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精神・心理疾患 31分で読める 6回

うつ病と心血管疾患の双方向リスク-心筋梗塞後のうつ・受診の目安

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結論:うつ病と心血管疾患の関係

うつ病と心血管疾患は一方向ではなく双方向に影響し合うことが、日本循環器学会・日本心臓リハビリテーション学会の合同ガイドラインで指摘されています。心疾患患者ではうつ病の頻度が17〜27%にのぼり、一般人口の10.3%のおよそ3倍にあたるとされています[1]

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心筋梗塞や心不全になった後にうつ症状が出る人、逆にうつ病がある人ほど心筋梗塞などのリスクが高まる人、どちらの経路も報告されています。放置すると再発や予後の悪化につながる可能性があるとされているため、心臓の治療とこころの治療は別々ではなく、両方セットで考える必要があります。うつ病そのものの基礎知識(症状・原因・治療の全体像)についてはうつ病の基礎知識のまとめもあわせてご覧ください。

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要点まとめ

  • 心疾患患者のうつ病の頻度は17〜27%、心不全がもっとも重い段階(NYHA心機能分類IV度)では42%にもなるとされています。
  • 冠動脈疾患(CAD)患者は、初診時点ですでに27%にうつ症状か不安感が確認されると報告されています。
  • 脳卒中後うつ病(PSD)の頻度は世界77件の研究をまとめた解析で27%(95%信頼区間25〜30%)と報告されています。
  • 抗うつ薬は種類によって心臓への注意点が異なり、添付文書上「QT延長のある患者には禁忌」「心筋梗塞の回復初期は禁忌」などの記載があります。
  • 心臓リハビリテーション(運動療法)はうつ症状の改善を目的に行うことが推奨クラスI・エビデンスレベルAとされており、動悸や息切れが強い、希死念慮があるなどのサインがあれば早めの受診が必要です。

編集基準

編集方針:JHO編集部がAIツールの支援を受け、公的機関・学会・査読論文と照合して作成。最終確認は人の目。医師による個別診断の代わりにはなりません。数値・分類はガイドライン改定により変わることがあります(2026年7月時点)。

うつ病と心血管疾患とは?双方向の関係が起きる仕組み

「うつ病と心血管疾患」という2つの病気は、まったく別の科(精神科・心療内科と循環器内科)で扱われますが、実際には同じ患者さんの体の中でお互いに影響を及ぼし合っていることが分かってきています。厚労省のe-ヘルスネットでは、急性心筋梗塞をはじめとする循環器疾患について「発症の引き金としてストレスやうつなどの影響が大きいことが知られています」と説明されています[2]

一方で、日本循環器学会・日本心臓リハビリテーション学会の合同ガイドラインでは、心血管疾患(CVD)のある患者さんはうつ病や抑うつ症状を抱えやすく、それが病状や予後、QOL(生活の質)にも悪影響を与えるとされ、米国心臓協会(AHA)がCVD患者に対するうつ病スクリーニングと介入の必要性を提言していることが紹介されています[1]。つまり「心臓が先か、こころが先か」ではなく、どちらの向きの矢印も存在する、という点がこの2つの病気の一番の特徴です。

図:JHO編集部が作成

厚労省のe-ヘルスネットによれば、歴史的には、目標達成感が乏しく完全性を求め、常に時間に追われるように行動する「タイプA行動パターン」と心筋梗塞との関連が指摘されてきました[2]。同資料は、湾岸戦争の際に警報やミサイル着弾に伴って心筋梗塞の発症数が増加したことがイスラエルから報告されており、強い精神的ストレスが直接的・間接的に心筋梗塞を引き起こす現象は日本人でも同様であるとされていると報告しています[2]

日本特有の観察として、厚労省のe-ヘルスネットは、有職者男性では海外と同様に「ブルーマンデー(憂うつな月曜日)」の発症が多い一方、高齢女性では土曜日の発症が多く、週末に主婦への依存度が高まることが女性配偶者へのストレスとなっている可能性がある、という日本独自の発症要因を紹介しています[2]。同資料はさらに、心筋梗塞そのものは午前中の血圧上昇や血小板凝集能の日内変動に合わせて午前中に多い一方、働き盛りの若い男性喫煙者では夜遅い就業中に発症するなど、社会・経済的な要因も関わっているとされていると報告しています[2]

