この記事の科学的根拠
この記事は、入力された研究報告書で明示的に引用されている最高品質の医学的根拠にのみ基づいています。以下は、参照された実際の情報源と、提示された医学的指針との直接的な関連性を示したリストです。
- 複数のメタアナリシス (Journal of Human Hypertension, Journal of Ginseng Research, Current Vascular Pharmacology): 本記事における高麗人参の血圧への調整作用(特に危険な血圧上昇作用のリスクは低いこと、むしろ収縮期血圧を低下させる可能性)、および韓国紅参の有効性に関する記述は、これらの査読付き学術誌に掲載された複数のシステマティックレビューおよびメタアナリシスに基づいています234。
- 日本高血圧学会 (JSH): 日本の標準治療における高麗人参の位置づけに関する記述は、同学会が発行する「高血圧治療ガイドライン2019」に基づいています5。
- 国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所: 副作用や薬物相互作用に関する客観的な注意喚起は、同研究所が提供する「健康食品」の安全性・有効性情報に基づいています6。
- 厚生労働省 (MHLW): 日本における高血圧患者の現状に関する統計データは、同省が公表した最新の「患者調査」に基づいています1。
要点まとめ
- 最新の質の高い研究(メタアナリシス)によれば、高麗人参が危険なほど血圧を上げるという単純な説は否定されています。むしろ、収縮期血圧をわずかに低下させる可能性が示唆されています23。
- 血圧への良い影響に関する研究報告は、特に「韓国紅参(KRG)」に集中しています。製品を選ぶ際は、種類が重要な判断基準となります4。
- 高麗人参は、降圧薬を含む多くの医薬品と相互作用を起こす可能性があります。摂取を検討する場合は、自己判断は絶対に避け、必ず事前に主治医や薬剤師に相談することが最も重要です7。
- 日本の「高血圧治療ガイドライン」では、高麗人参は治療法として推奨されていません。あくまで標準治療を補う可能性のある選択肢であり、治療の基本は生活習慣の修正と処方薬です5。
高麗人参と高血圧の不安
「高麗人参は体に良いと聞く一方で、血圧が上がるかもしれない」と言われると、今すでに高血圧で治療中の方ほど不安が強くなってしまいますよね。せっかく生活習慣改善や降圧薬で頑張っているのに、健康食品ひとつで台無しになるのではないかと心配になるのは、ごく自然な気持ちです。また、ネット上の体験談や広告がバラバラのことを言っていると、何を信じてよいのか分からなくなり、「試してみたい気持ち」と「怖さ」の間で揺れ動く方も多いでしょう。まずは、その戸惑いや不安を抱えたまま迷っている自分を責める必要はありません。
このようなモヤモヤを整理するためには、「高麗人参そのものの科学的な証拠」と「高血圧という病気の全体像」をいったん切り分けて捉えることが大切です。本記事がまとめているメタアナリシスの内容を踏まえつつ、心血管疾患全体の中で高血圧がどのような位置付けにあるのかを理解すると、「何を優先し、どこまで高麗人参に期待すべきか」が見えやすくなります。心臓や血管の病気と高血圧の関係、標準治療の考え方については、まずは心血管疾患全体を俯瞰している心血管疾患の総合ガイドに目を通しておくと、今回の高麗人参の位置づけも理解しやすくなります。
そもそも「高麗人参は血圧を上げる」という通説は、古い情報や一部の体験談が独り歩きした可能性が高いことが、近年の研究から示されています。本記事で紹介されている2016年のメタアナリシスでは、多数のランダム化比較試験を統合した結果として、「全体として高麗人参は血圧に有意な悪影響を与えず、危険な血圧上昇は認められなかった」と結論づけられています。さらに、2022年のより新しいメタアナリシスでは、特に高血圧またはその前段階の人において、収縮期血圧が平均で数mmHg程度低下する可能性も報告されています。ただし、その効果は劇的ではなく、製品の種類や個人差によっても変わる「穏やかな調整作用」と捉えるのが妥当です。このような「エビデンスを統合して評価する姿勢」は、同じく天然由来の甘味料である羅漢果について安全性や使い方を整理している高血圧と羅漢果の解説にも共通しており、「天然だから安全」「逆に危険に違いない」といった極端なイメージから距離を置く助けになります。
では、実際に高麗人参を検討する前に、何から始めればよいのでしょうか。第一歩として重要なのは、「高麗人参を飲むかどうか」の前に、自分の高血圧が標準治療に沿ってしっかり管理できているかを確認することです。本記事でも、日本高血圧学会のガイドラインに基づく生活習慣の修正と降圧薬があくまで治療の土台であり、高麗人参はそれを補う位置づけに過ぎないことが繰り返し強調されています。食事・運動・薬物療法・目標血圧といった全体像は、高血圧患者のケアを体系的に整理した高血圧治療の完全ガイドで押さえておくと、主治医と相談するときにも「どこに高麗人参を組み込むべきか」が冷静に議論しやすくなります。
