心筋梗塞のサイン5つ|受診の目安が60秒でわかるセルフチェック
心筋梗塞の主なサインは「下顎・頸部・左上腕・みぞおちに広がる」など5つ。済生会(2013年)が挙げる項目に答えると、受診の目安が約60秒でわかります。
「胸の激痛や締めつけられる感覚、圧迫感が30分以上続き、冷や汗を伴う」「下顎・頸部・左上腕・みぞおちに広がる」「1カ月以内の胸の痛みや息切れ」 — 済生会が挙げる心筋梗塞の5つのサインに答えるだけ。突然発症するイメージがありますが、済生会は前兆サインを見逃さないことが大切だとしています。
チェックを始める9問・約60秒 ・ 登録不要・無料 ・ 結果は受診の目安
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※ 本チェックは医師の診断に代わるものではありません。判断に迷う症状や強い症状があるときは、医療機関にご相談ください。
済生会は急性心筋梗塞の症状について「胸痛は30分以上続き、多くの場合冷や汗を伴います」と説明しています。
済生会は「一度心筋梗塞を発症した人が再発する確率は、非発症者の4~6倍高くなるといわれています」としています。
済生会は前兆のサインとして「1カ月以内に胸の痛みや圧迫感を感じたことがある」場合を要注意の項目に挙げています。
このページのセルフチェックは、済生会が挙げる心筋梗塞の前兆・早期発見のポイントに沿って5つのサインを数え、受診の目安を出します。
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このセルフチェックでわかること
放散痛、前兆となる胸の痛みや息切れ・意識消失、冷や汗や肩背中の痛み、高齢者の非典型症状、狭心症症状の悪化 — 済生会が挙げるポイントに沿って5つのサインの当てはまる数を数え、受診の目安を確認できます。診断ではありません。
こんな症状のときに使えます
- 胸の痛みが下顎・頸部・左上腕・みぞおちに広がる
- 1カ月以内に胸の痛みや圧迫感、息切れがあった
- 冷や汗が出やすい、肩や背中、左腕が痛む
- 食欲不振や吐き気・嘔吐が続く(特に高齢の方)
- 胸の激痛や締めつけられる感覚が30分以上続き、冷や汗を伴う(この場合はすぐに救急要請)
受診の目安の考え方
① 心筋梗塞はこんな病気
済生会は「心臓は少しも休むことなく全身に血液を送り出しています。心臓のポンプ機能を維持するためのエネルギー源が冠動脈(冠状動脈)です」と説明しています。加齢とともに冠動脈が硬くなり、血管壁にコレステロールが溜まっていくと動脈硬化が進んで血管の内側が狭くなり、血流が不足するようになります。こうして虚血状態になると「胸痛、胸の圧迫感といった症状が現れるようになります。これが狭心症です。また、これらの症状は15分も経てば消えていきます」としています。冠動脈がさらに狭くなって完全にふさがり、血流が途絶えると「栄養が届かなくなった心筋細胞は壊死を起こします。この状態が心筋梗塞です」とし、「狭心症と心筋梗塞をまとめて虚血性心疾患といいます」としています。今まさに心筋壊死が起ころうとしている状態は「不安定狭心症」といい、狭心症と心筋梗塞の中間に位置しているとしています。不安定狭心症など急速に進行する可能性がある虚血性心疾患は「急性冠症候群(ACS)」と呼ばれます。
② 発症時の典型的な症状
済生会は「急性心筋梗塞が発症すると、胸部の激痛や締めつけられるような感覚、圧迫感などの症状が現れます。胸痛は30分以上続き、多くの場合冷や汗を伴います」と説明しています。痛みの場所については「胸痛が現れる場所は前胸部、胸骨下が多く、下顎、頸部、左上腕、心窩部(しんかぶ。みぞおちのこと)に広く散らばることもあります」としています。さらに「呼吸困難、意識障害、吐き気を伴う時は重症の可能性があります」としています。
③ 高齢者は胸痛が出ないこともあります
済生会は「高齢者では吐き気などだけが現れ、胸痛が見られないことが少なくありません」と注意を促しています。近頃の食欲不振や吐き気・嘔吐だけが手がかりになる場合もあるため、典型的な胸痛がないからといって安心はできません。
④ 見逃したくない前兆サイン
済生会は、心筋梗塞の前兆として体が出すサインに「最近、呼吸困難や息切れがすると感じている」「最近、意識を失うようなことがある」「1カ月以内に胸の痛みや圧迫感を感じたことがある」「冷や汗や脂汗が出てくることが多い」「肩や背中に痛みが出ることがある」「左腕が痛くなることがある」「喫煙の習慣がある」「健診などでメタボリック症候群、高血圧、脂質異常症と言われた」「ここ最近、心臓周辺の胸の激しい痛みを感じたことがある」「近頃、食欲不振だったり、食欲が低下したりしている」「吐き気がしたり、嘔吐(おうと)したりする」「不整脈がある」を挙げています。「急性心筋梗塞は『突然発症する病気』というイメージがありますが、決してそうではありません」としています。
