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髄膜炎のサイン4つ|受診の目安が60秒でわかるセルフチェック

髄膜炎の主なサインは「発熱・頭痛・嘔吐が重なっている」など4つ。済生会(2014年)が挙げる項目に答えると、受診の目安が約60秒でわかります。

「発熱・頭痛・嘔吐が重なっている」「首が硬く曲げにくい」「発熱に伴う意識障害やけいれん」——済生会が挙げる髄膜炎の3大症状と髄膜刺激症状に答えるだけ。細菌性髄膜炎は「死亡率は数%〜十数%と高く」、迅速な受診が重要とされています。

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8問・約60秒 ・ 登録不要・無料 ・ 結果は受診の目安
回答に合わせて、必要な質問だけをお聞きします

※ 本チェックは医師の診断に代わるものではありません。判断に迷う症状や強い症状があるときは、医療機関にご相談ください。

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済生会は「細菌性髄膜炎は、ウイルス性髄膜炎よりも非常に重い病気です」とし、「現在の最善の治療を行なっても、死亡率は数%〜十数%と高く、後遺症も患者さん全体の20〜30%程度にみられます」としています。

済生会によれば「細菌性髄膜炎の約8割は、ヒブ(インフルエンザ菌b型)と肺炎球菌が原因で起こります。この2つの菌は予防接種によってほぼ予防ができる」とされています。

済生会は「ウイルス性髄膜炎は通常1週間ぐらいで治癒し、後遺症もほとんどみられません」としています。

このページのセルフチェックは、済生会が挙げる髄膜炎の3大症状(発熱・頭痛・嘔吐)と髄膜刺激症状に沿って、受診の目安を出します。

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このセルフチェックでわかること

発熱・頭痛・嘔吐の3大症状、項部硬直、新生児の非典型的な様子——済生会が挙げる早期発見のポイントに沿って当てはまる数を数え、受診の目安を確認できます。診断ではありません。

こんな症状のときに使えます

  • 発熱・頭痛・嘔吐が重なっている
  • 首が硬く曲げにくい(項部硬直)
  • 発熱に伴い意識がぼんやりする、またはけいれんがある(この場合はすぐ受診)
  • 新生児で、なんとなく元気がない・ミルクの飲みが悪い・異常に興奮している
  • ヒブワクチン・小児用肺炎球菌ワクチンが未接種

受診の目安の考え方

① 髄膜炎には「ウイルス性」と「細菌性」があります

済生会は「髄膜とは、頭蓋骨と脳の間に存在し、脳を包み込んで保護している膜です。髄膜は3枚の膜(脳に近い方から軟膜、くも膜、硬膜の3層)から成り立っています。軟膜とくも膜との間にはくも膜下腔というスペースがあり、中には脳脊髄液(のうせきずいえき)という栄養豊富な液体が存在しています」とし、「この髄膜に、細菌やウイルスが感染して炎症が起こると髄膜炎になります」としています。「髄膜炎は大きく分けて、『ウイルス性髄膜炎』と『細菌性髄膜炎』の2つがあります。細菌性髄膜炎は、ウイルス性髄膜炎よりも非常に重い病気です」としています。

② ウイルス性は軽く済むことが多い一方、細菌性は死亡率が高い病気です

済生会は「ウイルス性髄膜炎は通常1週間ぐらいで治癒し、後遺症もほとんどみられません。一方、細菌性髄膜炎は現在の最善の治療を行なっても、死亡率は数%〜十数%と高く、後遺症も患者さん全体の20〜30%程度にみられます」としています。

③ 発熱・頭痛・嘔吐が「3大症状」です

済生会は「発熱・頭痛・嘔吐が3大症状です。また、首が硬く曲げにくくなります(項部硬直/こうぶこうちょく)。さらに、意識が低下したり、けいれんを起こしたりすることもあります」としています。

