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直腸がんのサイン5つ|受診の目安が60秒でわかるセルフチェック

直腸がんの主なサインは5つ。済生会(2015年)が挙げる項目に答えると、受診の目安が約60秒でわかります。

出血、便が細くなる、何度もトイレに行きたくなる、便秘と下痢の繰り返し、貧血・立ちくらみ — 済生会が早期発見のポイントに挙げる5つの症状に答えるだけ。直腸は「痛みを感じる神経はありません」とされ、出血だけで気づくことも少なくありません。

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※ 本チェックは医師の診断に代わるものではありません。判断に迷う症状や強い症状があるときは、医療機関にご相談ください。

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済生会は「直腸がんは日本人に多く、大腸がんのうち約40%を占めています」としています。

済生会は「直腸がんを含め、大腸がんに関しては早期発見すれば80%以上の確率で治ると考えられています」と述べています。

済生会は「大腸がんの死亡数で表すと、半世紀で約10倍になりました」としています。

このページのセルフチェックは、済生会が早期発見のポイントとして挙げる5つの症状に沿って当てはまる数を数え、受診の目安を出します。

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このセルフチェックでわかること

出血、便が細くなる、何度もトイレに行きたくなる(テネスムス)、便秘と下痢の繰り返し、貧血・立ちくらみ — 済生会が直腸がんの早期発見のポイントとして挙げる5つの症状に沿って当てはまる数を数え、受診の目安を確認できます。診断ではありません。

こんな症状のときに使えます

  • 血便や、便への血の付着がある
  • 便が細くなった
  • 排便のあとも、また便意を感じて何度もトイレに行きたくなる
  • 便秘と下痢を繰り返す
  • 貧血や立ちくらみのような症状がある
  • 痛みはないのに出血がある(この場合は自己判断せず受診)
  • 40歳以上で、1年以内に大腸がん検診を受けていない

受診の目安の考え方

① 直腸がんは、大腸のなかでも肛門に近い部分にできるがんです

済生会は「直腸がんとは、大腸の一部である直腸に発生した悪性腫瘍(しゅよう)のことをいいます」としています。「大腸は成人で約1.5mの長さがあり、盲腸、結腸、直腸とに分かれています」「直腸は、肛門の直前にあるほぼまっすぐの器官で、さらに、直腸S状部、上部直腸、下部直腸に分類されます。長さとしては15~20cmほどです」と説明したうえで、「なかでも、直腸がんは日本人に多く、大腸がんのうち約40%を占めています」としています。

② 「痛みがないから大丈夫」ではありません

済生会は「直腸は自律神経によって支配されていて、痛みを感じる神経はありません。そのため、直腸に何か異常があっても、出血などがあるだけで、全く痛みを感じません」としています。そのうえで「何の痛みもなく出血することがあれば、これは肛門ではなく直腸を含めた大腸の異常と考えてほぼ間違いありません。『痔だろう』と自己判断せず、必ず大腸・肛門専門医の診察を受てください」と述べています。

③ 症状でいちばん多いのは血便です

済生会は「直腸がんの症状で最も多いのは血便です。そのほか、排便に伴う症状が出やすいのが特徴で、便秘、便が細くなる、排便がなくてもたびたび便意を感じる(テネスムス)、腹痛などが主な症状です」としています。ただし「かなりの進行がんになるまで、全く症状がない場合も少なくありません」とも述べており、症状がないことが安全の証明にはなりません。

④ 早期発見の目安は「5項目のうち1つでも、いつも・頻繁に」

済生会は早期発見のポイントとして「下記5項目のうち、1つでも症状があり、それが、いつもまたは頻繁に認められるようであれば、大腸がんの危険性が高いので、必ず大腸の検査を受けるようにしましょう」とし、①出血がある②便が細い③何度もトイレに行きたくなる④便秘・下痢を繰り返す⑤貧血・立ちくらみがする、の5項目を挙げています。このセルフチェックの5つの質問は、この5項目に沿ったものです。

⑤ 自覚症状より前に、検診で見つかるほうが早期がんのことが多い

済生会は「自覚症状が現れてから検査を受け、がんが発見された場合は、がんが進行している可能性もあります。自覚症状がない状態で、便潜血検査(便の中に血液が混ざっていないかどうかを調べる検査)から大腸がんが発見された場合は、早期がんであることが多く、根治が期待できます」としています。そのうえで「特に、40歳以上の人は、大腸がん検診をできれば毎年受けることをお勧めします」と述べています。

⑥ 節酒・禁煙・運動 — 予防としてわかっていること

済生会は、直腸がん特有の1次予防はないとしたうえで、大腸がんの1次予防の柱として「食生活の改善」「運動」「節酒・禁煙」を挙げています。飲酒については「男性では、アルコール摂取量が日本酒にして『1日平均1合以上、2合未満』の人は、飲酒しない人に比べて、大腸がんの発生率が1.4倍、『1日平均2合以上』の人は、2.1倍でした」とし、喫煙については「タバコを吸う人は、吸わない人に比べて、大腸がんの発生率が1.4倍高いといわれています」としています。運動については「日本人においても、身体活動は大腸がんリスクをほぼ確実に下げるという結論になりました。ただ、部位別にみると、結腸がんリスクをほぼ確実に下げる一方、直腸がんリスクについては証拠が不十分という結果が出ています」と述べています。