うつ病と心血管疾患の頻度 — 数字で見る双方向のリスク

「自分(または家族)はどれくらいの確率で当てはまるのか」という疑問に対して、日本循環器学会・日本心臓リハビリテーション学会のガイドラインは具体的な割合を示しています。以下の表は、その数値を病気の重症度別にまとめたものです。

対象 うつ病・抑うつ症状の頻度 備考
一般人口 10.3% 心疾患のない集団での抑うつ症状の割合[1]
心疾患患者全体 17〜27% 一般人口のおよそ3倍とされる[1]
冠動脈疾患(CAD)患者・初診時 27% 初診時点でうつ症状か不安感が確認された割合。治療期間が長引き医療費が高くなるとも報告[1]
心不全患者(NYHA心機能分類IV度) 42% 心不全が重症になるほどうつ病の有病率が高いとされる[1]

出典:日本循環器学会/日本心臓リハビリテーション学会「2021年改訂版 心血管疾患におけるリハビリテーションに関するガイドライン」[1]

日本循環器学会のガイドラインは、CVDと抑うつ症状との関係には様々な要因が複雑に絡み合っており、いまだ明確になってはいないとしたうえで、不安感も抑うつ症状と同様にCAD(冠動脈疾患)に影響を与える要因として注目されていると述べています[1]。心疾患があるからうつ病になる、うつ病だから心疾患になる、という単純な一本道ではなく、双方が絡み合って悪循環を形成しうる、というのがこのガイドラインの立場です。国際的なエビデンスとしては、2022年にFrontiers in Cardiovascular Medicine誌に発表されたメタ解析(Cao、Zhao、Shenらの研究)が、26件の前向きコホート研究・合計402,597人を対象に、うつ病がある人はない人に比べて冠動脈疾患(CHD)を発症するリスクが統計学的に有意に高いことを報告しています(相対危険度1.21、95%信頼区間1.14〜1.29)[7]。この数値は「うつ病があれば必ず心筋梗塞になる」という意味ではなく、うつ病のない人と比べて相対的にリスクが1.21倍高いという統計上の関連を示すものである点には注意が必要です。なお、厚生労働省の資料によれば、気分[感情]障害(うつ病・躁うつ病を含む)で通院している外来患者数は令和5年時点で約156.6万人とされ、精神疾患全体の外来患者数約576.4万人の中でも大きな割合を占めています[3]。この人数の中には、心血管疾患を併せ持つ患者さんも相当数含まれていると考えられます。

脳卒中後うつ病(PSD)— 発症時期と自然経過

「心血管疾患」には心臓の病気だけでなく脳卒中(脳梗塞・脳出血)も含まれます。脳卒中後にうつ病を発症する状態は「脳卒中後うつ病(Post-Stroke Depression: PSD)」と呼ばれ、国際的な系統的レビュー・メタ解析(Liuらの研究、PLOS Medicine誌、2023年発表、77件の研究・27,401人を対象)では、脳卒中後のうつ病の頻度は全体で27%(95%信頼区間25〜30%)と報告されています[4]

この論文では、うつ病の確認方法によって数値が変わることも示されており、臨床面接による診断では24%(95%信頼区間21〜28%)、評価尺度(質問紙)による判定では29%(95%信頼区間25〜32%)とされています[4]。以下の表に、発症からの経過期間別の頻度をまとめました。

脳卒中からの経過期間 うつ病の頻度 95%信頼区間
1か月以内 30% 24〜36%[4]
1〜5か月 27% 24〜30%[4]
6〜12か月 22% 18〜26%[4]
1年以降 29% 22〜35%[4]

