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橋本病のサイン5つ|受診の目安が60秒でわかるセルフチェック

橋本病の主なサインは「だるい」「寒がりになった」「体重が増えた」など5つ。済生会(2019年)が挙げる項目に答えると、受診の目安が約60秒でわかります。

「だるい」「寒がりになった」「体重が増えた」 — 済生会が挙げる早期発見のポイントに答えるだけ。成人女性の約10人に1人にみられるという甲状腺の病気です。

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9問・約60秒 ・ 登録不要・無料 ・ 結果は受診の目安
回答に合わせて、必要な質問だけをお聞きします

※ 本チェックは医師の診断に代わるものではありません。判断に迷う症状や強い症状があるときは、医療機関にご相談ください。

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済生会は「成人女性の約10人に1人に橋本病がみられ、特に30〜40代の女性に発症することが多い」としています。

済生会は「成人男性では約40人に1人に橋本病がみられる」としています。女性に比べると頻度は低いものの、まれではありません。

済生会は「橋本病の患者さんのうち甲状腺機能低下症に陥るのは4〜5人に1人」としています。残りの多くは症状がないまま経過します。

このページのセルフチェックは、済生会が挙げる橋本病の早期発見のポイントに沿って5つのサインを数え、受診の目安を出します。

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このセルフチェックでわかること

だるさ、寒がり、体重増加、皮膚の乾燥やむくみ、活動性の低下や月経異常 — 済生会が挙げる橋本病の症状に沿って当てはまる数を数え、受診の目安を確認できます。診断ではありません。

こんな症状のときに使えます

  • 以前より強い倦怠感(だるさ)がある
  • 以前より寒がりになった
  • 食事量が変わらないのに体重が増えた
  • 皮膚が乾燥する、または顔や手足がむくむ
  • 活動的でなくなった、または月経が不順になった
  • 意識がぼんやりする、体が動かせないほどのだるさがある(この場合はすぐに医療機関へ)

受診の目安の考え方

① 橋本病はこんな病気です

済生会は「『慢性甲状腺炎』とも呼ばれ、バセドウ病と並ぶ甲状腺に対する自己免疫疾患の一つです」と説明しています。日本人の医師がドイツ留学中に報告したことに由来する病名とされています。リンパ球が甲状腺を徐々に破壊し、慢性的な炎症が起こって甲状腺ホルモンの生成が低下する状態を「甲状腺機能低下症」と呼びます。このとき、多くの場合、血液中に抗サイログロブリン抗体や抗甲状腺ペルオキシダーゼ抗体が検出されると同会はしています。

② どのくらいの人がなる病気ですか

済生会は「成人女性の約10人に1人、成人男性の約40人に1人にみられ、特に30〜40代の女性に発症することが多いとされています」としています。女性に多い病気ですが、男性にもみられます。

③ 症状は徐々に進むため気づきにくい

済生会は「橋本病の患者さんのうち甲状腺機能低下症に陥るのは4〜5人に1人で、症状が徐々に進行するため気づかず、血清コレステロールの高値や肝機能検査での異常、月経異常、不妊の検査で明らかになることもあります」としています。

④ 放置すると心臓に負担がかかることがある

済生会は「甲状腺機能低下症を放置すると、血液中の悪玉コレステロールや中性脂肪が多い状態が長期にわたって持続し、心筋梗塞や狭心症などの虚血性心疾患、または心不全などの合併症が起こる場合があります」としています。まれに、中枢神経系の機能障害をきたす「粘液水腫性昏睡」という重篤な合併症に陥ることもあると同会は述べています。

⑤ バセドウ病との見分けが必要になることがある

済生会は「橋本病の経過中に、無痛性甲状腺炎と呼ばれる、一時的に甲状腺ホルモンが過剰に分泌される状態に陥ることがあります。バセドウ病との区別が困難ですが、治療法が異なるため診断には慎重さが求められます」としています。

⑥ 妊娠を考えているときは医師に相談を

済生会は「甲状腺ホルモンは胎児の発育にも関与するため、妊娠前、妊娠中、授乳期には甲状腺の機能を良好にコントロールする必要があります」としています。妊娠を計画するときには、甲状腺の状態について医師と相談することが必要だとしています。

⑦ 出どころについて — 正直に申し上げること

このページの症状・頻度・合併症の記述は、社会福祉法人恩賜財団済生会が2019年1月16日に公開した橋本病のページによります。同ページの内容が現在の医学的知見と完全に一致するかどうかを個別に検証したデータは見当たりませんでした。当てはまる数が多いことは、橋本病があることを意味しません。

橋本病は何科を受診すればいいですか?

