この記事の科学的根拠
この記事は、以下に示す最高品質の医学的エビデンスに完全に基づいています。JAPANESEHEALTH.ORGは、読者の皆様に信頼性の高い情報を提供することをお約束します。
- 日本痛風・尿酸核酸学会: 日本における診断基準、薬物治療の選択、生活指導に関する推奨は、同学会が策定した「高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン 第3版」12に準拠しています。本記事の医学的アプローチの根幹をなすものです。
- 松尾洋孝教授(防衛医科大学校)および共同研究者ら: 日本人における痛風感受性遺伝子(特にABCG2)の役割に関する記述は、国際的な権威ある学術誌に掲載された同氏らのゲノムワイド関連解析研究3に基づいています。これは、本記事の独自性と科学的先進性を担保する重要なエビデンスです。
- 市田公美名誉教授(東京薬科大学): 尿酸トランスポーター、特にABCG2研究の第一人者である同教授の知見は、遺伝子の機能解説部分における権威性を保証するものです4。
- 厚生労働省: 日本における痛風の有病者数や公的な健康情報に関する記述は、同省の「国民生活基礎調査」5および「e-ヘルスネット」6の公式データに基づいています。
要点まとめ
- 痛風の発症は、遺伝要因と環境要因の両方が関与しますが、遺伝は「運命」ではなく管理可能な「リスク」です。
- 日本人には、尿酸を体外に排泄する能力が低い遺伝子変異(特にABCG2遺伝子)を持つ人が欧米人より著しく多く、これが痛風になりやすい遺伝的背景の一つです。
- 痛風リスクを規定する主要な遺伝子として、尿酸の排泄を担う「ABCG2」と、再吸収を担う「SLC2A9」が知られています。
- たとえ遺伝的リスクが高くても、食事療法、適切な運動、アルコール管理といった生活習慣の最適化によって、発症リスクを大幅に低減させることが科学的に可能です。
- 日本の食生活に合わせた具体的な食事の工夫(例:寿司ネタの選択)や、薬物治療の開始基準、最新治療薬について理解することが、究極の予防戦略につながります。
1. 痛風と遺伝:それは「運命」ではなく「リスク」である
痛風が家族内で多発する傾向があることは、多くの研究で示されている紛れもない事実です。しかし、この事実を「親が痛風なら子も必ず痛風になる」という宿命論で捉えるのは、現代の医学的知見から見れば正確ではありません。遺伝子はあくまで発症のしやすさ、すなわち「感受性」に関わる因子であり、発症を100%決定づけるものではないのです。
1.1. 「親が痛風だと自分もなる」は本当か?科学的な答え
「40代の田中さん(仮名)は、長年痛風に苦しむ父親を見て育ち、『自分もいつか…』という漠然とした不安を抱えていました。会社の健康診断で尿酸値が高いと指摘され、遺伝との関係を真剣に調べ始めたのです。」78
田中さんのようなケースは、決して珍しくありません。痛風が家族内で集積しやすいという疫学データは、確かに遺伝的要因の存在を示唆しています。しかし、重要なのは、それが「決定因子」ではなく「感受性因子」であるという点です。これは、特定の遺伝子を持っていると必ず病気になるわけではなく、あくまで「なりやすい体質」を受け継いでいるに過ぎない、ということを意味します。この「体質」というリスク要因を、後天的な環境要因(食生活、運動、飲酒など)でいかに管理するかが、発症を防ぐ鍵となります。
1.2. 遺伝要因 vs. 環境要因:どちらが重要か?
