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咽頭がんのサイン5つ|受診の目安が60秒でわかるセルフチェック

咽頭がんの主なサインは「首のしこり」「繰り返す鼻血・長引く鼻づまり」など5つ。済生会(2020年)が挙げる項目に答えると、受診の目安が約60秒でわかります。

「首のしこり」「繰り返す鼻血・長引く鼻づまり」「耳の詰まった感じ」「喉の痛みやいびき」「飲み込みにくさ」——済生会が上咽頭・中咽頭・下咽頭がんのページでそれぞれ挙げる症状に答えるだけ。いずれも「早期での症状は乏しい」とされ、気づくきっかけは首のしこりなどの限られたサインだけのことがあります。

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9問・約60秒 ・ 登録不要・無料 ・ 結果は受診の目安
回答に合わせて、必要な質問だけをお聞きします

※ 本チェックは医師の診断に代わるものではありません。判断に迷う症状や強い症状があるときは、医療機関にご相談ください。

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済生会は下咽頭がんについて「発症率は人口10万人に対し男性で2人、女性では0.2人で、60歳台の男性に多い傾向があります」としています。

済生会は上咽頭がんについて「日本での発症率は人口10万人に対して0.3人ほどで、頭頸部がんの中では比較的まれな病気です」としています。

済生会は中咽頭がんについて「発症率は人口10万人に対し0.2〜0.3人ほどです」とし、「近年はヒトパピローマウイルス感染による発症例が増加しています」としています。

このページのセルフチェックは、済生会が上咽頭がん・中咽頭がん・下咽頭がんのページでそれぞれ挙げる症状に沿って、受診の目安を出します。

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このセルフチェックでわかること

首のしこり、鼻血・鼻づまり、耳の詰まり(滲出性中耳炎)、喉の痛みやいびき、飲み込みにくさ——済生会が咽頭の3つの部位(上・中・下咽頭)について挙げる症状に沿って当てはまる数を数え、受診の目安を確認できます。診断ではありません。

こんな症状のときに使えます

  • 首にしこりを感じる
  • 繰り返す鼻血や長引く鼻づまりがある
  • 耳が詰まった感じが続く、中耳炎が治りにくい
  • 喉の痛み・いびき・口の開けにくさ・口臭が続く
  • 飲み込むときに痛みやつまり感がある
  • 物が二重に見える、声がれ、息苦しさがある(この場合はすぐ受診)

受診の目安の考え方

① 「咽頭」は、上・中・下の3つに分かれています

済生会は「咽頭は、鼻の奥から食道の入り口までの食べ物と空気が通る部分を指します。上からそれぞれ、上咽頭、中咽頭、下咽頭の三つの部位に分かれています」と、上咽頭がん・中咽頭がん・下咽頭がんのそれぞれのページで説明しています。咽頭がんは、この3つの部位のどこに、どんな性質のがんができるかで症状や原因が異なります。

② 上咽頭がんは、EBウイルスと関わりがあります

済生会は上咽頭がんについて「ヘルペスウイルスの一種であるEBウイルス(エプスタイン・バー・ウイルス)が発がんに関与していることが知られています」とし、「40〜60歳に多くみられ、まれに20歳台の若年者に発症することもあります」としています。

③ 中咽頭がんは、HPV感染による症例が増えています

済生会は中咽頭がんについて「発がんの要因には、喫煙や飲酒が関係していることが知られていますが、近年はヒトパピローマウイルス感染による発症例が増加しています」とし、「50〜60歳台に多くみられる傾向があります」としています。

④ 下咽頭がんは、大量飲酒との関わりが強いがんです

済生会は下咽頭がんについて「喫煙、飲酒が発がんに大きく関わっていることが多く、アルコールを多量に摂取する人に多く発症します」とし、「食道がんや胃がんなどのほかのがんを合併することがあります」としています。

⑤ 3つとも、早期の症状は乏しく、首のしこりで見つかることが多い

済生会は、下咽頭がんについて「早期での症状は乏しく、首のリンパ節転移が多くみられるため、首のしこりができて発見されることも多いです」とし、中咽頭がんについても「早期での症状は乏しく、首のリンパ節に転移することが多いため、首のしこりを自覚した際は、耳鼻咽喉科の受診をおすすめします」としています。上咽頭がんも「早期に症状が出ることは少なく、早期発見は難しい」と述べています。3つの部位に共通して、首のリンパ節転移を通じて見つかることが多いとされています。

⑥ 部位によって、出やすい症状が違います

済生会は上咽頭がんについて「鼻血、鼻づまりや、耳管に影響が出ることによる滲出性中耳炎になり、耳が詰まったように感じます」とし、中咽頭がんについて「進行すると、喉の痛みやいびき、口の開けにくさ、口臭といった症状が現れます」、下咽頭がんについて「がんが大きくなると、痛みや喉のつまり感、飲み込みにくさ、息苦しさなどが出現することがあります」としています。

⑦ 出どころについて — 正直に申し上げること

このページは、社会福祉法人恩賜財団済生会の3つのページ——上咽頭がん(2020年5月7日公開)、中咽頭がん(2020年5月13日公開)、下咽頭がん(2020年5月20日公開)——の記述をもとにしています。済生会には「咽頭がん」という単一のページは見当たらず、上咽頭・中咽頭・下咽頭という3つの部位ごとに別々に解説されています。このページはその3つを合わせて「咽頭がん」として案内しており、各症状・原因の記述は、それぞれ対応する部位のページによるものです。このセルフチェックの結果が実際のがんの有無や検査結果とどの程度一致するかを検証したデータは見当たりませんでした。当てはまる数が多いことは、がんがあることを意味しません。

上咽頭がん・中咽頭がん・下咽頭がんは、どうやって見分けますか?