出典:Liu L, Xu M, Marshall IJ, Wolfe CDA, Wang Y, O’Connell MDL. “Prevalence and natural history of depression after stroke: A systematic review and meta-analysis of observational studies.” PLOS Medicine, 2023[4]

同じ研究では、経過を追跡した24件のデータをもとにした自然経過も示されています。脳卒中後3か月以内にうつ病を発症した人のうち53%はその後もうつ病が持続し、44%は回復したとされ、脳卒中後1年間の累積発症率は38%(95%信頼区間33〜43%)、そのうち71%(95%信頼区間65〜76%)は脳卒中後3か月以内に発症した人であったと報告されています[4]。早期に発症したうつ病ほど見過ごされやすく、かつ持続しやすいという点は、脳卒中のリハビリテーションに関わる家族にとっても知っておく価値のある情報です。

脳卒中の場合、体の麻痺や言語障害などの後遺症があると、気分の落ち込みが「後遺症のせいで元気が出ないのは当然」と見過ごされ、うつ病そのものが見逃されやすいという臨床上の課題も指摘されています。リハビリテーションの経過が思ったより進まない、以前は好きだったことに関心を示さなくなった、といった変化がある場合、単なる体力の問題として片付けずに、うつ病の可能性も含めて主治医やリハビリスタッフに相談することが勧められます。特に脳卒中後1か月以内はうつ病の頻度が30%とほかの時期より高い傾向が報告されているため[4]、退院直後から気分の変化に注意を払うことには意味があると考えられます。

なぜ「双方向」なのか — 考えられているメカニズム

心疾患とうつ病がなぜお互いに影響し合うのか、そのメカニズムについて厚労省のe-ヘルスネットは複数の経路を紹介しています。「うつも心筋梗塞などの冠動脈疾患に多いこと、うつを持つ心筋梗塞患者さんの予後が悪いことも知られています」としたうえで、うつが生命予後に影響するメカニズムとして次の2つの方向性が説明されています[2]

1つ目は生活習慣の経路です。厚労省のe-ヘルスネットによれば、うつ症状がある人は不健康な生活習慣(禁煙できない、運動不足になる、食事が乱れるなど)に陥りやすいことが一因と推測されているとされています[2]。うつ病により意欲が低下すると、処方された薬をきちんと飲み続ける、通院を続けるといった治療の継続そのものが難しくなる可能性も考えられ、これは服薬アドヒアランス(治療への積極的な取り組み)の低下という形で心血管疾患の管理に影響しうる経路と言えます。

2つ目は生理学的な経路です。e-ヘルスネットは、うつに伴い分泌されるストレスホルモンが直接的に循環動態に悪影響を及ぼすものとして、「血中カテコラミンの高値による自律神経異常(交感神経優位)、血小板凝集能の亢進、血管内皮機能の低下などが報告されています」と説明しています[2]。つまり、うつ病になると自律神経のバランスが交感神経優位に傾き、血液が固まりやすくなり(血小板凝集能の亢進)、血管の内側を覆う細胞(血管内皮)の働きが落ちる、という複数の変化が同時に起こりうるとされているのです。炎症性物質(サイトカイン)の関与など、ここに挙げた経路以外の生理学的な仕組みも国内外で研究の対象になっていますが、日本循環器学会のガイドラインが述べているとおり、CVDと抑うつ症状との関係にはさまざまな要因が複雑に絡み合っており、いまだ関係の全体像が明確になってはいない、という誠実な留保も付け加えておく必要があります[1]

逆方向の経路、すなわち心血管疾患があることでうつ病になりやすくなる経路については、心筋梗塞や脳卒中という命に関わる出来事そのものが強い心理的ストレスになること、入院や後遺症への不安、活動量の制限による孤立感などが関わっていると考えられていますが、日本循環器学会のガイドラインが述べているとおり、この関係の全体像はいまだ明確になってはいない、複雑に絡み合った関係だという点は誠実に伝えておく必要があります[1]