甲状腺の病気を診療する内分泌内科が窓口になります。済生会は、甲状腺機能低下症を発症している場合「甲状腺ホルモン薬の内服治療を行ない、甲状腺ホルモンを補充します」と説明しています。

橋本病に治療は必要ですか?

済生会は「基本的には治療の必要はありません」としています。ただし「甲状腺機能低下症を発症している場合、甲状腺ホルモン薬の内服治療を行ない、甲状腺ホルモンを補充します」とも述べています。

予防する方法はありますか?

済生会は「残念ながら、橋本病に対しての予防策はありません」としています。そのうえで「ヨウ素(ヨード)の含有量の多い食品を摂ると甲状腺ホルモンの生成が抑えられることがあるので、摂取量などに気をつけましょう」と述べています。

薬を飲むときに注意することはありますか?

済生会は「甲状腺ホルモン剤は同時に服用すると効果が弱まる薬剤がありますので、服用時に注意が必要です」としています。他の薬を服用中の場合は医師や薬剤師に伝えましょう。

症状が軽いので様子を見てもいいですか?

済生会は、症状が「徐々に進行するため気づかないことも多い」としたうえで「『歳のせいかな』と思い込まずに医療機関への相談をお勧めします」としています。

バセドウ病とは何が違いますか?

済生会によると、橋本病もバセドウ病も甲状腺に対する自己免疫疾患です。橋本病は甲状腺ホルモンが不足する方向に、バセドウ病はホルモンが過剰になる方向に働く点が異なります。橋本病の経過中に一時的にホルモンが過剰になる無痛性甲状腺炎が起こることもあり、区別には診断の慎重さが必要だとされています。

橋本病について詳しく読む

くわしい解説は 橋本病(慢性甲状腺炎)の包括的、症状から最新の治療戦略と生活管理まで をご覧ください。

結果に関わらず、すぐに救急を考える症状

こんなときは、結果に関わらずすぐに救急要請(119)を
  • 強い胸の痛み・締めつけが続く/冷や汗を伴う
  • 息が苦しくて横になれない・会話ができないほど苦しい
  • 意識がもうろうとする・けいれん・呼びかけに反応が鈍い
  • ろれつが回らない・片側の手足が動かない・顔がゆがむ
  • 大量の出血、吐血・下血が続く
判断に迷うときは救急安心センター事業「#7119」(対応地域)に、15歳未満のお子さんについては子ども医療電話相談「♯8000」(主に休日・夜間)にご相談ください。

よくある質問

橋本病は治りますか?
済生会は「基本的には治療の必要はありません」としていますが、甲状腺機能低下症を発症した場合はホルモン薬の内服による補充治療を続けることになります。
太りやすくなるのは本当ですか?
済生会は橋本病の症状として「体重の増加」を挙げています。甲状腺ホルモンの不足が代謝に影響するためです。
妊娠に影響しますか?
済生会は「甲状腺ホルモンは胎児の発育にも関与するため、妊娠前、妊娠中、授乳期には甲状腺の機能を良好にコントロールする必要があります」としています。
血液検査だけで分かりますか?
済生会は、多くの場合「血液中に抗サイログロブリン抗体や抗甲状腺ペルオキシダーゼ抗体」が検出されるとしています。詳しくは受診先の医療機関にご確認ください。
心臓に影響することはありますか?
済生会は、放置すると「心筋梗塞や狭心症などの虚血性心疾患、または心不全などの合併症が起こる場合があります」としています。
食べ物で気をつけることはありますか?
済生会は「ヨウ素(ヨード)の含有量の多い食品を摂ると甲状腺ホルモンの生成が抑えられることがあるので、摂取量などに気をつけましょう」としています。
料金や会員登録は必要ですか?
無料で、会員登録は必要ありません。回答内容をアカウントに保存したり、第三者に渡したりすることはありません。

参考にした情報

社会福祉法人恩賜財団 済生会「橋本病 (はしもとびょう)とは(公開日:2019年1月16日)」(2026年8月4日参照)

最終更新:2026年8月4日
本ページは医療者による個別の診断・治療に代わるものではありません。判断に迷う症状や強い症状があるときは、 医療機関にご相談ください。

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