jp/ningendock/wp-content/uploads/2025/05/548640603204de9158a15ab792233e67.pdf(最終アクセス日:2026-07-19)
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