受診の目安:今すぐ相談すべきサイン

すぐに受診・相談が必要なサイン

  • 「死にたい」「消えてしまいたい」という気持ちが浮かぶ、具体的な自殺の計画を考えている(精神科・心療内科への緊急受診、または救急要請が必要です。詳しいサインの見分け方は重度のうつ病と自殺のサインも参考にしてください)
  • 安静にしていても胸の痛み・締めつけ感が15分以上続く、冷や汗を伴う(循環器の救急受診が必要です)
  • 急に息苦しくなった、少し動いただけで強い息切れが出るようになった(心不全の悪化の可能性があり、循環器内科への早めの受診が必要です)
  • 日本循環器学会のガイドラインによれば、うつ病患者の約85%に不眠症状が認められるとされており、不眠が意欲や活力をさらに低下させ悪循環を引き起こしやすいとされています[1]。不眠が続く場合は精神科・心療内科に相談することが勧められます
  • 治療中の薬を自己判断で急にやめてしまった、通院が続けられなくなっている(主治医または薬剤師への相談が必要です)

タイプDパーソナリティと性差 — うつ病になりやすい心疾患患者の特徴

日本循環器学会・日本心臓リハビリテーション学会のガイドラインは、冠動脈疾患患者に対して行うべき精神心理学的評価について、推奨クラスとエビデンスレベルを具体的に示しています。

推奨される評価 推奨クラス エビデンスレベル
冠動脈疾患患者に対してうつ病のスクリーニングを行う I A[1]
冠動脈疾患患者の抑うつ症状の評価にPHQ-9などを用いる I A[1]
冠動脈疾患患者に対し、うつ病やせん妄の可能性に留意して認知機能を評価することを考慮してもよい IIb A[1]
心血管疾患患者のパーソナリティ傾向の評価にDS-14(Type D Scale-14)を用いることを考慮してもよい IIb B[1]

出典:日本循環器学会/日本心臓リハビリテーション学会「2021年改訂版 心血管疾患におけるリハビリテーションに関するガイドライン」表85[1]

同ガイドラインは、CVD患者の行動特性について、1959年に定義されたタイプA行動パターンから始まり、怒り・敵意などの影響が研究され、現在では否定的な感情を抱きやすく、それを表に出しにくい「タイプD(パーソナリティ傾向)」がうつ病の発症要因として注目されていると説明しています[1]。同ガイドラインによれば、日本人の46.3%がこのタイプDに該当するという報告があり、心疾患患者がタイプDに該当すると主観的な健康状態が悪いことが報告されているとされています[1]。さらに、タイプDは心血管疾患による死亡率や心イベントの発生率を予測する要因として注目され、国内外でタイプDと抑うつ症状との関連や、タイプDが術後せん妄を長引かせるといった報告もあるとされています[1]。反対に、楽観的な考え方をする心血管疾患患者のほうが心イベントは有意に少なく、死亡率も低かったという報告も紹介されています[1]

性差についても興味深い報告があります。同ガイドラインは、冠動脈疾患の主要な心血管イベントに基づく近年のメタ解析を引用し、主要疾患イベントと関連する心理的要因として、女性では怒り・敵意・抑うつ・苦痛が、男性では不安・抑うつ・苦痛が報告されていると述べています[1]。つまり、うつ症状そのものは男女共通のリスク要因として挙がっていますが、それに合併しやすい心理的な特徴(怒り・敵意か、不安か)には性差がある可能性が示唆されている、ということです。同ガイドラインは、これらの精神・心理面の要因についてはいまだ研究報告が多くはないと、慎重な留保も付け加えています[1]

心疾患患者のうつ病スクリーニングと治療 — 日本循環器学会・日本心臓リハビリテーション学会のガイドライン

日本循環器学会・日本心臓リハビリテーション学会のガイドラインは、心疾患患者におけるうつ病・抑うつ状態のスクリーニング検査として、同ガイドラインが紹介するところでは、米国心臓協会(AHA)で推奨され、循環器領域でも使用頻度が高いのはPatient Health Questionnaire-9(PHQ-9)であるとされています[1]。同ガイドラインによれば、短縮版のPHQ-2は質問が2つと手軽ですが、感度は52%であるとされています[1]。同ガイドラインは、これらの質問紙はあくまで補助的なスクリーニングツールであり、うつ病、不安障害、認知症は質問紙のみで確定診断されるものではない、という注意点も明記しています[1]