痛風の発症において、遺伝要因と環境要因がどの程度の割合で寄与するのかは、長年の研究テーマでした。双子研究などの知見から、血清尿酸値の変動に対して遺伝要因がかなりの部分を占めることがわかっています。しかし、高尿酸血症から実際に痛風発作を発症する段階においては、環境要因が極めて重要な引き金となります。
近年の研究では、遺伝的に痛風リスクが高い人であっても、健康的な生活習慣を遵守することで、そのリスクを大幅に相殺できることが示されています。例えば、Abhishekらの研究では、遺伝的リスクスコアが高い集団でも、健康的な食生活や適度な運動、適正体重の維持などを行うことで、痛風の発症率が著しく低下することが報告されています。これは、たとえ不利な遺伝子を持って生まれたとしても、自らの行動によって未来は変えられるという強力な科学的証拠です。
2. 痛風リスクを左右するキー遺伝子:あなたの体質を知る
近年のゲノムワイド関連解析(GWAS)という網羅的な遺伝子解析技術の進歩により、血清尿酸値や痛風発症に強く関わる遺伝子が次々と特定されてきました。特に日本人にとって重要ないくつかのキー遺伝子を理解することは、ご自身の体質を知り、効果的な対策を立てる上で非常に有益です。
2.1. ABCG2遺伝子:尿酸の「排泄」を担う重要なポンプ
ABCG2遺伝子は、私たちの体内で作られる尿酸を、主に小腸から便の中へと排泄する役割を担う、非常に重要な「ポンプ」(専門的にはトランスポーター)の設計図です。東京薬科大学名誉教授であり、この分野の研究の第一人者である市田公美氏らの研究により、その重要性が広く知られるようになりました4。
問題は、このポンプの機能が低下してしまう遺伝子変異(専門的にはQ141Kと呼ばれる多型)が存在することです。そして、この機能低下型のABCG2遺伝子を持つ人の割合が、日本人を含む東アジア人集団では欧米人と比較して著しく高いことがわかっています。これは、日本人に高尿酸血症や痛風が多い遺伝的背景の最も重要な要因の一つと考えられています。
防衛医科大学校の松尾洋孝教授らが2020年に国際的なリウマチ学の権威ある雑誌『Annals of the Rheumatic Diseases』で発表した日本人を対象とした大規模なゲノム研究では、このABCG2の機能低下型変異を持つ人は、持たない人と比較して痛風を発症するリスクが著しく高いことが、具体的な数値(高いオッズ比)として明確に示されました3。オッズ比とは、ある要因を持つ集団が持たない集団に比べ、特定の病気になる確率が何倍かを示す指標です。この研究は、日本人の痛風が「遺伝子のせい」と言われる科学的根拠を強力に裏付けています。

図1: 尿酸代謝に関わる主要な遺伝子(ABCG2とSLC2A9)の働き。ABCG2は主に腸管からの尿酸排泄を、SLC2A9は腎臓での尿酸再吸収を制御しています。
2.2. SLC2A9 (GLUT9) 遺伝子:尿酸の「再吸収」を司る門番
もう一つの重要なキー遺伝子が、SLC2A9です。この遺伝子は、腎臓において尿酸の「再吸収」をコントロールする門番の役割を果たしています。私たちの体では、尿酸は一度、腎臓の糸球体というフィルターで血液中からろ過されます。しかし、その多くは尿細管という場所でSLC2A9などのトランスポーターによって再び血液中に回収(再吸収)されます。SLC2A9の働きが活発なタイプの遺伝子多型を持つ人は、尿酸をより多く再吸収してしまうため、結果的に血清尿酸値が高くなる傾向があります9。
国際的なレビュー論文でも、SLC2A9とABCG2は、高尿酸血症および痛風の遺伝的背景を説明する上で最も重要な2大遺伝子として位置づけられています。
2.3. その他の関連遺伝子と最新の研究動向
ABCG2やSLC2A9以外にも、GCKRやSLC22A12(URAT1として知られ、尿酸排泄促進薬のターゲットです)など、尿酸値に関連する遺伝子は多数見つかっています。さらに、前述の松尾教授らによる日本人GWASでは、これまで知られていなかった新規の痛風関連遺伝子座(PIBF1, ACSM2Bなど)も特定され、痛風が病型(腎負荷型、排泄低下型など)によって関わる遺伝子が異なる可能性も示唆されています31011。これらの研究は、将来的に個人の遺伝情報に基づいた、より個別化された痛風治療へと繋がる可能性を秘めており、今後の発展が期待されます。
3. 日本の現状:データで見る痛風と遺伝的背景
日本において、痛風はもはや「贅沢病」ではなく、一般的な生活習慣病の一つとして広く認識されています。その背景には、食生活の変化と共に、本稿で解説してきたような日本人特有の遺伝的背景が深く関わっています。
3.1. 日本における痛風患者の急増
厚生労働省が実施している国民生活基礎調査によると、日本の痛風有病者数は年々増加傾向にあります。1986年には約25.5万人だった患者数は、2019年の調査では約125万人にまで達しており、この数十年間で約5倍に増加したことになります512。この驚異的な増加の背景には、肉食中心の欧米型食生活の普及やアルコール摂取量の増加といった環境要因が大きく影響していることは間違いありません。

図2: 日本における痛風有病者数の推移。厚生労働省のデータを基に作成。
3.2. 日本人の遺伝的特徴と高尿酸血症
