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脊柱管狭窄症のサイン5つ|受診の目安が90秒でわかるセルフチェック

脊柱管狭窄症の主なサインは「歩くと足がしびれて休みたくなる」など5つ。済生会(2017年)が挙げる項目に答えると、受診の目安が約60秒でわかります。

「歩くと足がしびれて休みたくなる」「ボタンが留めにくい」— 済生会が挙げる腰部・頸部の脊柱管狭窄症のサインに答えるだけ。受診の目安がわかります。

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9問・約60秒 ・ 登録不要・無料 ・ 結果は受診の目安
回答に合わせて、必要な質問だけをお聞きします

※ 本チェックは医師の診断に代わるものではありません。判断に迷う症状や強い症状があるときは、医療機関にご相談ください。

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済生会は、腰部脊柱管狭窄症の手術を受ける患者について「横浜市南部病院でも、脊椎を対象とした手術の半分以上を腰部脊柱管狭窄症の患者さんが占めており、手術を受ける患者さんの年齢層は70代がピークです」としています。

済生会は、脊柱管の太さについて「1~2cmの太さを持つホースのような管が、頭から出て首の真ん中を通り、背中から腰まで届いています」としています。

済生会は、脊柱管狭窄症の主な原因について「一つ目の原因は、体が大きくなる過程で脊柱管が狭くなる方向に骨が成長すること」「もう一つの原因は、黄色じん帯の変性です」の2つを挙げています。

このページのセルフチェックは、済生会が挙げる腰部・頸部の脊柱管狭窄症のサインに沿って5つの項目を数え、受診の目安を出します。

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このセルフチェックでわかること

間欠跛行、腰やお尻・足の痛みしびれ、排尿の変化、手のしびれや細かい作業のしにくさ、肩や首のこり — 済生会が挙げる症状に沿って当てはまる数を数え、受診の目安を確認できます。診断ではありません。

こんな症状のときに使えます

  • 歩くと足が痛くなったりしびれたりして、休むとまた歩けるようになる(間欠跛行)
  • 腰やお尻・足の痛み、しびれ、筋力低下がある
  • 頻尿・残尿感・尿もれなど排尿の変化がある
  • 手がしびれる、ボタンや箸が使いにくくなった
  • 肩や首周りがこる
  • 胸から下に症状が急に進み、足元がおぼつかない、または尿の失禁がある(この場合は急ぎ受診を)

受診の目安の考え方

① 脊柱管狭窄症は「首」にも「腰」にも起こります

済生会は「首から腰までの背骨(脊椎)には、脊柱管(せきちゅうかん)と呼ばれる脳から体へとつながる神経の通り道があります。1~2cmの太さを持つホースのような管が、頭から出て首の真ん中を通り、背中から腰まで届いています」としています。この管が狭くなる場所によって、首に起これば「頸部脊柱管狭窄症」、腰に起これば「腰部脊柱管狭窄症」と呼ばれます。このチェックは済生会の両ページに沿って作られています。

② 腰では「間欠跛行」、首では「手のしびれ」が目立ちます

済生会は腰部脊柱管狭窄症の症状について「有名な症状に間歇跛行(かんけつはこう)があります。歩いていると、足が痛くなったりしびれたりして歩けなくなるが、しばらく休むとまた歩けるようになるという症状です」としています。一方、頸部脊柱管狭窄症については「症状は、手のしびれや痛みを感じます。また、肩や首周りの筋肉がこる方もいます」としています。

③ 原因は2つ — 生まれつきの骨格と、加齢による変性です

済生会は「一つ目の原因は、体が大きくなる過程で脊柱管が狭くなる方向に骨が成長すること」で「これを骨性の狭窄と呼んでいます」としています。「もう一つの原因は、黄色じん帯の変性です」とし、「加齢によって筋肉が衰えてくると、体を支えるために黄色じん帯が肥厚します。そうすると、脊髄を圧迫し、脊柱管の狭窄が起こります」としています。骨性の狭窄がある人は「ほんの少しの衝撃で脊柱管狭窄症の症状が現れます」とも述べています。

④ 排尿障害は段階的に進むとされています

済生会は「排尿障害は頻尿、夜間尿に始まり、残尿感、失禁へと進行していきます」としています。このチェックが排尿の変化を頻尿・残尿感・失禁の3段階に分けて聞くのは、この一文があるためです。

⑤ 胸に起こると、進行が速く緊急手術が必要になることもあります

済生会は「数は少ないですが、脊柱管狭窄症が胸部に起こることもあります」としたうえで、「胸部脊柱管狭窄症の場合は、胸から下に症状が起き、漠然と脚全体に違和感があったり、足元がおぼつかなくなります。また、胸部に発症した場合には、病気の進行が速いことが多く、緊急手術が必要になることもあります」としています。このチェックのQ1が緊急性を確認するのはこのためです。

⑥ 手術のタイミングは「困るかどうか」で決めてよいとされています

済生会は腰部脊柱管狭窄症について「『今の状態・症状では困るから思い切って手術を受けよう』というタイミングでよいと思います」としています。ただし「『全く歩けなくなった』『安静にしていても足がじんじんとしびれてつらい』『尿の失禁が・・・』など、あまりにも症状が進んでしまうと、手術をしても改善が乏しいことは事実です」ともしています。

⑦ 出どころについて — 正直に申し上げること

このページの症状・原因・治療の記述は、社会福祉法人恩賜財団 済生会「症状別病気解説」のうち、頸部脊柱管狭窄症・腰部脊柱管狭窄症の2ページによります。参照したページには頸部が2017.02.23 公開、腰部が2014.01.07 公開・2025.05.27 更新と記載されています。ページ内には解説医師名が記載されていますが、済生会自身により「所属・役職は本ページ公開当時のものです。異動等により変わる場合もあります」との断り書きが付されています。なお、このセルフチェックの結果が実際の診断とどの程度一致するかを検証したデータは見当たりませんでした。当てはまる数が多いことは、脊柱管狭窄症があることを意味しません。

脊柱管狭窄症は何科を受診すればいいですか?