④ 新生児は、典型的な症状が出ないことがあります

済生会は「注意が必要なのは、新生児が髄膜炎にかかった場合です。典型的な発熱・嘔吐などの症状がなく、なんとなく元気がなかったり、ミルクや母乳の飲みが悪かったり、逆に異常に興奮したりするというだけの場合があります」としています。年齢が小さいほど、発熱・頭痛・嘔吐という3大症状に頼った判断が難しくなるとされています。

⑤ 「すぐに病院を受診してください」——済生会の明確な呼びかけ

済生会は「発熱、頭痛、嘔吐などの症状が重なった場合、または項部硬直などの髄膜刺激症状(髄膜が刺激された際に出る症状)、あるいは発熱に伴う意識障害、けいれんなどの症状などが現れた場合は、迅速な診断と、適切な治療の早期開始がカギとなるので、すぐに病院を受診してください」としています。

⑥ 原因菌の約8割は、ワクチンで防げます

済生会は「細菌性髄膜炎の約8割は、ヒブ(インフルエンザ菌b型)と肺炎球菌が原因で起こります。この2つの菌は予防接種によってほぼ予防ができるので、ヒブワクチンと小児用肺炎球菌ワクチンを接種することが大切です」としています。

⑦ 出どころについて — 正直に申し上げること

このページの記述は、社会福祉法人恩賜財団済生会「症状別病気解説」の髄膜炎のページ(2014年6月11日公開)によります。同ページには更新日の記載は確認できず、公開日のみが確認できるものです。このセルフチェックの結果が実際の診断とどの程度一致するかを検証したデータは見当たりませんでした。当てはまる数が多いことは、髄膜炎であることを意味しません。症状が重い場合は、このチェックの結果を待たずにすぐに医療機関を受診してください。

髄膜炎はどうやって診断しますか?

済生会は「ウイルス性髄膜炎か細菌性髄膜炎か診断するために、髄液検査が行なわれます。これは、腰椎穿刺(ようついせんし/腰の脊椎に針を刺すこと)をして採取した髄液を検査するというものです」としています。

ウイルス性と細菌性は、髄液検査でどう見分けますか?

済生会は「ウイルス性髄膜炎では、髄液の見た目は透明です。細胞数は、リンパ球が増加しており、糖やタンパク質は正常値を示す場合が多くみられます。一方、細菌性髄膜炎では、髄液の見た目は濁っています。細胞数は顆粒球(かりゅうきゅう/白血球の一種)が増加し、糖は低下、採取した髄液の底に細菌がたまっているなどの特徴がありますが、最終的には髄液の細菌培養検査で確定します」としています。

血液検査でも分かりますか?

済生会は「細菌性髄膜炎の場合、血液中の成分を分析する一般血液生化学検査を行なうと、白血球は数の増加とともに核が左方に移動している現象がみられます。CRP(体内で炎症性の刺激や細胞の破壊が生じると急激に増加するタンパク質成分)の値は高度に上昇し、さらに頭部MRIや頭部CT検査も必要です」としています。血液検査だけでなく、画像検査もあわせて必要になるとされています。

治療はどのように行なわれますか?

済生会は「ウイルス性髄膜炎の場合は安静にし、嘔吐や頭痛で水分がとれない場合には点滴を行ないます。また、細菌培養の結果が判明するまで(細菌性髄膜炎でないと確定されるまで)抗生剤を使用することがあります。細菌性髄膜炎の場合は、抗生剤の点滴を中心に集中的な治療が必要となります」としています。

どんなワクチンで予防できますか?

済生会は「細菌性髄膜炎の約8割は、ヒブ(インフルエンザ菌b型)と肺炎球菌が原因で起こります。この2つの菌は予防接種によってほぼ予防ができるので、ヒブワクチンと小児用肺炎球菌ワクチンを接種することが大切です」としています。

髄膜とは、そもそもどこにありますか?