しかし、患者数増加の要因は食生活の変化だけでは説明できません。前述の通り、日本人集団は尿酸排泄能力を低下させるABCG2遺伝子の機能低下型変異の保有率が、欧米人集団に比べて著しく高いことが科学的に証明されています34。つまり、日本人は遺伝的に尿酸が体内に溜まりやすい体質を持つ人が多く、そこに近年の食生活の欧米化という環境要因が加わったことで、痛風患者が爆発的に増加したと解釈するのが最も合理的です。この「遺伝的素因」と「環境要因」の相互作用こそが、現代日本の痛風問題を理解する上での核心部分と言えます。
4. 遺伝リスクを持つあなたのための究極の予防戦略
遺伝的リスクが高いという事実を知ることは、決して悲観的な宣告ではありません。むしろ、それは他人よりも早く、そして科学的に正しい対策を講じるべきだという「早期警告」です。ここでは、日本の臨床ガイドラインと最新のエビデンスに基づき、遺伝リスクを持つあなたが今日から実践できる究極の予防戦略を具体的に解説します。
4.1.【生活習慣編】科学的根拠に基づく食事と運動
生活習慣の改善は、痛風予防の基本であり、最も重要な柱です。日本痛風・尿酸核酸学会が策定した『高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン 第3版』でも、薬物治療と並行して生活指導の重要性が強調されています1。
食事療法:
- プリン体制限の正しい理解: 「痛風=プリン体」というイメージが強いですが、食事から摂取されるプリン体が体内の尿酸プールに占める割合は20%程度とされています13。プリン体を過度に恐れる必要はありませんが、ガイドラインでは1日の摂取目安量を400mgと定めています。特にレバー類、魚の干物、白子やあん肝といった極端にプリン体が多い食品は避けるべきです。
- 日本の食生活に特化した注意点:
- 積極的に摂取したい食品: 尿酸値を下げる可能性が複数の研究で報告されている食品もあります。低脂肪乳製品(牛乳やヨーグルト)、ビタミンCを豊富に含む野菜や果物、そしてコーヒーなどが挙げられます171819。これらをバランス良く食事に取り入れることが推奨されます。
飲酒:
- 「プリン体ゼロ」の罠: 近年、「プリン体ゼロ」や「糖質ゼロ」を謳う焼酎やウイスキーなどの蒸留酒が人気ですが、これが痛風に安全だというのは大きな誤解です。問題はプリン体の有無だけではありません。アルコールそのものが、体内で分解される際に尿酸の産生を促進し、さらに腎臓からの尿酸の排泄を抑制するという二重の悪影響を及ぼします2021。飲むお酒の種類に関わらず、アルコールの総量を減らすことが最も重要です。ガイドラインでは、1日の適量として日本酒なら1合、ビールなら500mL、ウイスキーなら60mLまでを目安としています。
運動療法:
- 推奨される運動と避けるべき運動: 適度な運動は肥満解消や代謝改善に繋がり、尿酸値を下げる効果が期待できます。特に、ウォーキングやジョギング、水泳といった有酸素運動が推奨されます。一方で注意が必要なのが、激しい筋力トレーニングなどの無酸素運動です。急激な運動は一時的に尿酸値を上昇させ、痛風発作の引き金になることがあるため、息が切れるほどの激しい運動は避け、継続可能な軽〜中等度の運動を習慣にすることが大切です1。
4.2.【医療編】知っておくべき最新の治療選択肢
生活習慣の改善だけで尿酸値が十分に下がらない場合や、既に痛風発作を起こしてしまった場合には、薬物治療が必要となります。治療方針は、日本のガイドライン1や、米国リウマチ学会(ACR)22、欧州リウマチ学会(EULAR)23といった国際的なガイドラインを基に、専門医が判断します。
薬物治療を開始すべき基準
日本痛風・尿酸核酸学会のガイドラインでは、以下の基準が示されています124。
- 痛風発作の既往がある場合: 血清尿酸値に関わらず、薬物治療の開始が推奨されます。
- 痛風発作の既往がない高尿酸血症の場合:
- 血清尿酸値が9.0mg/dL以上の場合、薬物治療の開始を考慮します。
- 血清尿酸値が8.0mg/dL以上で、高血圧、糖尿病、腎障害、心血管疾患などの合併症がある場合も、薬物治療の開始を考慮します。
治療薬の種類と選択
高尿酸血症の治療薬は、主に体質(病型)に応じて使い分けられます。
- 尿酸生成抑制薬(アロプリノール、フェブキソスタットなど): 体内での尿酸の産生そのものを抑える薬です。尿酸が過剰に作られる「産生過剰型」や、両方の特徴を持つ「混合型」の患者さんに主に用いられます。
- 尿酸排泄促進薬(ベンズブロマロン、プロベネシドなど): 腎臓からの尿酸の排泄を促す薬です。腎臓からの排泄能力が低下している「排泄低下型」の患者さんに主に用いられます。日本人はこのタイプが多いとされています。
鳥取大学の久留一郎教授が改訂委員長を務めたガイドライン第3版では、これらの薬剤を病型に応じて適切に選択することの重要性が述べられています25。
近年登場した新規薬剤
近年、選択的尿酸再吸収阻害薬(SURI)と呼ばれる新しいタイプの薬剤が登場しました。その一つであるドチヌラド(商品名:ユリス®錠)は、腎臓の尿細管で尿酸の再吸収に関わるトランスポーター(URAT1)を選択的に阻害することで、尿酸の排泄を強力に促進します。従来の薬剤に比べて効果が高い、あるいは副作用の懸念が少ないといった利点があり、治療の選択肢が広がっています。
痛風の遺伝子検査は臨床的に有効か?
