クローン病のサイン6つ|受診の目安が60秒でわかるセルフチェック
クローン病の主なサインは「腹痛」「下痢」「血便」など6つ。済生会(2016年)が挙げる項目に答えると、受診の目安が約60秒でわかります。
「腹痛」「下痢」「血便」「体重減少」 — 済生会が挙げるクローン病の症状に答えるだけ。口から肛門までどこにでも炎症が起こりうる病気で、若年者に多くみられます。
チェックを始める10問・約60秒 ・ 登録不要・無料 ・ 結果は受診の目安
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※ 本チェックは医師の診断に代わるものではありません。判断に迷う症状や強い症状があるときは、医療機関にご相談ください。
済生会は「1932年にニューヨークのマウントサイナイ病院の内科医クローン博士らによって『限局性回腸炎』という名称ではじめて報告されました」とし、これがクローン病という呼び名の由来だとしています。
済生会は、クローン病の特徴的な症状について「腹痛と下痢で、半数以上の患者にみられます」としています。
済生会は「これまではクローン病患者のほとんどが、一生のうちに一度は外科手術が必要になるといわれてきました」とし、近年の薬物治療の進歩で状況が変わりつつあるとしています。
このページのセルフチェックは、済生会がクローン病の症状として挙げる項目に沿って6つのサインを数え、受診の目安を出します。
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このセルフチェックでわかること
腹痛、下痢、血便、体重減少、発熱、関節や皮膚などの腸管外合併症 — 済生会がクローン病の症状として挙げる項目に沿って当てはまる数を数え、受診の目安を確認できます。診断ではありません。
こんな症状のときに使えます
- 腹痛がある
- 下痢がある
- 血が混ざった便が出たことがある
- 思い当たる理由なく体重が減った
- 発熱がある
- 関節の痛み、目の炎症、皮膚のしこり、肛門のトラブルなど腸管外の症状がある
- お腹が激しく痛み排便・排ガスが止まった、または肛門周囲が強く腫れて熱がある(この場合は救急)
受診の目安の考え方
① クローン病は「口から肛門までどこにでも起こりうる」炎症性腸疾患
済生会は「口腔にはじまり肛門に至るまで消化管のどの部位にも炎症や潰瘍が起こる可能性があります」とし、「なかでも小腸と大腸を中心とした範囲に発症することが多く、特に小腸末端部が好発部位です」としています。比較的若年者に発症することが多い病気です。名称は、この病気を報告した医師にちなんでつけられました。
② 原因ははっきり分かっていない
済生会は「この病気の原因については現在でもさまざまな研究が行われていますが、いまだにはっきりと分かっていません」とし、「遺伝的な素因を背景に免疫系の異常が起こり、その上で食餌(しょくじ)因子などの環境的な要因が関係しているのではないかと考えられています」としています。「欧米先進国での患者数が圧倒的に多いため、食生活の欧米化、すなわち動物性タンパク質や脂質の摂取が関係しているともいわれています」ともしています。
③ 症状は腹痛・下痢が中心だが多様
済生会は「特徴的な症状は腹痛と下痢で、半数以上の患者にみられます。さらに、発熱、血便、体重減少、貧血などの症状が現れることもあります」としています。
④ 「腸管外合併症」も見逃せません
済生会は「クローン病は瘻孔(ろうこう/粘膜や臓器組織などに炎症が起こり生じる管状の穴)、狭窄(きょうさく)、膿瘍(のうよう)などの腸管合併症や、関節炎、虹彩炎、結節性紅斑、肛門病変などの腸管外合併症がみられることもあり、その症状は多様です」としています。お腹の症状がなくても、関節や目、皮膚、肛門の症状が手がかりになることがあります。
⑤ 完治する治療法はまだない
済生会は「クローン病を完治させる根本的な治療法は現時点では確立されておらず、治療の目的は病気の活動性をコントロールして寛解状態(かんかいじょうたい/一時的あるいは継続的に症状が軽減した状態)をできるだけ維持することです」としています。
⑥ 喫煙は「危険因子」とされています
済生会は「食事との因果関係が考えられていますが、クローン病の危険因子と断定できる食べ物は判明していません」としつつ、「喫煙はクローン病の危険因子と考えられています。喫煙とこの病気の発症・再発・増悪との因果関係を示す報告があるだけでなく、禁煙により術後の再発率が低下したり、薬物療法の効果にも影響することもわかっています」としています。
⑦ 出どころについて — 正直に申し上げること
このページの症状・原因・治療の記述は、社会福祉法人恩賜財団 済生会「症状別病気解説」のクローン病のページによります。同ページは2016年2月10日に公開されたものです。掲載されている解説者の所属・役職は本ページ公開当時のものであり、済生会は「異動等により変わる場合もありますので、ご了承ください」としています。なお、このセルフチェックの結果が実際の診断とどの程度一致するかを検証したデータは見当たりませんでした。当てはまる数が多いことは、クローン病があることを意味しません。
クローン病は何科を受診すればいいですか?
済生会は「早めに総合病院を受診し、検査を受けることが早期発見につながると思われます」としています。
どんな検査をしますか?
済生会は「X線造影検査や内視鏡検査(上部消化管内視鏡検査、小腸・大腸内視鏡検査)で特徴的な所見が得られた場合にクローン病と診断されます。腹部CT検査やMRI検査が診断に役立つこともあります」としています。
食事制限はありますか?
済生会は「病気の活動性が落ち着いていれば通常の食事が可能ですが、食事による病態の悪化を避けるために一般的には低脂肪・低残渣(ていざんさ)の食事がすすめられています」としています。
薬はどんなものを使いますか?
済生会は「主に5-アミノサリチル酸製薬(メサラジンなど)、副腎皮質ステロイド、免疫調節薬(アザチオプリンなど)などの内服薬が用いられます」とし、「これらの治療が無効であった場合には、抗TNFα受容体拮抗薬(インフリキシマブなど)が使用されます」としています。
手術が必要になることはありますか?
済生会は「高度の狭窄や穿孔、膿瘍などの合併症に対しては外科治療が行われます」とし、「その際には腸管をできるだけ温存するために、小範囲の切除や狭窄形成術などが行われます」としています。
内視鏡検査に抵抗があります
済生会は「内視鏡検査などを受けるのは抵抗があるかもしれませんが、最近では苦痛の少ない検査法を選択できる施設も増えてきています」としています。
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結果に関わらず、すぐに救急を考える症状
- 強い胸の痛み・締めつけが続く/冷や汗を伴う
- 息が苦しくて横になれない・会話ができないほど苦しい
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- 大量の出血、吐血・下血が続く
- けいれんが止まらない/けいれんが止まっても、意識がもどらない
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- 激しいおなかの痛みで苦しがる
- 生まれて3カ月未満の乳児で、様子がおかしい
よくある質問
クローン病は遺伝しますか?
薬をやめても大丈夫ですか?
必ず手術になりますか?
たばこはやめたほうがいいですか?
子どもでもなりますか?
料金や会員登録は必要ですか?
結果はどのくらい信頼できますか?
参考にした情報
社会福祉法人恩賜財団 済生会「クローン病 (くろーんびょう)とは(公開日:2016年2月10日)」(2026年8月4日参照)最終更新:2026年8月4日
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