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腎盂腎炎のサイン4つ|受診の目安が60秒でわかるセルフチェック

腎盂腎炎の主なサインは「背中を殴られたような痛み」など4つ。済生会(2014年)が挙げる項目に答えると、受診の目安が約60秒でわかります。

「背中を殴られたような痛み」「夕方から朝方にかけての高熱」— 済生会が挙げる腎盂腎炎のサインに答えるだけ。膀胱炎との見分け方もわかります。

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9問・約60秒 ・ 登録不要・無料 ・ 結果は受診の目安
回答に合わせて、必要な質問だけをお聞きします

※ 本チェックは医師の診断に代わるものではありません。判断に迷う症状や強い症状があるときは、医療機関にご相談ください。

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済生会は、腎盂腎炎の発症しやすさの男女差について「腎盂腎炎は男性より女性の方が多く発症します」とし、その理由を「解剖学的に、尿道が男性より短いことと、膣・肛門が外尿道口と近いことなどが理由として挙げられます」としています。

済生会は、腎臓の大きさについて「握りこぶし一個半程度の大きさのソラマメのような形をした臓器です」としています。

済生会は、腎盂腎炎の一般的な経過について「1週間程度の安静と、抗生物質の投与で軽快する場合には心配ありません」としています。

このページのセルフチェックは、済生会が挙げる腎盂腎炎のサインに沿って4つの項目を数え、受診の目安を出します。

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このセルフチェックでわかること

夕方から朝方にかけての高熱、背中を殴られたような痛み、吐き気・嘔吐、排尿時の症状 — 済生会が挙げる腎盂腎炎の症状に沿って当てはまる数を数え、受診の目安を確認できます。診断ではありません。

こんな症状のときに使えます

  • 夕方から朝方にかけて熱が高くなる
  • 背中(腰より上)を殴られたような強い痛みがある
  • 吐き気や嘔吐がある
  • 排尿時の痛み、残尿感、頻尿、尿のにごりがある
  • 発熱が続いていて良くならない(この場合は急ぎ受診を)
  • 腎盂腎炎の疑いがあるのに安静にできていない(この場合は急ぎ受診を)

受診の目安の考え方

① 腎盂腎炎とは、腎臓の「尿の集め口」に細菌が入り込む病気です

済生会は「腎臓で作られた尿を集め、尿管へ送る部分を腎盂(じんう)と呼びます。その腎臓でバイ菌が増殖し、炎症が起こることが腎盂腎炎(じんうじんえん)です」としています。「多くの場合、細菌は尿道→膀胱→尿管→腎盂と、逆行性に体の中へ侵入します。感染の原因となる細菌にはさまざまなものがありますが、なかでも特に多いのが大腸菌です」とも述べています。

② 女性に多い理由が説明されています

済生会は「腎盂腎炎は男性より女性の方が多く発症します。これは解剖学的に、尿道が男性より短いことと、膣・肛門が外尿道口と近いことなどが理由として挙げられます。そのため、女性の場合は外陰部を清潔に保つことが重要となります」としています。

③ 膀胱炎との違いは「発熱の有無」です

済生会は「排尿時の痛み、残尿感、頻尿、尿の混濁など膀胱炎と同様の症状がありますが、膀胱炎では発熱をきたすことはないため、発熱がある場合は腎盂腎炎の可能性があります」としています。このチェックが排尿時の症状と発熱を分けて聞くのは、この一文があるためです。

④ 安静にしないと、全身に広がることがあります

済生会は「腎盂腎炎と診断された場合は、安静を保つことが重要です。無理をすると、菌血症(きんけつしょう)や敗血症という、全身に細菌が広がってしまう病気に発展し、重症化してしまいます」としています。

⑤ 繰り返す場合は、尿路の形の問題が隠れていることがあります

済生会は「尿管に尿路結石が詰まったり、尿管に腫瘍があったり、腎盂尿管移行部狭窄症や膀胱尿管移行部狭窄症といった先天的な奇形があるなど、尿管に狭いところがある場合は、腎盂腎炎の回復が遅れて再発を繰り返す要因となります」としています。また「膀胱尿管逆流症という先天性の奇形がある場合、腎盂腎炎を繰り返す要因となります…放置すると、逆流症性腎症をきたし、腎機能が廃絶してしまいます」とも述べています。

⑥ 発熱が続く場合は、緊急の処置が必要になることがあります

済生会は「発熱が継続して症状が改善しない場合には、緊急処置として体内に細い管を通し、腎盂にたまった膿を出す『尿管ステント留置術』や、背中から直接腎臓に細い管を留置する『経皮的腎瘻造設術』が必要となります」としています。

⑦ 出どころについて — 正直に申し上げること

このページの症状・原因・治療の記述は、社会福祉法人恩賜財団 済生会「症状別病気解説」の腎盂腎炎のページによります。参照したページには2014.06.25 公開・2025.08.28 更新と記載されています。ページ内には解説医師名が記載されていますが、済生会自身により「所属・役職は本ページ公開当時のものです。異動等により変わる場合もあります」との断り書きが付されています。なお、このセルフチェックの結果が実際の診断とどの程度一致するかを検証したデータは見当たりませんでした。当てはまる数が多いことは、腎盂腎炎があることを意味しません。

腎盂腎炎は何科を受診すればいいですか?

