C型肝炎のリスク要因4つ|検査の目安が60秒でわかるセルフチェック
C型肝炎の主なリスク要因は「注射器を共有したことがある」など4つ。済生会(2019年)が挙げる項目に答えると、受診の目安が約60秒でわかります。
「注射器を共有したことがある」「入れ墨や鍼灸で器具の衛生に不安がある」「過去に輸血を受けた」——済生会が挙げる感染経路に答えるだけ。C型肝炎は「慢性肝炎の段階で目立った症状はみられません」とされ、気づくきっかけは感染経路の心当たりだけのことがあります。
チェックを始める8問・約60秒 ・ 登録不要・無料 ・ 結果は受診の目安
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※ 本チェックは医師の診断に代わるものではありません。判断に迷う症状や強い症状があるときは、医療機関にご相談ください。
済生会は「HCVに感染すると、30%の患者さんは自然治癒しますが、70%は感染が持続して慢性肝炎となります」と説明しています。
済生会によれば、2014年に登場した治療薬(DAA)は「ウイルス排除率が95%前後と高く副作用も少ない」とされています。
済生会は「慢性肝炎が続くと肝臓の細胞が壊れて肝硬変に進行し、初感染後30〜40年で肝がんを発症します」としています。
このページのセルフチェックは、済生会が挙げるC型肝炎の主な感染経路に沿って、検査の目安を出します。
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このセルフチェックでわかること
注射器の共有歴、入れ墨・鍼灸の衛生状態、過去の輸血歴、糖尿病や脂肪肝などの関連疾患——済生会が挙げる感染経路・関連事項に沿って当てはまる数を数え、検査の目安を確認できます。診断ではありません。
こんな症状のときに使えます
- 覚醒剤の注射などで注射器や注射針を共有したことがある
- 入れ墨や鍼灸を受け、器具の衛生状態に不安がある
- 過去に輸血を受けたことがある
- 糖尿病・脂肪肝・心臓の異常を指摘されたことがある
- 意識がもうろうとしている、吐血や黒い便が続いている(この場合は救急)
受診の目安の考え方
① C型肝炎は、かつて「原因不明の肝炎」でした
済生会は「以前は、“A型でもB型でもない原因不明の肝炎”だったので『非A非B型肝炎』として分類されていましたが、1989年に米国の研究グループによりHCVが原因だと判明しました」としています。「HCVは主に血液を介し感染します」とも述べています。さらに「近年では内服のみの直接的抗ウイルス薬が登場し、劇的に治療効果が改善しています」とも説明しています。
② 感染した人の7割が、慢性化します
済生会は「HCVに感染すると、30%の患者さんは自然治癒しますが、70%は感染が持続して慢性肝炎となります」としています。感染した人の多くが、自覚のないまま慢性肝炎の状態で経過することになります。
③ 慢性肝炎が続くと、数十年かけて肝硬変・肝がんに進みます
済生会は「慢性肝炎が続くと肝臓の細胞が壊れて肝硬変に進行し、初感染後30〜40年で肝がんを発症します」としています。さらに「肝硬変の状態では血液の流れが悪くなり、食道や胃に静脈瘤(静脈にできるこぶ)が発生しやすくなります。また、肝臓で処理できなくなったアンモニアが脳にたまり、昏睡をもたらすこともあります(肝性脳症)」と説明しています。これらはいずれも、肝硬変によって引き起こされる重篤な合併症とされています。
④ 肝臓以外の病気とも関連しています
済生会は「C型肝炎はほかにも糖尿病や脂肪肝、心筋障害などさまざまな疾患と関連していることが分かっています」としています。肝臓の病気にとどまらず、全身の健康状態に関わる可能性がある病気とされています。
⑤ 治療は、この数年で大きく変わりました
済生会は「従来はインターフェロンというたんぱく質を注射する治療法を取っていましたが、治療効果は不十分で、うつ病や間質性肺炎、甲状腺機能低下、発熱、倦怠感などの副作用がありました。そのため、特に高齢の方や他の病気を有する患者さんへの継続的な治療が困難でした」としています。「ところが、2014年に登場した治療薬(Direct Acting Antivirals: DAA)はウイルス排除率が95%前後と高く副作用も少ないため、多くのC型肝炎患者さんの治療が可能となってきています」とも述べています。
⑥ 慢性肝炎の段階では、症状がほとんどありません
済生会は「肝硬変に進行するとさまざまな症状が現れますが、慢性肝炎の段階で目立った症状はみられません。よって、早期発見するためには、保健所や各自治体での肝炎ウイルス検診などでHCV抗体を測定する必要があります」としています。さらに「C型肝炎由来の肝硬変や肝がんの予防には、まずHCV抗体検査を受けること、そして陽性を指摘された場合には必ず病院でHCV核酸定量検査を受けることが必要です」とも説明しています。
⑦ 出どころについて
このページの記述は、社会福祉法人恩賜財団済生会「症状別病気解説」のC型肝炎のページ(2019年2月14日公開)によります。このセルフチェックの結果が実際の感染判定とどの程度一致するかを検証したデータは見当たりませんでした。当てはまる数が多いことは、感染していることを意味しません。
C型肝炎にワクチンはありますか?