次のステップとして、高麗人参を実際に試す場合の「安全な使い方」を、あくまで補完的な選択肢として位置づけることが大切です。本記事が示すように、日本では高麗人参は医薬品ではなく健康食品であり、用量を守りつつ少量から始め、自宅での血圧測定や体調の変化を丁寧に観察する姿勢が欠かせません。また、短期間で劇的な効果を求めるのではなく、減塩や運動、体重管理といった基本的な生活習慣の一部として穏やかな変化を期待するくらいが現実的です。レモン水が「飲むだけで血圧が劇的に下がる魔法の飲み物」ではなく、バランスの取れた食生活の中で位置づけるべきだと解説しているレモンと高血圧の関係を扱うガイドと同様に、高麗人参も「基本対策を補う一要素」として捉えると、期待と現実のバランスが取りやすくなるでしょう。
一方で、忘れてはならないのが「薬との相互作用」と「副作用への備え」です。本記事でも強調されているように、高麗人参は降圧薬、抗凝固薬・抗血小板薬、血糖降下薬、一部の抗うつ薬(MAO阻害薬)などと作用が重なり、薬の効き方を強めたり弱めたりする可能性があります。また、不眠や頭痛、動悸、めまい、胃腸症状、血圧の変動といった副作用が報告されており、「めんけん反応」という名目で自己判断で様子を見ることは推奨できません。少しでもおかしいと感じたらすぐに中止し、血圧の記録を持って医師に相談することが、安全性を最優先するうえでの鉄則です。甘草を含む一部漢方薬が血圧上昇を招く偽アルドステロン症を起こし得るように、「天然=必ず安全」ではないという視点を常に忘れないようにしましょう。
高麗人参は、最新のメタアナリシスに基づけば「高血圧の人が絶対に避けるべき危険な存在」ではなく、条件が整えば穏やかな血圧低下をもたらす可能性も示されています。しかし、その効果はあくまで補助的であり、すべての人に当てはまる万能薬ではありません。まずは標準治療と生活習慣の見直しを土台にしたうえで、主治医や薬剤師とよく相談しながら、高麗人参を「安全性を最優先したオプション」として慎重に検討していくことが何より重要です。この一歩一歩の積み重ねが、将来の心血管イベントのリスクを着実に減らし、「安心して続けられる自分なりの高血圧対策」につながっていくはずです。
高麗人参と血圧:長年の「通説」と科学が導き出した「真実」
高麗人参と血圧の関係については、多くの情報が混在し、人々を混乱させてきました。ここでは、なぜ「血圧を上げる」という通説が広まったのか、そして最新の科学研究が示す「真実」は何かを解き明かします。
なぜ「高麗人参は血圧を上げる」と言われてきたのか?
「高麗人参は血圧を上げるため、高血圧の人は避けるべきだ」という見解は、長年にわたり広く信じられてきました8。この通説が広まった背景には、いくつかの要因が考えられます。第一に、古い情報や個人の体験談が科学的検証を経ずに広まったこと。第二に、一部の特殊な体質を持つ人が示した反応や、過剰摂取といった不適切な使用法による事例が一般化された可能性です。また、作用機序の一部として、高麗人参に含まれる特定の成分が短期的に交感神経を刺激し、心拍数を増加させることがあるため、これが血圧上昇につながると解釈された可能性も指摘されています。しかし、これらの見解は、高麗人参が持つ多面的な作用の全体像を捉えたものではないことが、近年の研究で明らかになりつつあります。
最新科学の結論:複数のメタアナリシスが示す「調整作用」
現代の根拠に基づく医療において、最も信頼性が高いとされるのが、複数の臨床試験の結果を統計的に統合・解析する「メタアナリシス」です。高麗人参と血圧に関する長年の論争に、これらの質の高い研究が重要な光を当てています。
まず、読者の最大の不安である「血圧上昇のリスク」について、2016年に権威ある医学誌『Journal of Human Hypertension』に掲載されたメタアナリシスが重要な結論を示しました。この研究は17のランダム化比較試験(RCT)を統合し、「全体として、高麗人参の摂取は血圧に対して有意な影響を与えず、懸念されるべき血圧上昇作用は見られない」と結論付けました2。これは、「高麗人参=危険」という単純な図式を否定する強力な科学的根拠となります。
さらに、科学の進歩はより踏み込んだ知見をもたらしました。2022年に『Journal of Ginseng Research』で発表された、23のRCTを含む、より新しいメタアナリシスでは、高麗人参の摂取が「収縮期血圧(上の血圧)を平均で3.23 mmHg有意に低下させる」という肯定的な結果が報告されました39。この効果は、特に高血圧またはその前段階にある人々で顕著に見られたとされています。
