肝硬変のサイン4つ|受診の目安が60秒でわかるセルフチェック
肝硬変の主なサインは「皮膚や白目が黄色い」「お腹がはる」「沈黙の臓器」など4つ。済生会(2013年)が挙げる項目に答えると、受診の目安が約60秒でわかります。
「皮膚や白目が黄色い」「お腹がはる」— 済生会が挙げる肝硬変のサインに答えるだけ。肝臓は「沈黙の臓器」とされ、これらの症状が出た時にはすでに進行していることもあります。
チェックを始める10問・約60秒 ・ 登録不要・無料 ・ 結果は受診の目安
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※ 本チェックは医師の診断に代わるものではありません。判断に迷う症状や強い症状があるときは、医療機関にご相談ください。
済生会は、肝硬変の患者数について「患者数は全国で40~50万人いると推定され、およそ6~7割が男性といわれています」としています。
済生会は、肝硬変がHCV感染による場合の肝がん発生率について「1年に7~8%程度の患者さんが発症するといわれています」としています。
済生会は、C型肝炎ウイルスによる肝硬変の割合について「日本では従来、肝炎ウイルス、特にC型肝炎ウイルス(HCV)によるものが5割以上を占め」ていたが「近年、抗ウイルス治療の進歩により…現在ではアルコールが原因の第1位になっています」としています。
このページのセルフチェックは、済生会が挙げる肝硬変のサインに沿って4つの項目を数え、受診の目安を出します。
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このセルフチェックでわかること
黄疸、腹水・腹部膨満、手掌紅斑やクモ状血管腫、女性化乳房や腹壁静脈怒張 — 済生会が挙げる肝硬変の症状に沿って当てはまる数を数え、受診の目安を確認できます。診断ではありません。
こんな症状のときに使えます
- 皮膚や白目が黄色くなった(黄疸)
- お腹がはった感じがある(腹水)
- 手のひらが赤い、または胸元にクモの足のような血管の広がりがある
- 男性で乳房が大きくなった、またはへそ周りに血管が浮き出ている
- 血を吐いた(この場合は救急)
- 意識がもうろうとしている、異常な言動がある(この場合は救急)
受診の目安の考え方
① 肝硬変は、慢性肝炎が長期間続いた末に起こります
済生会は「肝臓の病気にはさまざまなものがありますが、どの病気も治癒しないまま経過が長引き、慢性状態(慢性肝炎)で進行すると、最終的に肝硬変へと進展します。炎症が長期にわたって続き、肝細胞の破壊と肝臓の繊維化が起こる結果、肝表面がゴツゴツと硬くなり、凹凸状の様相を呈します(凹凸不整)。この状態が肝硬変です」としています。
② 初期は「代償期」— ほとんど症状がありません
済生会は「肝臓は『沈黙の臓器』と呼ばれるように、たとえ肝硬変になったとしても、その初期には生き残ったほかの肝細胞が代替機能を果たすため、自覚症状がほとんどありません(代償期)」としています。このチェックが黄疸や腹水を確認するのは、症状が出る段階(非代償期)を見逃さないためです。
③ 進行すると「非代償期」の症状が出現します
済生会は「病気がかなり進行した段階で初めて、黄疸(おうだん/皮膚が黄色くなる)や腹水がたまる腹部膨満、異常行動や昏睡(閉眼したままの無反応状態。重度の意識障害)を引き起こす肝性脳症、食道静脈瘤(しょくどうじょうみゃくりゅう)破裂による吐血などの肝不全症状が出現するようになります(非代償期)」としています。
④ 手のひらや胸元にも変化が出ることがあります
済生会は「身体の表面上に現れる症状としては、親指の付け根付近などの手のひらが赤くなる手掌紅班(しゅしょうこうはん)や、前胸部にクモが足を広げたような毛細血管の拡張がみられるクモ状血管腫、男性の乳房が女性のように大きくなる女性化乳房(じょせいかにゅうぼう)、へそを中心に放射状に血管が拡張する腹壁静脈怒張(ふくへきじょうみゃくどちょう)が知られています。しかし、これらは必ずしも肝硬変初期の頃に見られる症状ではありません」としています。
⑤ 原因の1位はアルコールに変わってきています