いずれも耳鼻咽喉科での観察が必要です。済生会は上咽頭がんについて「鼻咽腔ファイバースコープ検査などで観察する必要があり」、中咽頭がんについて「舌根部は自分で見ることは難しく、耳鼻咽喉科での観察が必要になります」としています。

咽頭がんの治療法にはどんな選択肢がありますか?

済生会はいずれの部位についても「手術、放射線治療、化学療法」を治療法として挙げています。下咽頭がんでは「進行がんの手術は、下咽頭と隣り合う組織である喉頭を同時に切除する症例も多くあります」、上咽頭がんでは「上咽頭は鼻の奥にあり、そのすぐ上には脳神経が密集しています。そうした解剖学的な位置の問題により、手術治療が選択されることはまれです。放射線治療が中心となり、その進行度により抗がん剤を同時に使用する化学放射線治療を行なうことがあります」としています。

喉頭を残す治療はありますか?

済生会は下咽頭がんについて「喉頭の温存を希望する場合は放射線治療と抗がん剤を併用した化学放射線治療が選択されることがあります」としています。

HPV感染はどうやって防げますか?

済生会は中咽頭がんについて「このウイルスは、子宮がんの原因でもあり、オーラルセックスやキスなどで感染することが知られています。それらの行為での感染に注意を払う必要があります」としています。

胃カメラで見つかることはありますか?

済生会は下咽頭がんについて「近年は上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)の機器が発達し、非常に早期に発見されることも増えています。アルコールを多飲する人や食道がん・胃がんの治療歴のある患者さんは、定期的な上部消化管内視鏡検査を受けることをおすすめします」としています。

予防のためにできることはありますか?

済生会は下咽頭がんについて「アルコールを控えることが予防につながります。節度ある飲酒をおすすめします」「喫煙も発がんのリスク因子であり、禁煙も望ましいです」としています。上咽頭がんはEBウイルスについて「感染を予防することは困難であり、がんの早期発見が大事になります」としています。

咽頭がんについて詳しく読む

くわしい解説は 咽頭がんの全貌:初期症状から最新治療、HPVワクチンの重要性まで徹底解説 をご覧ください。

結果に関わらず、すぐに救急を考える症状

こんなときは、結果に関わらずすぐに救急要請(119)を
  • 強い胸の痛み・締めつけが続く/冷や汗を伴う
  • 息が苦しくて横になれない・会話ができないほど苦しい
  • 意識がもうろうとする・けいれん・呼びかけに反応が鈍い
  • ろれつが回らない・片側の手足が動かない・顔がゆがむ
  • 大量の出血、吐血・下血が続く
判断に迷うときは救急安心センター事業「#7119」(対応地域)に、15歳未満のお子さんについては子ども医療電話相談「♯8000」(主に休日・夜間)にご相談ください。

よくある質問

咽頭がんに初期症状はありますか?
済生会は上咽頭がん・中咽頭がん・下咽頭がんのいずれについても「早期での症状は乏しい」としています。首のしこりなど、進行してから気づくことが多いとされ、いずれの部位も自覚症状だけに頼った早期発見は難しいとされています。
首のしこりに気づいたらどうすればいいですか?
済生会は「首のしこりを自覚した際は、耳鼻咽喉科の受診をおすすめします」としています(中咽頭がんのページより)。下咽頭がんのページも「首のしこりがみられたときには耳鼻咽喉科の受診をおすすめします」としています。
鼻血や鼻づまりが続きますが、危険ですか?
済生会は上咽頭がんについて「繰り返す鼻血や鼻づまり、成人での長引く滲出性中耳炎がある際には、耳鼻咽喉科を受診し、鼻咽腔ファイバースコープ検査での上咽頭の観察をおすすめします」としています。上咽頭は通常の鼻の穴からの観察が難しい部位とされています。
お酒とたばこ、どちらがリスクが高いですか?
済生会は下咽頭がんについて「大量飲酒歴があることが多く、飲酒が発症のリスクを増加させている」とし、喫煙についても「ほかの頭頸部がん同様に喫煙も発がんのリスク因子」としています。両方が関与するとされています。
若い人でもなりますか?
済生会は上咽頭がんについて「40〜60歳に多くみられ、まれに20歳台の若年者に発症することもあります」としています。中咽頭がん・下咽頭がんは50〜60歳代以降に多いとされています。
料金や会員登録は必要ですか?
無料で、会員登録は必要ありません。回答内容をアカウントに保存したり、第三者に渡したりすることはありません。
結果はどのくらい信頼できますか?
これは診断ではなく、当てはまった項目から受診の目安を機械的に示すものです。咽頭がんの有無を判定することはできません。

参考にした情報

社会福祉法人恩賜財団 済生会「上咽頭がん (公開日:2020年5月7日)」(2026年8月4日参照) 社会福祉法人恩賜財団 済生会「中咽頭がん (公開日:2020年5月13日)」(2026年8月4日参照) 社会福祉法人恩賜財団 済生会「下咽頭がん (公開日:2020年5月20日)」(2026年8月4日参照)

最終更新:2026年8月4日
本ページは医療者による個別の診断・治療に代わるものではありません。判断に迷う症状や強い症状があるときは、 医療機関にご相談ください。

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