これら二つの研究結果は、一見すると矛盾しているように見えるかもしれません。しかし、これは研究の矛盾ではなく、科学の進歩そのものです。研究データが蓄積され、解析の精度が上がることで、より特定の条件下での効果が明らかになってきたのです。重要なのは、これらの質の高い研究に一貫している事実、すなわち**「高麗人参が危険なほど血圧を著しく上げるという単純な説は、現代科学によって否定されている」**ということです。むしろ、血圧に対しては中立的、あるいは穏やかに調整する方向へ作用する可能性が示唆されています。
どの高麗人参を選ぶべきか?種類と効果の違い
「高麗人参」と一括りにされますが、実は加工法によって種類が異なり、それが効果の違いにも影響を与えることが分かっています。科学的根拠に基づいた製品選びのために、その違いを理解することが重要です。
「高麗人参」は一つではない:紅参、白参、ジンセノサイドとは
一般に高麗人参(学名:Panax ginseng)は、加工法の違いによって主に二種類に大別されます。一つは、収穫した生の人参をそのまま乾燥させた「白参(はくじん)」。もう一つは、皮を剥かずに蒸してから乾燥させた「紅参(こうじん)」です。この蒸す工程で、高麗人参の主要な有効成分である「ジンセノサイド」と呼ばれるサポニン群の化学構造が変化し、種類や量が変わることが知られています。このジンセノサイドの組成の違いが、紅参と白参の作用の違いを生む主な理由と考えられています10。
血圧への効果が期待されるのは「韓国紅参(KRG)」
血圧に対する効果を検証した研究において、特に注目されているのが「韓国紅参(Korean Red Ginseng, KRG)」です。2017年に学術誌『Current Vascular Pharmacology』で発表されたメタアナリシスは、この韓国紅参に焦点を当てて分析を行いました。その結果、9つのRCTを統合した解析から、韓国紅参の摂取は、長期的および急性の両方で血圧を低下させるという肯定的なエビデンスが報告されました4。
この研究は、高麗人参の中でも特に紅参が、血管内皮機能を改善し、血管を拡張させる一酸化窒素(NO)の産生を促進することなど、複数のメカニズムを介して血圧に好ましい影響を与える可能性を示唆しています11。一方で、白参や他の種類の人参(アメリカ人参など)については、血圧降下作用に関する同等レベルの質の高いエビデンスが、現時点では不足しているのが実情です。したがって、もし高血圧への影響を期待して高麗人参の利用を検討する場合、科学的根拠という観点からは、研究報告が比較的豊富な**「紅参」**製品が、より合理的な選択肢と言えるでしょう。
【最重要】安全な摂取のための絶対的ルール
高麗人参の利用を検討する上で、その効果以上に優先されなければならないのが「安全性」です。特に高血圧の治療を受けている方は、以下のルールを絶対に守ってください。
摂取を始める前に:必ず主治医に相談を
これが最も重要な大前提です。高麗人参は、あくまで日本の制度上では「健康食品」であり、病気の治療を目的とした「医薬品」ではありません。高血圧治療の基本は、日本高血圧学会が定めるガイドラインに基づく標準治療、すなわち生活習慣の修正(減塩、運動など)と、医師から処方された降圧薬の服用です512。
なぜ医師への相談が不可欠なのでしょうか。その理由は明確です。
- 薬との相互作用を確認するため:現在服用中の降圧薬やその他の薬との間で、予期せぬ相互作用を起こす危険性がないかを確認する必要があります。
- 健康状態の適合性を判断するため:あなたの腎機能や肝機能、その他の合併症の有無などを総合的に判断し、高麗人参の摂取が健康上問題ないかを医学的に評価してもらう必要があります。
自己判断での摂取は、これらの重要な確認を怠ることになり、深刻な健康被害につながる可能性があります。
薬物相互作用:降圧薬や他の薬を服用中の方は特に注意
高麗人参は、一部の薬物代謝酵素(CYP)の働きに影響を与える可能性があり、様々な医薬品の効果を強めたり弱めたりすることが報告されています。MSDマニュアルや国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所などの信頼できる情報源は、特に以下の薬剤との相互作用に注意を促しています713。
- 降圧薬:作用を強めて血圧が下がりすぎる可能性があります。
- 抗凝固薬・抗血小板薬(ワルファリンなど):これらの薬の作用を弱め、血栓のリスクを高める可能性や、逆に作用を強めて出血傾向を増大させる可能性の両方が指摘されています。
- 血糖降下薬(糖尿病治療薬):血糖値を下げすぎる低血糖のリスクがあります。
- MAO阻害薬(一部の抗うつ薬):頭痛や不眠、興奮といった副作用を増強する可能性があります。
