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胃潰瘍のサイン4つ|受診の目安が60秒でわかるセルフチェック

胃潰瘍の主なサインは「上腹部を中心とした腹痛」「背部痛」「もたれ感」など4つ。済生会(2014年)が挙げる項目に答えると、受診の目安が約60秒でわかります。

「上腹部を中心とした腹痛」「背部痛」「もたれ感」 — 済生会が胃潰瘍の症状として挙げる項目に答えるだけ。放置すると出血や穿孔で救急受診になることもあります。

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9問・約60秒 ・ 登録不要・無料 ・ 結果は受診の目安
回答に合わせて、必要な質問だけをお聞きします

※ 本チェックは医師の診断に代わるものではありません。判断に迷う症状や強い症状があるときは、医療機関にご相談ください。

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済生会は、胃潰瘍の治療について「粘膜を保護する1~3種類の胃薬を数週間内服します」としています。

済生会は、出血を伴うなど重症の場合「状態によりますが始めの1週間程度は入院が必要なこともあります」と説明しています。

済生会は、ピロリ菌の除菌治療について「P-CABと抗生剤の2剤を1週間朝と晩に内服する」方法が効果的だとしています。

このページのセルフチェックは、済生会が胃潰瘍の症状として挙げる項目に沿って4つのサインを数え、受診の目安を出します。

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このセルフチェックでわかること

上腹部の腹痛、背中の痛み、吐き気やもたれ感、お腹の張り — 済生会が胃潰瘍の症状として挙げる項目に沿って当てはまる数を数え、受診の目安を確認できます。診断ではありません。

こんな症状のときに使えます

  • 上腹部を中心に腹痛や違和感がある
  • 背中が痛む
  • 吐き気がある、胃がもたれる
  • お腹が張る感じがある
  • 健診で「胃炎」「胃が荒れている」と言われたことがある、または家族に胃潰瘍・胃がんの人がいる
  • 吐血した・黒っぽいタール状の便が続く(この場合は救急)

受診の目安の考え方

① 胃潰瘍は「粘膜の傷が深いところまで達した状態」

済生会は「胃潰瘍とは、何らかの理由で胃の粘膜に傷がついた後、胃酸などの攻撃によって穴が開き、傷が粘膜の下にある粘膜下層や筋層などといった深いところまで達して、胃の壁の内側にくぼみ状の病変(潰瘍=かいよう)を生じた状態をいいます」としています。単なる胃の荒れとは異なり、傷が深い層まで届いている状態です。

② 原因の多くはピロリ菌とNSAID

済生会は、潰瘍をきたす原因として「幼少時から胃の中に住みつき、持続的に胃の粘膜を障害するピロリ菌や、NSAIDといわれる鎮痛解熱薬などによるものがあります」とし、「そのほか、ストレス、刺激物の過剰摂取や暴飲暴食、胃腸炎などに伴う細菌・ウイルス感染、過労などが挙げられます」としています。

③ 症状は「腹部中心の不快感・違和感」

済生会は症状について「主に上腹部を中心とした腹痛、背部痛、吐き気、もたれ感、腹部膨満感などです」としています。出血を伴う場合は「吐血したり、黒色の便やタール便(コールタールのように真っ黒な便)が認められたりします」としており、この状態は緊急性が高い症状です。

④ 放置すると「胃に穴が開く」ことがある

済生会は「胃潰瘍は放置すると、しばしば巨大な潰瘍になって胃に穴が開き(胃潰瘍穿孔)、腹膜炎を起こします」とし、「そうなると手術が必要になる場合があるほか、潰瘍の部位に血管がある場合は、多量に出血して吐血・下血します」と説明しています。「その結果、出血多量によって血圧が低下し、ふらついて意識もうろうとなり、ショック状態で救急受診を余儀なくされることもよくあるため、非常に危険です」としています。

⑤ 「胃炎」の既往や家族歴はピロリ菌のサインかもしれません

済生会は、健康診断などで「胃炎」「胃が荒れている」と言われたことがある人、または血縁・同居の家族に胃潰瘍や胃がんといった胃の病気がある人について「胃の中にピロリ菌がいる可能性があります」とし、「その場合、胃・十二指腸潰瘍、胃がんなどができやすいといわれています」「胃カメラや胃透視などの定期的な胃の検査をお勧めします」としています。

⑥ 抗血栓薬を飲んでいる人は特に注意

済生会は「胃が荒れやすい方や、脳血管障害・虚血性心疾患・不整脈といった治療のために血をサラサラにする薬(抗血栓薬)などを飲まれている方は、予防的にPPIやH2ブロッカーなどの胃酸を抑える薬や粘膜保護剤などを定期的に服用することが望まれます」としています。自己判断で薬をやめず、担当医に相談することが大切です。あわせて済生会は「日頃から喫煙・飲酒・暴飲暴食を避け、充分休養を取って胃腸にストレスをかけない生活を心がけることが基本です」ともしています。

⑦ 出どころについて — 正直に申し上げること

このページの症状・原因・治療の記述は、社会福祉法人恩賜財団 済生会「症状別病気解説」の胃潰瘍のページによります。同ページは2014年9月3日に公開され、2025年5月27日に更新されたものです。掲載されている解説者の所属・役職は本ページ公開当時のものであり、済生会は「異動等により変わる場合もありますので、ご了承ください」としています。なお、このセルフチェックの結果が実際の診断とどの程度一致するかを検証したデータは見当たりませんでした。当てはまる数が多いことは、胃潰瘍があることを意味しません。

胃潰瘍は何科を受診すればいいですか?