済生会は「そのような症状が見られたら、早めにかかりつけの医師、または泌尿器科を受診するようにしましょう」としています。

抗生剤を予防のために飲んでおいてもいいですか?

済生会は「膀胱炎や腎盂腎炎に対する予備薬や予防薬として抗生剤を漫然と使用する方がいますが、そうすると体内の常在菌のバランスが崩れ、抗生剤が効きにくい細菌へと変化する菌交代現象を起こし、重症化することとなります」としています。「膀胱炎や腎盂腎炎かなと感じたら、尿の検査を行ない、確定診断を受けてから治療をすることが重要です」とも述べています。

繰り返す場合は、どんな検査を受けますか?

済生会は「回復が遅れる場合や、腎盂腎炎を繰り返す場合には、泌尿器科で尿路の精密検査を受ける必要があります」としています。尿管の狭さや膀胱尿管逆流症などの先天的な要因がないか調べます。

膀胱尿管逆流症とはどんな病気ですか?

済生会は「通常、腎臓で作られた尿が膀胱まで運ばれると、尿管と膀胱にある逆流防止弁が働き、尿は腎臓へと逆流することはありません。しかし、逆流防止弁の働きが悪いと尿が逆流し、膀胱炎を起こすたびに腎盂腎炎を発症します」としています。治療には「膀胱尿管新吻合(ふんごう)術」や「Deflux(デフラックス)注入療法」が挙げられています。

予防のためにできることはありますか?

済生会は「尿をしたいと感じたら早めにトイレに行くなど、排尿を我慢しない」「水分、お茶などをできるだけ飲むように心がける」としています。女性の場合はさらに「外陰部を清潔に保つ」「トイレットペーパーは前から後ろに拭くようにする」「セックスの後は陰部を清潔にし、早めに排尿する」ことを挙げています。

軽症ならどのくらいで治りますか?

済生会は「1週間程度の安静と、抗生物質の投与で軽快する場合には心配ありません」としています。

腎盂腎炎について詳しく読む

くわしい解説は 急性腎盂腎炎のすべて:症状チェック、原因、治療法、入院費用まで徹底解説 をご覧ください。

結果に関わらず、すぐに救急を考える症状

こんなときは、結果に関わらずすぐに救急要請(119)を
  • 強い胸の痛み・締めつけが続く/冷や汗を伴う
  • 息が苦しくて横になれない・会話ができないほど苦しい
  • 意識がもうろうとする・けいれん・呼びかけに反応が鈍い
  • ろれつが回らない・片側の手足が動かない・顔がゆがむ
  • 大量の出血、吐血・下血が続く
判断に迷うときは救急安心センター事業「#7119」(対応地域)に、15歳未満のお子さんについては子ども医療電話相談「♯8000」(主に休日・夜間)にご相談ください。

よくある質問

症状が1つもありませんでした。安心してよいですか?
参照したページに「無症状の腎盂腎炎」についての記載はありません。背中の痛みや発熱、排尿時の症状が出てきた場合は受診をご検討ください。
熱はないのですが、排尿時に痛みがあります。腎盂腎炎ですか?
済生会は「排尿時の痛み、残尿感、頻尿、尿の混濁など膀胱炎と同様の症状がありますが、膀胱炎では発熱をきたすことはないため、発熱がある場合は腎盂腎炎の可能性があります」としています。発熱がなければ膀胱炎の可能性が考えられますが、判断は受診してご確認ください。
何度も繰り返しています。原因を調べられますか?
済生会は「回復が遅れる場合や、腎盂腎炎を繰り返す場合には、泌尿器科で尿路の精密検査を受ける必要があります」としています。尿路結石や先天的な狭窄、膀胱尿管逆流症などが調べられます。
妊娠中でも同じ症状ですか?
参照したページに妊娠中に限定した記載はありません。妊娠中に発熱や背部痛がある場合は、早めに産婦人科または泌尿器科にご相談ください。
男性でも腎盂腎炎になりますか?
済生会は「腎盂腎炎は男性より女性の方が多く発症します」としており、男性がならないとは述べていません。男女とも症状があれば受診をご検討ください。
料金や会員登録は必要ですか?
無料で、会員登録は必要ありません。回答内容をアカウントに保存したり、第三者に渡したりすることはありません。
結果はどのくらい信頼できますか?
これは診断ではなく、当てはまった項目から受診の目安を機械的に示すものです。腎盂腎炎の有無を判定することはできません。

参考にした情報

社会福祉法人恩賜財団 済生会「腎盂腎炎(2014.06.25 公開・2025.08.28 更新)」(2026年8月4日参照)

最終更新:2026年8月4日
本ページは医療者による個別の診断・治療に代わるものではありません。判断に迷う症状や強い症状があるときは、 医療機関にご相談ください。

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