治療面では、心臓リハビリテーション(運動療法)と薬物療法・心理療法のそれぞれについて推奨クラスとエビデンスレベルが示されています。

介入 推奨クラス エビデンスレベル
抑うつ症状の改善を目的に心臓リハビリテーションを行う I A[1]
抑うつ症状の改善を目的に抗うつ薬投与と認知行動療法などの心理療法を考慮する IIa B[1]

出典:日本循環器学会/日本心臓リハビリテーション学会「2021年改訂版 心血管疾患におけるリハビリテーションに関するガイドライン」表87[1]

同ガイドラインでは、冠動脈疾患患者への心理的介入について、35件の研究(合計10,703例を対象)のメタ解析の結果として、従来の心理療法による介入は冠動脈疾患の総死亡率と再発率には影響しなかったものの、心臓が原因の死亡率の低下と抑うつ症状・不安症状・ストレスの軽減は確認できたと報告されています[1]。さらに、心疾患に多いとされる「タイプDパーソナリティ」(否定的感情を抱きやすく、それを表に出さない傾向)を持つ患者に心理的介入を加えたリハビリプログラムを行ったところ、タイプD傾向が軽減した群では死亡率が54%も低下したという報告も紹介されています[1]

一般的な治療の考え方として、同ガイドラインは、軽症うつ病には抗うつ薬を第一選択とせず、心理療法やその他の治療法が優先されることもあると述べています[1]。基礎的な介入としては心理教育や認知行動療法をはじめとした心理療法が有用とされ、必要に応じて薬物療法が検討されるという段階的な考え方です[1]

抗うつ薬と心臓 — 薬を選ぶときに知っておきたい安全性

心疾患のある患者さんに抗うつ薬を使う場合、薬の種類によって添付文書上の注意点が異なります。ここでは実際に医薬品医療機器総合機構(PMDA)に提出されている添付文書・インタビューフォームの記載を、薬効群ごとに整理します。

薬効群(代表薬) 心臓に関する添付文書上の記載 区分
SSRI(エスシタロプラム/レクサプロ) QT延長のある患者(先天性QT延長症候群等) 禁忌[5]
SSRI(エスシタロプラム/レクサプロ) 本剤投与によりQT延長がみられていることから、心血管系障害を有する患者に対しては、本剤の投与を開始する前に心血管系の状態に注意を払うこと 使用上の注意[5]
三環系抗うつ薬(アミトリプチリン/トリプタノール) 心筋梗塞の回復初期の患者[循環器系に影響を及ぼすことがあり、心筋梗塞が悪化するおそれがある] 禁忌[6]
三環系抗うつ薬(アミトリプチリン/トリプタノール) 心不全・心筋梗塞・狭心症・不整脈等の心疾患のある患者(心筋梗塞の回復初期の患者を除く) 慎重投与[6]

出典:レクサプロ錠(エスシタロプラムシュウ酸塩)添付文書(PMDA医薬品医療機器情報提供ホームページ)[5]/トリプタノール錠(アミトリプチリン塩酸塩)添付文書(JAPIC PINS)[6]

PMDA医薬品医療機器情報提供ホームページに掲載されているレクサプロの添付文書では、健康成人117例を対象としたプラセボ対照二重盲検比較試験(Thorough QT試験)において、QTcF間隔のベースラインからの変化量(プラセボ補正)は本剤1日10mg投与で4.3msec、承認用量を超える1日30mg投与(外国人データ)では10.7msecであったと報告されています[5]。同添付文書は、本剤投与によりQT延長がみられていることから、心血管系障害を有する患者に対しては、本剤の投与を開始する前に心血管系の状態に注意を払うことと定めています[5]。一方、トリプタノール添付文書によれば、アミトリプチリンを含む三環系抗うつ薬は、心筋梗塞の回復初期の患者には禁忌とされていますが、それ以外の心疾患のある患者では禁忌ではなく「慎重投与」という区分になっており、薬の種類によって注意のレベルが異なると報告されています[6]