済生会は「髄膜とは、頭蓋骨と脳の間に存在し、脳を包み込んで保護している膜です。髄膜は3枚の膜(脳に近い方から軟膜、くも膜、硬膜の3層)から成り立っています」としています。

髄膜炎について詳しく読む

くわしい解説は 髄膜炎のすべて:初期症状の見分け方から治療、日本の予防接種と公的支援まで徹底解説 をご覧ください。

結果に関わらず、すぐに救急を考える症状

こんなときは、結果に関わらずすぐに救急要請(119)を
  • 強い胸の痛み・締めつけが続く/冷や汗を伴う
  • 息が苦しくて横になれない・会話ができないほど苦しい
  • 意識がもうろうとする・けいれん・呼びかけに反応が鈍い
  • ろれつが回らない・片側の手足が動かない・顔がゆがむ
  • 大量の出血、吐血・下血が続く
お子さん(15歳以下)では、次のような様子があればすぐに119番を
  • けいれんが止まらない/けいれんが止まっても、意識がもどらない
  • 意識がない(返事がない)またはおかしい(もうろうとしている)
  • くちびるの色が紫色/顔色が明らかに悪い
  • 激しい咳やゼーゼーして呼吸が苦しそう/呼吸が弱い
  • 激しい下痢や嘔吐で水分が取れず食欲がなく意識がはっきりしない/嘔吐が止まらない
  • 激しいおなかの痛みで苦しがる
  • 生まれて3カ月未満の乳児で、様子がおかしい
判断に迷うときは救急安心センター事業「#7119」(対応地域)に、お子さんについては子ども医療電話相談「♯8000」(主に休日・夜間)にご相談ください。(総務省消防庁『救急車を上手に使いましょう』おとな/こども(15歳以下)の一覧より)

よくある質問

髄膜炎は何科を受診すればいいですか?
済生会はすぐに病院を受診するよう呼びかけていますが、具体的な診療科名は明記していません。緊急性が高いため、救急外来や、乳幼児の場合は小児科のある医療機関へすぐに相談してください。診断のためには髄液検査(腰椎穿刺)が必要になります。
どんな症状があれば急いで受診すべきですか?
済生会は「発熱、頭痛、嘔吐などの症状が重なった場合、または項部硬直などの髄膜刺激症状、あるいは発熱に伴う意識障害、けいれんなどの症状などが現れた場合は、迅速な診断と、適切な治療の早期開始がカギとなるので、すぐに病院を受診してください」としています。
赤ちゃんは、どんな様子に注意すればいいですか?
済生会は「新生児が髄膜炎にかかった場合です。典型的な発熱・嘔吐などの症状がなく、なんとなく元気がなかったり、ミルクや母乳の飲みが悪かったり、逆に異常に興奮したりするというだけの場合があります」としています。典型的な症状がないからこそ、様子の変化に注意が必要です。
ウイルス性なら安心ですか?
済生会は「ウイルス性髄膜炎は通常1週間ぐらいで治癒し、後遺症もほとんどみられません」としていますが、診断は髄液検査が必要で、自己判断はできません。ウイルス性か細菌性かは、症状だけでは区別できず、細菌培養の結果が判明するまで抗生剤を使用することもあるとされています。
後遺症が残ることはありますか?
済生会は細菌性髄膜炎について「後遺症も患者さん全体の20〜30%程度にみられます」としています。予防の基礎知識でも「救命できても脳神経麻痺や知的障害など、重い後遺症を残すことがあります」と重ねて注意喚起しています。
料金や会員登録は必要ですか?
無料で、会員登録は必要ありません。回答内容をアカウントに保存したり、第三者に渡したりすることはありません。
結果はどのくらい信頼できますか?
これは診断ではなく、当てはまった項目から受診の目安を機械的に示すものです。症状が重い場合は、結果を待たずにすぐに医療機関を受診してください。

参考にした情報

社会福祉法人恩賜財団 済生会「髄膜炎 (公開日:2014年6月11日)」(2026年8月4日参照)

最終更新:2026年8月4日
本ページは医療者による個別の診断・治療に代わるものではありません。判断に迷う症状や強い症状があるときは、 医療機関にご相談ください。

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