済生会は「肝硬変の原因は、欧米では飲酒によるケースが多いのですが、日本では従来、肝炎ウイルス、特にC型肝炎ウイルス(HCV)によるものが5割以上を占め」ていたとしつつ、「近年、抗ウイルス治療の進歩により、特にHCVを原因とする肝硬変が減少し、現在ではアルコールが原因の第1位になっています」としています。また「最近、肥満や糖尿病など生活習慣病を基盤に発症するMASH(代謝機能障害関連脂肪肝炎)から、肝硬変へと進展する例が増加しています」とも述べています。
⑥ 肝硬変になると、肝がんの危険性が高まります
済生会は「肝硬変になると、肝がんが発生する危険性が高まります。特に、HCV感染による場合には肝がんの発生率が高くなり、1年に7~8%程度の患者さんが発症するといわれています。肝がんの発生を予防する意味でも、肝硬変になる前にきちんと治療することが重要になります」としています。
⑦ 出どころについて — 正直に申し上げること
このページの症状・原因・肝がんリスクの記述は、社会福祉法人恩賜財団 済生会「症状別病気解説」の肝硬変のページによります。参照したページには2013.10.15 公開・2025.10.30 更新と記載されています。ページ内には解説医師名が記載されていますが、済生会自身により「所属・役職は本ページ公開当時のものです。異動等により変わる場合もあります」との断り書きが付されています。なお、このセルフチェックの結果が実際の診断とどの程度一致するかを検証したデータは見当たりませんでした。当てはまる数が多いことは、肝硬変があることを意味しません。
肝硬変は何科を受診すればいいですか?
参照したページに「何科」を名指しした案内文はありませんが、解説医師の所属は消化器内科・肝臓内科です。済生会は「健康診断で肝機能異常を指摘された方や、日本酒換算で1日3合以上を飲酒する方は、自覚症状がなくても一度専門医を受診した方がいいでしょう」としています。
自覚症状がなければ大丈夫ですか?
済生会は「肝臓は『沈黙の臓器』と呼ばれるように、たとえ肝硬変になったとしても、その初期には…自覚症状がほとんどありません(代償期)」としています。症状がないことは肝硬変がないことの証明にはなりません。
肝硬変になったら、肝がんの検査も必要ですか?
済生会は「肝硬変になると、肝がんが発生する危険性が高まります。特に、HCV感染による場合には肝がんの発生率が高くなり、1年に7~8%程度の患者さんが発症するといわれています」としています。
C型肝炎に感染したことがあるか分かりません。調べられますか?
済生会は「今までにHCVやHBVの感染の有無を調べたことのない方は、検査を受けることをお勧めします」としたうえで、輸血歴・手術歴・血液製剤・薬物乱用・鍼治療・刺青やボディピアス・長期血液透析をリスク項目として挙げています。
禁酒すれば肝硬変への進行を防げますか?
済生会は「もし、アルコール性肝炎の診断を医師から受けた場合は、禁酒をすることで肝硬変への進展を予防することができます」としています。「たとえ飲酒以外の原因による肝機能障害であっても、飲酒は病気の進行を早めるため、禁酒が大切な予防策となります」とも述べています。
B型肝炎はワクチンで防げますか?
済生会は「HBVはワクチンで予防することが可能なので、家族の中に感染者がいて、免疫がない方はワクチンを接種した方がいいでしょう」としています。
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結果に関わらず、すぐに救急を考える症状
- 強い胸の痛み・締めつけが続く/冷や汗を伴う
- 息が苦しくて横になれない・会話ができないほど苦しい
- 意識がもうろうとする・けいれん・呼びかけに反応が鈍い
- ろれつが回らない・片側の手足が動かない・顔がゆがむ
- 大量の出血、吐血・下血が続く
よくある質問
症状が1つもありませんでした。安心してよいですか?
黄疸だけが気になります。それだけでも受診すべきですか?
C型肝炎の治療は進歩していますか?
MASH(脂肪肝炎)とは何ですか?
B型・C型肝炎は日常生活でうつりますか?
料金や会員登録は必要ですか?
結果はどのくらい信頼できますか?
参考にした情報
社会福祉法人恩賜財団 済生会「肝硬変(2013.10.15 公開・2025.10.30 更新)」(2026年8月4日参照)最終更新:2026年8月4日
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