済生会は「C型肝炎は血液を介して感染します」としたうえで、「B型肝炎のようなワクチンの予防接種は存在しないため、感染予防のためには…感染が疑われる血液への接触を回避する必要があります」としています。
C型肝炎はどうやってうつりますか?
済生会は「感染経路としては、覚せい剤使用での注射器の使い回しや適切な消毒をしていない器具を用いた医療行為、入れ墨や鍼灸の針による事故などが挙げられます。母子感染や性交渉による感染もありますが、こちらはまれです」としています。血液を介した感染が中心であり、日常的な接触でうつる病気ではないとされています。
輸血でうつることはありますか?
済生会は「過去には輸血製剤を介した感染が多くありましたが、検査体制の確立により現在は心配ありません」としています。ただし検査体制が確立する前の時期に輸血を受けた場合は、一度HCV抗体検査を受けることが案内されています。感染経路としてはこのほかに、覚せい剤使用での注射器の使い回しや、適切な消毒をしていない器具を用いた医療行為も挙げられています。
HCV抗体検査はどこで受けられますか?
済生会は「保健所や各自治体での肝炎ウイルス検診などでHCV抗体を測定する必要があります」としています。
HCV抗体が陽性でした。次に何をすればいいですか?
済生会は「HCV抗体検査が陽性の場合は病院でHCV核酸定量検査を受け、こちらも陽性であればHCVに感染していると診断され、治療を受けることになります」としています。抗体検査だけでは確定診断にならず、核酸定量検査まで受ける必要があるとされています。
治療すれば、肝がんは防げますか?
済生会は「ウイルス排除が達成されれば、肝がんの発症は抑制され、患者さんの延命につながります」としています。DAA登場前は治療の選択肢が限られていましたが、現在は多くの患者がウイルス排除を目指せるようになったとされています。
C型肝炎について詳しく読む
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くわしい解説は C型肝炎のすべて:最新治療から医療費助成まで専門医が徹底解説 をご覧ください。
結果に関わらず、すぐに救急を考える症状
- 強い胸の痛み・締めつけが続く/冷や汗を伴う
- 息が苦しくて横になれない・会話ができないほど苦しい
- 意識がもうろうとする・けいれん・呼びかけに反応が鈍い
- ろれつが回らない・片側の手足が動かない・顔がゆがむ
- 大量の出血、吐血・下血が続く
よくある質問
C型肝炎に初期症状はありますか?
インターフェロン治療しかありませんか?
感染予防のために何に気をつければいいですか?
性交渉でうつりますか?
C型肝炎とB型肝炎は同じ検査で分かりますか?
料金や会員登録は必要ですか?
結果はどのくらい信頼できますか?
参考にした情報
社会福祉法人恩賜財団 済生会「C型肝炎 (公開日:2019年2月14日)」(2026年8月4日参照)最終更新:2026年8月4日
本ページは医療者による個別の診断・治療に代わるものではありません。判断に迷う症状や強い症状があるときは、
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