現時点では、痛風の診断や治療方針の決定のために、ABCG2やSLC2A9などの遺伝子検査を日常診療で行うことは一般的ではありませんし、保険適用もされていません。遺伝子情報が個人の治療にどのように役立つかについては、まだ研究段階です。しかし将来的には、遺伝子情報に基づいて最も効果的で副作用の少ない薬剤を選択する「オーダーメイド医療」が実現することが期待されています。
5. まとめ:遺伝を知り、未来を変える
痛風と遺伝の関係を巡る科学の旅は、私たちにある明確な結論を示してくれます。それは、遺伝的素因は変えられないが、科学的根拠に基づいた生活習慣の最適化と適切な医療介入によって、痛風の発症リスクは大幅にコントロール可能である、という希望に満ちた事実です。親から受け継いだ遺伝子を嘆くのではなく、それを自らの体質を知るための貴重な情報として活かし、賢く付き合っていくことが、これからの時代を生きる私たちには求められています。
この記事を読み終えたあなたが、今日から始めるべき具体的なアクションプランを以下にまとめます。
- 食生活の見直し: プリン体の多い食品を避け、野菜や乳製品を積極的に摂りましょう。特に、アルコールの総量管理は最も重要です。
- 適切な運動習慣: ウォーキングなどの有酸素運動を週に数回、継続的に行い、適正体重を維持しましょう。
- 定期的な健康診断と専門医への相談: ご自身の尿酸値を把握し、基準値を超える場合は放置せず、かかりつけ医や専門医に相談してください。
あなたの遺伝子はあなたの運命を決定しません。あなたの知識と行動こそが、あなたの未来を創るのです。
よくある質問
Q1: 女性は痛風にならないのですか?遺伝の影響は男女で違いますか?
A1: 女性は痛風になりにくいですが、ならないわけではありません。女性ホルモン(エストロゲン)には腎臓からの尿酸排泄を促進する作用があるため、閉経前の女性の尿酸値は男性より低く保たれています。そのため、痛風患者の95%以上は男性です。しかし、閉経後は女性ホルモンが減少し、尿酸値が上昇しやすくなるため、痛風を発症する可能性があります。遺伝的素因の影響は男女ともに受けますが、女性ホルモンの影響で発症率に大きな差が出ていると考えられます。
Q2: 健康診断で尿酸値は正常範囲でしたが、足が痛みます。痛風の可能性はありますか?
A2: 可能性はゼロではありません。痛風発作は、血清尿酸値が急激に変動したときに起こりやすいとされています。そのため、発作が起きている最中は、尿酸値が一時的に正常範囲内に下がっていることがあります(発作間欠期)。足の親指の付け根などに激しい痛み、腫れ、赤みといった典型的な症状がある場合は、尿酸値の数値だけで自己判断せず、必ずリウマチ科や整形外科などの専門医を受診してください。他の病気(偽痛風や関節リウマチなど)の可能性もあります。
Q3: 痛風の遺伝子検査はどこで受けられますか?保険は適用されますか?
A3: 2025年現在、痛風の診断や治療目的での遺伝子検査は、一般の医療機関では行われておらず、健康保険も適用されません。一部の研究機関や、自費診療の遺伝子検査サービスを提供している企業で受けることは可能かもしれませんが、その結果が直ちに臨床的な判断に結びつくわけではないのが現状です。ご自身の遺伝的リスクに関心がある場合でも、まずは遺伝子検査よりも、健康診断でご自身の尿酸値を定期的にチェックし、生活習慣を見直すことが最も重要で現実的な対策となります。
結論
本稿では、高尿酸血症および痛風と遺伝に関する最新の科学的知見を、特に日本人特有の遺伝的背景に焦点を当てて包括的に解説しました。主要な感受性遺伝子であるABCG2やSLC2A9の機能から、日本の臨床ガイドラインに基づく具体的な予防・治療戦略に至るまで、読者が自らの遺伝的リスクを理解し、それを管理するための行動計画を立てるのに必要な情報を提供しました。遺伝は宿命ではなく、科学的知識をもって向き合うべき管理可能なリスク因子です。この記事が、遺伝への不安を抱える多くの人々にとって、自らの健康を主体的にコントロールするための一助となることを、JAPANESEHEALTH.ORG編集部一同、心より願っています。
ご自身の尿酸値や遺伝的リスクについて具体的な不安をお持ちの場合は、まずはかかりつけ医、またはお近くの内科、リウマチ科の専門医にご相談ください。日本痛風・尿酸核酸学会のウェブサイトでは、専門知識を持つ認定痛風医のリストも公開されています26。
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