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変形性膝関節症のサイン5つ|受診の目安が60秒でわかるセルフチェック

変形性膝関節症の主なサインは5つ。済生会(2023年)が挙げる項目に答えると、受診の目安が約60秒でわかります。

「立ち上がるとき、歩き始め、階段の下りで膝が痛む」「何となく膝に違和感がある」 — 済生会が挙げる60歳を超えた女性の注意点に答えるだけ。一度すり減った軟骨は自然に治らないからこそ、早めの気づきが大切です。

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9問・約60秒 ・ 登録不要・無料 ・ 結果は受診の目安
回答に合わせて、必要な質問だけをお聞きします

※ 本チェックは医師の診断に代わるものではありません。判断に迷う症状や強い症状があるときは、医療機関にご相談ください。

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済生会は、変形性膝関節症について「中年以降は症状の有無にかかわらず25〜40%が罹患しているといわれ」ているとしています。

済生会は、60歳を超えた女性の注意点として「立ち上がるとき、歩き始め、階段の下りで膝の痛みを感じる」など4つの症状を挙げています。

済生会は、外科的治療について「膝周囲骨切り術」「人工関節置換術」という2つの手術方法を挙げています。

このページのセルフチェックは、済生会が挙げる60歳を超えた女性の注意点に沿って、当てはまる症状を数え、受診の目安を出します。

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このセルフチェックでわかること

立ち上がるときの痛み、違和感、重だるさ、腫れぼったさ、可動域の制限、関節の変形 — 済生会が挙げる症状に沿って当てはまる数を数え、受診の目安を確認できます。診断ではありません。

こんな症状のときに使えます

  • 立ち上がるとき、歩き始め、階段の下りで膝が痛む
  • 何となく膝に違和感がある
  • 膝が重い感じがする、腫れぼったい
  • 痛みが増えてきた、曲げ伸ばしがしにくい
  • 膝の形がO脚やX脚のように変わってきた
  • 杖などの補助具がないと歩けないほど不安定(この場合は早めの受診を)

受診の目安の考え方

① 変形性膝関節症はこんな病気

済生会は「変形性膝関節症は膝関節に痛みが生じる高齢者の代表的な病気で、女性に多いという特徴があります」とし、「膝関節表面の軟骨が月単位、年単位という長い年月をかけて少しずつすり減ることで、関節の変形や症状が徐々に出現します」としています。「一度すり減った軟骨は自然に治ることはありません」とも述べています。

② 原因のわかる「二次性」とわからない「一次性」があります

済生会は「病気やけがなどの明らかな原因のない『一次性変形性膝関節症』と、先天異常、代謝性疾患、外傷(膝の骨折や靭帯・半月板の損傷)後など原因が明らかな『二次性変形性膝関節症』があります」とし、「多くは、年齢とともに膝関節に負担がかかり軟骨がすり減る『一次性』です」としています。

③ 初期の痛みは「立ち上がるとき」「階段の下り」です

済生会は「膝関節は立ち上がるときや歩くときに体重がかかるため、運動開始時、長時間歩行時、階段昇降時などに、膝に痛みが生じます」とし、「初期の症状としては、階段昇降時(特に下り)、立ち上がり動作時の痛みが挙げられます」としています。「初期のうちは、しばらく安静にすることで痛みが治まりますが、一般的には徐々に悪化していきます」とも述べています。

④ 進行すると、関節が変形し歩行が不安定になります

済生会は「進行すると関節の変形(O脚が多いですが、X脚になる患者さんもいます)が徐々に進み、痛みの増悪、可動域の減少、歩行障害を起こします」とし、「関節の変形がさらに進行すると、膝関節の靭帯のバランスが悪くなり、筋力の低下も加わって、膝がぐらぐらした不安定な状態になります」としています。「歩行には杖やシルバーカーなどの補助具が必要になり、日常生活に支障が出るようになります」とも述べています。

⑤ 検査はX線とMRIで行います

済生会は「X線検査が一般的で、関節変形の程度や軟骨摩耗(軟骨のすり減り)の評価を行ないます」とし、「関節面が不整になる、関節の隙間が狭くなる、本来はない場所に骨ができてくる骨棘(こつきょく)があるなどの所見がみられます」としています。「MRI検査では、軟骨に加えて半月板や靭帯の評価も行なうことができます」とも述べています。

⑥ 治療は保存療法から始め、手術に進むこともあります

済生会は「まずは保存的治療(手術以外の治療方法)を行ないます」とし、「日常生活の指導、痛みを和らげる薬や湿布・塗り薬など外用薬の使用、ヒアルロン酸などの関節内注射、足底板やサポーターを使用した装具療法」などを挙げています。「症状の進行に伴い保存療法の効果は低下していきます。自覚症状が強く、日常生活での支障が大きければ外科的治療(手術)の適用となります」とし、「膝周囲骨切り術」「人工関節置換術」という手術方法を挙げています。