済生会は「まず近くの病院(可能ならば消化器科・胃腸科)を受診し、診察や胃カメラ、血液検査などを早めに受けてください」としています。

胃潰瘍の原因はピロリ菌だけですか?

済生会は「潰瘍をきたす原因としては、幼少時から胃の中に住みつき、持続的に胃の粘膜を障害するピロリ菌や、NSAIDといわれる鎮痛解熱薬などによるものがあります」とし、ストレスや刺激物の過剰摂取、暴飲暴食、胃腸炎に伴う感染、過労も挙げています。

入院が必要になることはありますか?

済生会は「腹痛や貧血などの症状が強い場合や、潰瘍が大きい場合、出血を伴う場合などは、数日間絶食して点滴治療を行ないます」とし、「状態によりますが始めの1週間程度は入院が必要なこともあります」としています。

黒っぽい便が出ました。様子を見てもいいですか?

済生会は、黒色の便やタール便を出血を示す症状として挙げており、「腹痛や腹部不快感、黒っぽい便が出るなどの症状が見られる場合は、まず近くの病院を受診し」早めに検査を受けるよう案内しています。様子見はすすめられていません。

ピロリ菌の除菌治療はどのように行いますか?

済生会は「P-CABと抗生剤の2剤を1週間朝と晩に内服するピロリ菌の除菌治療を、若いうちに受けておくことが効果的です」としています。

塩分の多い食事は胃潰瘍によくないですか?

済生会は「過度の食塩摂取は、胃の表面を守っている粘液を減らして胃によくないといわれているので、避けた方がよいでしょう」としています。

胃潰瘍について詳しく読む

くわしい解説は 胃潰瘍のすべて:原因から最新治療薬、食事療法まで徹底解説 をご覧ください。

結果に関わらず、すぐに救急を考える症状

こんなときは、結果に関わらずすぐに救急要請(119)を
  • 強い胸の痛み・締めつけが続く/冷や汗を伴う
  • 息が苦しくて横になれない・会話ができないほど苦しい
  • 意識がもうろうとする・けいれん・呼びかけに反応が鈍い
  • ろれつが回らない・片側の手足が動かない・顔がゆがむ
  • 大量の出血、吐血・下血が続く
判断に迷うときは救急安心センター事業「#7119」(対応地域)に、15歳未満のお子さんについては子ども医療電話相談「♯8000」(主に休日・夜間)にご相談ください。

よくある質問

胃潰瘍は自然に治りますか?
済生会は、症状が軽い場合は胃酸を抑える薬や粘膜を保護する薬を「数週間内服します」としています。自然に治るとは述べておらず、治療が前提とされています。
痛みがなければ心配ありませんか?
済生会は、胃潰瘍の症状として腹痛のほか背部痛、吐き気、もたれ感、腹部膨満感を挙げており、出血をきたせば吐血や黒色便が現れるとしています。
どんな検査を受けますか?
済生会は「胃カメラや胃透視(バリウムを飲んで胃内部をレントゲンで撮影する検査)、CT検査、血液検査などを行ないます」としています。
手術が必要になることはありますか?
済生会は、放置して胃に穴が開いた場合(胃潰瘍穿孔)、腹膜炎を起こし「手術が必要になる場合があるほか」出血が多いと救急受診が必要になるとしています。
内視鏡で止血できますか?
済生会は「胃カメラで確認しながら、出血部の血管を焼きつぶしたり、出血部位をクリップと呼ばれる小さな金具で縛ったりするなどの止血処置を行ないます」としています。
料金や会員登録は必要ですか?
無料で、会員登録は必要ありません。回答内容をアカウントに保存したり、第三者に渡したりすることはありません。
結果はどのくらい信頼できますか?
これは診断ではなく、当てはまった項目から受診の目安を機械的に示すものです。胃潰瘍の有無を判定することはできません。

参考にした情報

社会福祉法人恩賜財団 済生会「胃潰瘍 (いかいよう)とは(公開日:2014年9月3日/更新日:2025年5月27日)」(2026年8月4日参照)

最終更新:2026年8月4日
本ページは医療者による個別の診断・治療に代わるものではありません。判断に迷う症状や強い症状があるときは、 医療機関にご相談ください。

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