⑦ 出どころについて

このページの症状・早期発見・予防に関する記述は、社会福祉法人恩賜財団 済生会が公開する「直腸がん」のページ(2015年5月28日公開)によります。解説は消化器を専門とする病院の医師によるものです。なお、このセルフチェックの結果が実際の診断とどの程度一致するかを検証したデータは見当たりませんでした。当てはまる数が多いことは、がんがあることを意味しません。気になる症状があるときは自己判断せず、大腸・肛門専門医にご相談ください。

直腸がんは何科を受診すればいいですか?

済生会は「『痔だろう』と自己判断せず、必ず大腸・肛門専門医の診察を受てください」としています。大腸・肛門を専門とする消化器内科や肛門外科が窓口になります。

痛みがないので様子を見ています。大丈夫ですか?

済生会は「直腸は自律神経によって支配されていて、痛みを感じる神経はありません。そのため、直腸に何か異常があっても、出血などがあるだけで、全く痛みを感じません」としています。痛みがないことは、異常がないことの証明にはなりません。

血が出ていますが、痔だと思います。

済生会は「何の痛みもなく出血することがあれば、これは肛門ではなく直腸を含めた大腸の異常と考えてほぼ間違いありません。『痔だろう』と自己判断せず、必ず大腸・肛門専門医の診察を受てください」としています。痔かどうかは診察で確認します。

直腸がんの治療はどのように行われますか?

済生会は「直腸がんの治療法は、他のがんと同じく、手術、抗癌剤による化学療法、放射線療法がありますが、基本は手術です」としています。「肛門から指を入れ(直腸指診)、腫瘍(しゅよう)を触れなければ、ほとんどの場合永久的人工肛門にはなりません」とも述べています。

大腸がん検診はどのくらいの頻度で受けるべきですか?

済生会は「特に、40歳以上の人は、大腸がん検診をできれば毎年受けることをお勧めします」としています。自覚症状がない段階で便潜血検査から見つかった場合は「早期がんであることが多く、根治が期待できます」としています。

予防のためにできることはありますか?

済生会は大腸がんの1次予防の柱として「食生活の改善」「運動」「節酒・禁煙」を挙げ、「過食を避け、肥満を防ぎ、アルコールや赤肉・加工肉の摂取を控え、禁煙するとともに運動することが”確実”な予防法だと思います」としています。ただし「直腸がん特有の1次予防はありません」とも述べています。

直腸がんについて詳しく読む

くわしい解説は 直腸がん 徹底に基づく予防戦略と早期発見の完全ガイド をご覧ください。

結果に関わらず、すぐに救急を考える症状

こんなときは、結果に関わらずすぐに救急要請(119)を
  • 強い胸の痛み・締めつけが続く/冷や汗を伴う
  • 息が苦しくて横になれない・会話ができないほど苦しい
  • 意識がもうろうとする・けいれん・呼びかけに反応が鈍い
  • ろれつが回らない・片側の手足が動かない・顔がゆがむ
  • 大量の出血、吐血・下血が続く
判断に迷うときは救急安心センター事業「#7119」(対応地域)に、15歳未満のお子さんについては子ども医療電話相談「♯8000」(主に休日・夜間)にご相談ください。

よくある質問

初期症状はありますか?
済生会は「かなりの進行がんになるまで、全く症状がない場合も少なくありません」としています。症状がないことは、直腸がんがないことの証明にはなりません。
血便が出たら、必ずがんですか?
血便は痔などでも起こりえますが、済生会は「『痔だろう』と自己判断せず、必ず大腸・肛門専門医の診察を受てください」としています。がんかどうかは診察・検査で確認します。
何科を受診すればいいですか?
済生会は大腸・肛門専門医の診察を勧めています。消化器内科や肛門外科のある医療機関にご相談ください。
便が細くなっただけでも受診すべきですか?
済生会は「便が細い」を早期発見のポイントの5項目の1つに挙げ、いつもまたは頻繁に認められるようであれば大腸の検査を受けるよう勧めています。
40歳未満でも検診は必要ですか?
済生会が勧める大腸がん検診は「特に、40歳以上の人」が対象です。40歳未満でも気になる症状があるときは受診してください。
料金や会員登録は必要ですか?
無料で、会員登録は必要ありません。回答内容をアカウントに保存したり、第三者に渡したりすることはありません。
結果はどのくらい信頼できますか?
これは診断ではなく、済生会が挙げる症状に当てはまった数から受診の目安を機械的に示すものです。直腸がんの有無を判定することはできません。

参考にした情報

社会福祉法人恩賜財団 済生会「直腸がん (ちょくちょうがん)とは(公開日:2015年5月28日)」(2026年8月4日参照)

最終更新:2026年8月4日
本ページは医療者による個別の診断・治療に代わるものではありません。判断に迷う症状や強い症状があるときは、 医療機関にご相談ください。

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