心疾患患者にとってもう1つ見落とせない注意点が、抗血小板薬・抗凝固薬との飲み合わせです。レクサプロの添付文書は、出血の危険性を高める薬剤を併用している患者、出血傾向又は出血性素因のある患者に投与する場合は出血傾向が増強するおそれがあるとして注意を促しています[5]。同添付文書の相互作用の項目には、出血傾向が増強する薬剤として、SSRIの投与により血小板凝集能が阻害されるためとしたうえで、アスピリン等の非ステロイド系抗炎症剤、ワルファリンカリウム、三環系抗うつ剤、非定型抗精神病剤、フェノチアジン系抗精神病剤などが具体的に挙げられています[5]。ワルファリンカリウムについては、本剤との併用によりワルファリンのプロトロンビン時間が軽度延長(約5%)したとの報告があるため、本剤の投与を開始もしくは中止する場合はプロトロンビン時間を慎重にモニターすることとされています[5]。心筋梗塞後や不整脈のためにアスピリンやワルファリンなどを服用している患者さんは非常に多いため、抗うつ薬を追加する際にはこの飲み合わせについて必ず主治医・薬剤師に確認することが重要です。

この情報から言えることは1つだけです。「うつ病と心血管疾患」の両方を抱えている場合、抗うつ薬は自己判断で選ぶものではなく、精神科・心療内科の主治医が循環器内科の主治医と情報を共有したうえで、どの薬効群のどの薬が適しているかを個別に判断する必要がある、ということです。今使っている薬の添付文書の禁忌・慎重投与の項目は、薬局でもらう説明書やお薬手帳に添付されている資料で確認することができます。抗うつ薬全般の種類や効果・副作用の全体像についてはうつ病の治療薬ガイドも参考にしてください。

この症状、放置して大丈夫?次に確認すべきこと 関連記事
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心臓リハビリテーション・運動療法の役割

先の表で示したとおり、日本循環器学会・日本心臓リハビリテーション学会のガイドラインは「抑うつ症状の改善を目的に心臓リハビリテーションを行う」ことを推奨クラスI・エビデンスレベルAという、もっとも高い推奨度で位置づけています[1]。同ガイドラインは、心リハなどで実践される運動には、心血管疾患・脳卒中・糖尿病などのリスクを減少させることに加えて、うつ症状に中程度の効果があるとする報告があると述べています[1]

さらに、運動と薬物療法の併用でうつ状態が改善されることは以前から報告されており、近年では運動をベースとした心臓リハビリテーションが心筋梗塞患者のうつと不安の改善に有効であるとするメタ解析も報告されているとされています[1]。同ガイドラインは、心臓リハビリテーションでは精神・心理専門職による単独のサポートではなく、多職種から多様な精神・心理面のサポートが可能である「コラボレイティブケア(統合的支援)」の重要性も説明しています[1]。精神科医などの専門医療スタッフが不在の場合でも、多職種チームによる関わりのなかで抑うつ・不安・QOLを改善できる環境づくりが必要だとされています[1]

同ガイドラインが示す図では、コラボレイティブケアの具体的な中身が3つの柱で整理されています[1]。1つ目は医療多職種スタッフからの心理的サポートで、孤立感の軽減・不安の軽減・睡眠の質やリズムの改善・視野の広がり(思い込みの改善)が期待されるとされています。2つ目は適切な運動そのもので、運動自体が抑うつ症状を軽減し、不眠症状の改善や自己効力感の向上につながるとされています。3つ目は家族や職場へのサポートで、コミュニケーションの改善とストレス軽減を通じて、よりサポーティブな環境作りにつなげることが目指されているとされています[1]。これらを土台としたうえで、症状や状況の変化に応じて必要な場合は、臨床心理士・公認心理師による認知行動療法(CBT)や問題解決療法(PST)、マインドフルネス認知療法(MBCT)、マインドフルネスストレス低減法(MBSR)などの専門的なサポート、あるいは睡眠薬・抗うつ薬・抗不安薬などの薬物療法が段階的に追加される、という考え方が示されています[1]。つまり「いきなり抗うつ薬」ではなく、まず多職種による心理的サポートと運動という土台があり、それでも改善しない場合に専門的な心理療法や薬物療法が積み重なっていく、という階層的な支援モデルです。