⑤ 狭心症の症状が変わったら、すぐに専門医へ
済生会は「狭心症症状の程度がいつもより強くなったり、回数が増えたり、軽い動作でも症状が現れるようになったら、不安定狭心症や心筋梗塞に移行する可能性があるため、すぐに専門医を受診することをお勧めします」としています。
⑥ 再発予防(二次予防)が重要です
済生会は「一度心筋梗塞を発症した人が再発する確率は、非発症者の4~6倍高くなるといわれています」とし、心筋梗塞が一度起きた後に再発しないよう予防することを「心筋梗塞の二次予防」と呼び、重要な対策だとしています。予防としては「禁煙する」「塩分、糖分、脂肪分を取り過ぎない」「バランスのよい食事をとる」「適度な運動をする」「ストレスを避け、規則正しい生活を送る」「血縁者に心筋梗塞の患者がいれば生活習慣に注意する」「高血圧、糖尿病、脂質異常症を早期に見つける」「強い胸痛を感じたらすぐ病院へ行く」ことを挙げています。さらに「さらに必要に応じて薬物療法で高血圧、糖尿病、慢性腎臓病などの生活習慣病が進行しないようにしましょう」とし、生活習慣の改善だけでなく、必要な薬物療法を続けることも二次予防に必須だとしています。
⑦ 出どころについて — 正直に申し上げること
このページの症状・早期発見のポイント・予防の記述は、社会福祉法人恩賜財団 済生会「症状別病気解説」の心筋梗塞のページによります。参照したページには2013.07.22 公開/2025.09.30 更新と記載されています。なお、このセルフチェックの結果が実際の診断とどの程度一致するかを検証したデータは見当たりませんでした。当てはまる項目が多いことは、心筋梗塞があることを意味しません。今まさに胸の激痛や息苦しさがある場合は、この結果を待たずに救急要請をご検討ください。
心筋梗塞が疑われるとき、何をすればいいですか?
済生会は「強い胸痛を感じたらすぐ病院へ行く」ことを挙げています。胸部の激痛や締めつけられる感覚、圧迫感が30分以上続くときは、様子を見ずに医療機関を受診してください。
狭心症と心筋梗塞はどう違いますか?
済生会は、狭心症の症状は「15分も経てば消えていきます」とする一方、心筋梗塞は冠動脈が完全にふさがり「栄養が届かなくなった心筋細胞は壊死を起こします」としています。
高齢者ではどんな症状に注意すればいいですか?
済生会は「高齢者では吐き気などだけが現れ、胸痛が見られないことが少なくありません」としています。食欲不振や吐き気、嘔吐が続くときも、胸痛がないからと油断せず注意が必要です。
再発を防ぐには何が大切ですか?
済生会は「一度心筋梗塞を発症した人が再発する確率は、非発症者の4~6倍高くなる」とし、生活習慣の改善と、必要に応じた高血圧・糖尿病・慢性腎臓病などの薬物療法を挙げています。
急性冠症候群(ACS)とは何ですか?
済生会は「不安定狭心症など、急速に進行する可能性がある虚血性心疾患を、急性冠症候群(ACS)と呼びます」としています。
心筋梗塞の予防で、まず何を見直せばいいですか?
済生会は「禁煙する」「塩分、糖分、脂肪分を取り過ぎない」「バランスのよい食事をとる」「適度な運動をする」「ストレスを避け、規則正しい生活を送る」ことを挙げています。
心筋梗塞について詳しく読む
- うつ病と心血管疾患の双方向リスク-心筋梗塞後のうつ・受診の目安
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くわしい解説は 心筋梗塞の前兆サイン|見逃さない症状チェックと今すぐできる対処・受診の目安 をご覧ください。
結果に関わらず、すぐに救急を考える症状
- 強い胸の痛み・締めつけが続く/冷や汗を伴う
- 息が苦しくて横になれない・会話ができないほど苦しい
- 意識がもうろうとする・けいれん・呼びかけに反応が鈍い
- ろれつが回らない・片側の手足が動かない・顔がゆがむ
- 大量の出血、吐血・下血が続く
よくある質問
初期症状はありますか?
胸の痛みはどのくらい続きますか?
痛みは胸以外にも出ますか?
胸が痛くなくても心筋梗塞の可能性はありますか?
再発のリスクはどのくらいですか?
料金や会員登録は必要ですか?
結果はどのくらい信頼できますか?
参考にした情報
社会福祉法人恩賜財団 済生会「心筋梗塞 (しんきんこうそく)とは(2013.07.22 公開/2025.09.30 更新)」(2026年8月4日参照)最終更新:2026年8月4日
本ページは医療者による個別の診断・治療に代わるものではありません。判断に迷う症状や強い症状があるときは、
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