済生会は「このような症状を感じた場合は、整形外科か、脳神経外科を受診するようにしてください。脊柱管狭窄症の治療は、どちらの科でも同じ水準の治療が受けられます」としています。

手術しないと治りませんか?

済生会は「腰部脊柱管狭窄症と診断されたら、まずは保存的治療(手術をせずに受ける治療)を十分に受けていただき、それでも症状の改善が思わしくない場合は、手術を検討するとよいと思います」としています。保存的治療は「ウォーキングを中心とした適度な運動、血流改善薬・鎮痛剤・ビタミン剤など内服薬の服用、血流改善薬の点滴、局所麻酔薬・ステロイドなどのブロック注射」です。

頸部脊柱管狭窄症の手術はどんなことをしますか?

済生会は「手術としては、椎弓形成術が一般的に行なわれています。手術をすることで、脊髄を圧迫している黄色じん帯を摘出し、さらに人工骨を使って、脊柱管の空間が広くなるような処置をします」としています。

早く見つけたほうがいいですか?

済生会は「腰部脊柱管狭窄症は加齢現象といってもよいものなので、早期発見に努める必要はありません。腰の痛みや足の痛み・しびれなどの症状が出た時点で、整形外科を受診すれば全く問題ありません」としています。

予防はできますか?

済生会は腰部について「体重が重いと、軟骨、靭帯に負担がかかってしまいます」「喫煙が軟骨や神経に悪い影響がある」「ウォーキングを中心とした有酸素運動を習慣にすることが大切」としています。頸部については「首に荷重をかけないこと」「首を反る動きは、脊柱管を狭める動きでもあるので注意が必要」「寝る時に枕が低すぎたり高すぎたりすると首が不自然に反ってしまい、朝起きた時にしびれを強く感じることもあります」としています。

転倒に注意が必要なのはなぜですか?

済生会は「骨性の狭窄があり、脊柱管が狭い方が転ぶと、狭窄部分に衝撃が集中して症状が出ることがあります」としたうえで、「段差だと思わない段差を意識してください」と注意を促しています。「絨毯とフローリングの段差など、普通の人ではなんでもないようなものにつまずいて転倒する方が多くいます」としています。

脊柱管狭窄症について詳しく読む

くわしい解説は 脊柱管狭窄症の完全ガイド:日本のエビデンスに基づく2025年最新治療法と自己管理のすべて をご覧ください。

結果に関わらず、すぐに救急を考える症状

こんなときは、結果に関わらずすぐに救急要請(119)を
  • 強い胸の痛み・締めつけが続く/冷や汗を伴う
  • 息が苦しくて横になれない・会話ができないほど苦しい
  • 意識がもうろうとする・けいれん・呼びかけに反応が鈍い
  • ろれつが回らない・片側の手足が動かない・顔がゆがむ
  • 大量の出血、吐血・下血が続く
判断に迷うときは救急安心センター事業「#7119」(対応地域)に、15歳未満のお子さんについては子ども医療電話相談「♯8000」(主に休日・夜間)にご相談ください。

よくある質問

症状が1つもありませんでした。安心してよいですか?
済生会は脊柱管狭窄症を加齢現象の一つとしており、早期発見を急ぐ必要はないとしています。ただし「腰の痛みや足の痛み・しびれなどの症状が出た時点で、整形外科を受診すれば全く問題ありません」ともしています。
少し歩くと足が痛みますが、休めば治まります。様子を見てよいですか?
済生会は間欠跛行について「歩いていると、足が痛くなったりしびれたりして歩けなくなるが、しばらく休むとまた歩けるようになる」症状だとしています。休んで治まる場合でも、症状が出た時点で整形外科の受診が案内されています。
手のしびれだけでも脊柱管狭窄症の可能性がありますか?
済生会は頸部脊柱管狭窄症について「症状は、手のしびれや痛みを感じます」としています。ボタンや箸が使いにくいなどの症状もあわせて確認してください。
尿の失禁があります。急いだほうがいいですか?
済生会は「『全く歩けなくなった』『安静にしていても足がじんじんとしびれてつらい』『尿の失禁が・・・』など、あまりにも症状が進んでしまうと、手術をしても改善が乏しいことは事実です」としています。早めの受診をおすすめします。
整形外科と脳神経外科、どちらに行けばいいですか?
済生会は「脊柱管狭窄症の治療は、どちらの科でも同じ水準の治療が受けられます」としています。かかりつけ医に相談のうえ、通いやすい方で構いません。
料金や会員登録は必要ですか?
無料で、会員登録は必要ありません。回答内容をアカウントに保存したり、第三者に渡したりすることはありません。
結果はどのくらい信頼できますか?
これは診断ではなく、当てはまった項目から受診の目安を機械的に示すものです。脊柱管狭窄症の有無や部位を判定することはできません。

参考にした情報

社会福祉法人恩賜財団 済生会「頸部脊柱管狭窄症(2017.02.23 公開)」(2026年8月4日参照) 社会福祉法人恩賜財団 済生会「腰部脊柱管狭窄症(2014.01.07 公開・2025.05.27 更新)」(2026年8月4日参照)

最終更新:2026年8月4日
本ページは医療者による個別の診断・治療に代わるものではありません。判断に迷う症状や強い症状があるときは、 医療機関にご相談ください。

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