ここで注意したいのは、心臓リハビリテーションは自己流のジョギングや筋トレとは違う、ということです。心疾患の種類・重症度に応じて運動の強度や種類が医療者によって処方され、心電図モニターなどで安全性を確認しながら進める医療プログラムです。うつ症状の改善だけを目的に自己判断で急に激しい運動を始めることは、心臓への負担という別のリスクを生む可能性があるため、心臓リハビリテーションを希望する場合は、まず循環器内科の主治医に相談することが勧められます。

日本とAHA(米国心臓協会)の視点の比較

「うつ病と心血管疾患」というテーマは、日本の学会だけでなく国際的にも重視されています。日本循環器学会のガイドラインは、CVD患者におけるうつ病のスクリーニングと介入の必要性について米国心臓協会(AHA)の提言を引用し、PHQ-9をAHAが推奨するスクリーニングツールとして紹介しています[1]。つまりスクリーニングの考え方そのものは、日本の循環器学会もAHAの枠組みを参照する形で足並みを揃えています。

項目 日本(日本循環器学会/日本心臓リハビリテーション学会 2021年) 国際的なエビデンス(AHA提言・海外メタ解析)
スクリーニングツール PHQ-9を推奨(AHAの推奨を引用)[1] AHAがCVD患者へのうつ病スクリーニングと介入の必要性を提言[1]
心疾患患者のうつ病頻度 17〜27%(心不全NYHA IV度で42%)[1] 脳卒中後うつ病は27%(95%信頼区間25〜30%、77研究の統合)[4]
治療の第一選択 心臓リハビリテーション(推奨クラスI・エビデンスレベルA)を最優先[1] 軽症では心理療法・運動を優先し、抗うつ薬は補助的位置づけとされる場合がある[1]

出典:日本循環器学会/日本心臓リハビリテーション学会ガイドライン[1]/PLOS Medicine 脳卒中後うつ病メタ解析[4]

両者で大きく食い違っている点というよりも、日本のガイドライン自体がAHAをはじめとする国際的なエビデンスを積極的に取り込んで作られている、という関係性がこのテーマの特徴です。今回参照した資料の範囲では、日本独自のガイドラインとAHAの推奨内容が真っ向から対立している箇所は確認できませんでした。強いて挙げるなら、日本のガイドラインが心筋梗塞発症とその日本特有の生活背景(週末の主婦への依存度など)に触れている点は、国際的な資料にはあまり見られない視点だと言えます[2]

日常生活でできること — こころとからだ、両方をケアするために

ここまで見てきた内容を踏まえると、「うつ病と心血管疾患」の両方に向き合ううえで日常生活の中でできる工夫がいくつか見えてきます。あくまで治療の主役は主治医との相談ですが、次のような点は多くの患者さんにとって参考になると考えられます。

睡眠のリズムを整える。日本循環器学会のガイドラインが指摘するとおり、うつ病患者の約85%に不眠症状が認められ、不眠自体が悪循環の引き金になりうるとされています[1]。就寝・起床の時刻をできるだけ一定にする、就寝前のカフェインやスマートフォンの使用を控えるといった基本的な睡眠衛生は、精神科・心療内科でも共通して勧められる取り組みです。

運動は自己判断ではなく医療機関を通して。心臓リハビリテーションによる運動療法はうつ症状の改善に推奨クラスI・エビデンスレベルAという最高位で位置づけられていますが[1]、これは医療者が処方し、安全性を確認しながら行う運動を指しています。「うつには運動がよいらしい」という情報だけを頼りに、心疾患のある人が自己判断で急に激しい運動を始めることは、別のリスクを生む可能性があるため避けるべきです。