⑦ 出どころについて — 正直に申し上げること

このページの症状・検査・治療の記述は、社会福祉法人恩賜財団 済生会「症状別病気解説」の変形性膝関節症のページによります。参照したページには2023.08.02 公開と記載されています。なお済生会は「変形性膝関節症の患者さんは骨粗鬆症や腰部脊柱管狭窄症、変形性腰椎症をはじめ、他部位の変形性関節症を併存していることが多く」としており、このセルフチェックは他の病気の可能性を除外するものではありません。当てはまる項目が多いことは、変形性膝関節症であることを意味しません。

変形性膝関節症は何科を受診すればいいですか?

済生会は「症状が現れるまで長い時間がかかる病気ですので、定期的に整形外科を受診して、診察やX線検査を受けることも大切です」としています。

手術以外の治療法はありますか?

済生会は「まずは保存的治療(手術以外の治療方法)を行ないます」とし、日常生活の指導、外用薬、ヒアルロン酸注射、装具療法、リハビリテーションなどを挙げています。

手術にはどんな種類がありますか?

済生会は「手術には『膝周囲骨切り術』『人工関節置換術』などがあります」とし、「人工膝関節置換術は比較的短期間で症状が改善し、長期的にも良好な状態を維持できます」としています。

予防のためにできる運動はありますか?

済生会は「大腿四頭筋(だいたいしとうきん)訓練などの運動療法、ウォーキングなど無理のない運動を継続することを心がけ」としており、「水中ウォーキングなど水中での運動は、膝関節に負担をかけず効率的に膝関節周辺の筋力訓練を行なうことが可能」としています。

避けたほうがいい動作はありますか?

済生会は「重いものを長時間持つことや中腰での作業などは、膝関節への負担が大きいので避けるようにしましょう」としています。

ロコモティブシンドロームとはどんな関係がありますか?

済生会は「変形性膝関節症もロコモティブシンドロームの原因の一つと考えられています」とし、「ロコチェックやロコモ度テストで容易に判定することができます」としています。

変形性膝関節症について詳しく読む

くわしい解説は 膝の痛みの原因と変形性膝関節症の全治療法 をご覧ください。

結果に関わらず、すぐに救急を考える症状

こんなときは、結果に関わらずすぐに救急要請(119)を
  • 強い胸の痛み・締めつけが続く/冷や汗を伴う
  • 息が苦しくて横になれない・会話ができないほど苦しい
  • 意識がもうろうとする・けいれん・呼びかけに反応が鈍い
  • ろれつが回らない・片側の手足が動かない・顔がゆがむ
  • 大量の出血、吐血・下血が続く
判断に迷うときは救急安心センター事業「#7119」(対応地域)に、15歳未満のお子さんについては子ども医療電話相談「♯8000」(主に休日・夜間)にご相談ください。

よくある質問

変形性膝関節症とはどんな病気ですか?
済生会は「膝関節表面の軟骨が月単位、年単位という長い年月をかけて少しずつすり減ることで、関節の変形や症状が徐々に出現します」としています。
軟骨は元に戻りますか?
済生会は「一度すり減った軟骨は自然に治ることはありません」としています。
どのくらいの人がかかっていますか?
済生会は「中年以降は症状の有無にかかわらず25〜40%が罹患しているといわれ」ているとしています。
初期にはどんな痛みが出ますか?
済生会は「初期の症状としては、階段昇降時(特に下り)、立ち上がり動作時の痛みが挙げられます」としています。
検査は何をしますか?
済生会は「X線検査が一般的で、関節変形の程度や軟骨摩耗(軟骨のすり減り)の評価を行ないます」とし、必要に応じてMRI検査も行うとしています。
料金や会員登録は必要ですか?
無料で、会員登録は必要ありません。回答内容をアカウントに保存したり、第三者に渡したりすることはありません。
結果はどのくらい信頼できますか?
これは診断ではなく、当てはまった項目から受診の目安を機械的に示すものです。変形性膝関節症の有無を判定することはできません。

参考にした情報

社会福祉法人恩賜財団 済生会「変形性膝関節症 (へんけいせいひざかんせつしょう)とは(2023.08.02 公開)」(2026年8月4日参照)

最終更新:2026年8月4日
本ページは医療者による個別の診断・治療に代わるものではありません。判断に迷う症状や強い症状があるときは、 医療機関にご相談ください。

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