これらはあくまで一例です。市販薬や他のサプリメントを含め、服用中の薬がある方は、必ず医師または薬剤師に相談してください。
副作用と初期症状:いつ摂取を中止すべきか
高麗人参は一般的に安全とされていますが、人によっては副作用が現れることがあります。国立健康・栄養研究所などが報告している一般的な副作用には、不眠、頭痛、動悸、めまい、胃腸障害(吐き気、下痢など)、血圧の変動などが含まれます6。一部で「めんけん反応(好転反応)」14と呼ばれる、摂取初期の一時的な体調変化が語られることもありますが、これを有害な副作用と区別することは専門家でも困難です。したがって、「軽微な変化であっても、不安を感じたり、症状が続いたりする場合は、直ちに摂取を中止し、医師に相談すること」が、安全を確保する上で最も賢明な対応です。
推奨される摂取量と期間
研究で使用される摂取量は様々ですが、製品によって有効成分の含有量が大きく異なるため、一概に「何グラムが安全」と断定することはできません。最も重要なのは、**製品のパッケージに記載されているメーカー推奨の摂取量を厳守すること**です。多く摂取すれば効果が高まるわけではなく、むしろ副作用のリスクを高めるだけです。「少量から始め、ご自身の体調や血圧の変化を注意深く観察すること」を強く推奨します。
日本の医療現場における高麗人参の位置づけ
国際的な研究動向を理解すると同時に、日本の医療現場で高麗人参がどのように位置づけられているかを知ることは、適切な判断のために不可欠です。
最も重要な事実として、「日本高血圧学会が発行する『高血圧治療ガイドライン2019』において、高麗人参は高血圧の治療法として推奨されていません」5。これは、現時点では、日本の高血圧治療の専門家たちが、全ての人に一律に推奨できるほどの質の高い科学的根拠が確立されていないと判断していることを意味します。
また、同ガイドラインでは、漢方薬全体について、一部の製剤に含まれる甘草(カンゾウ)が偽アルドステロン症という血圧上昇をきたす副作用を引き起こす可能性があるとして、注意喚起がなされています15。これは高麗人参とは直接関係ありませんが、天然由来のものが全て安全とは限らないという重要な教訓を示しています。
結論として、日本の標準治療において、高麗人参は治療の根幹をなす降圧薬に代わるものではなく、あくまで個人の判断で使用を検討する「補完的な選択肢」の一つと位置づけられています。その利用にあたっては、標準治療を疎かにしないことが大前提となります。
よくある質問
血圧の薬を飲んでいれば、高麗人参は不要ですか?
はい、その通りです。高血圧治療の最優先事項は、医師から処方された標準治療薬(降圧薬)を指示通りに服用し、血圧を適切に管理することです。高麗人参は治療薬の代替には決してなりません。まずは主治医の治療方針に従ってください。
どの製品を選べば良いですか?
もし医師と相談の上で試すのであれば、血圧への効果に関する科学的エビデンスが比較的豊富な「紅参」製品で、有効成分であるジンセノサイドの含有量が明確に記載されている、信頼できるメーカーのものを選ぶことを推奨します。ただし、これは効果を保証するものではないことをご理解ください。
飲み始めてから血圧が少し上がった気がします。
直ちに摂取を中止してください。そして、家庭での血圧測定を毎日行い、その記録を持って主治医にご相談ください。自己判断で飲み続けることは、予期せぬリスクを伴うため絶対に避けてください。
結論
高麗人参、特に韓国紅参は、一部の質の高い研究において、高血圧に対して好ましい影響を与える可能性を示唆するデータが存在します34。長年懸念されてきた「血圧を著しく上げる」というリスクは、現代の科学的根拠によれば低いと考えられます2。しかし、その効果は万人に共通するものではなく、薬物との相互作用や副作用のリスクも存在するため、手放しで推奨できるものではありません。
結論として、高血圧をお持ちの方が心に留めておくべき最も重要なことは、**「標準治療を最優先し、いかなる健康食品を利用する場合も、必ず事前に主治医や薬剤師に相談の上で、安全性を第一に考えて慎重に検討すること」**です。自己判断での安易な使用は、予期せぬ健康被害を招く可能性があるため、絶対に避けるべきであると、JAPANESEHEALTH.ORG編集部は強く結論付けます。この記事で得た科学的根拠に基づいた知識が、あなたと主治医との間の、より質の高いコミュニケーションのために役立つことを願っています。
免責事項本記事は、医学的知識や健康に関する情報提供を目的としたものであり、専門的な医学的アドバイス、診断、治療に代わるものではありません。ご自身の健康状態や治療に関する決定を行う際には、必ず資格を有する医療専門家にご相談ください。
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