服薬を自己判断でやめない。うつ病により意欲が低下すると、心臓の薬・抗うつ薬いずれについても服薬アドヒアランス(治療への積極的な取り組み)が低下しやすいと考えられています。薬をやめたい、変えたいと感じたときほど、自己判断せずに主治医や薬剤師にまず相談することが、双方の病気の悪化を防ぐうえで重要です。

周囲のサポートを活用する。日本循環器学会のガイドラインが示すコラボレイティブケアの考え方にあるとおり、家族や職場からのサポートはコミュニケーションの改善とストレス軽減を通じて、療養環境そのものを支える力になるとされています[1]。ひとりで抱え込まず、周囲や医療スタッフに気分の変化を伝えることも、立派なセルフケアの一つです。

💰 高額療養費制度の自己負担限度額(医療費100万円の例)
自己負担限度額(70歳未満・区分別)— 適用時期に注意
適用時期年収の目安計算式100万円の場合
~2026年7月診療分
現行
年収約370万~770万円(区分ウ) 80,100円+(医療費-267,000円)×1% 87,430円
2026年8月診療分から
見直し後(第1段階)
年収約370万~770万円(区分ウ) 85,800円+1%(PDF原文の表記) 約92,940円<br><small>(編集部試算)</small>
+ 年間上限 53万円(新設)

※「100万円の場合」の金額のうち、現行(~2026年7月)欄は出典PDFに記載の計算例そのものです。2026年8月欄について、出典PDFに印字されているのは「85,800+1%」という表記のみです。1%を乗じる基準額(現行の267,000円に相当する部分)と、100万円の場合の約92,940円は、PDFに印字されておらず、現行制度と同じ計算方法にもとづくJHO編集部試算です。正確な金額は加入されている健康保険組合等にご確認ください。
※ 制度は改定されることがあります。受診・手術の時期によって自己負担額が変わるため、最新の情報は 厚生労働省の高額療養費制度ページで必ずご確認ください。
出典:厚生労働省「高額療養費制度の在り方に関する専門委員会」(令和7年12月16日) (PDF) |JHO確認日:2026-07-16

受診の際に伝えると役立つチェックリスト(印刷してご利用ください)

  • 気分の落ち込み・意欲の低下はいつ頃から始まったか(心臓の病気の診断・発症の前か後か)
  • 現在治療中の心臓の病気の種類(心筋梗塞・心不全・狭心症・不整脈・脳卒中など)と治療開始時期
  • 現在服用しているすべての薬の名前(抗うつ薬・抗不安薬を含む)とお薬手帳
  • 睡眠の状態(寝つきが悪い、途中で目が覚める、朝早く目が覚めるなど)
  • 「死にたい」という気持ちが浮かんだことがあるか、その頻度
  • 運動時の息切れ・胸の痛み・動悸の有無と、それがいつから続いているか
  • 循環器内科の主治医とうつ病・抑うつ症状について情報共有してもよいか(同意の可否)

抗うつ薬ごとの心臓への影響の程度を数値で比較したランキングや、日本人集団に限定した「うつ病と心血管疾患」の大規模疫学調査(発症率・死亡率の日本独自の統合値)については、今回参照した資料には記載が見当たりませんでした。個々の薬の相互作用や、個別の心疾患の重症度に応じた抗うつ薬の使い分けについては、循環器内科と精神科・心療内科の主治医に直接ご確認ください。

よくある質問

うつ病があると心筋梗塞になりやすいというのは本当ですか?
日本循環器学会のガイドラインでは、うつも心筋梗塞などの冠動脈疾患に多く、うつを持つ心筋梗塞患者さんの予後が悪いことが知られていると説明されています[2]。メカニズムとしては、うつに伴うストレスホルモンが自律神経の異常や血小板凝集能の亢進、血管内皮機能の低下に関わっている可能性が報告されています[2]。ただしこれは「必ずなる」という意味ではなく、リスクが高まる可能性がある、という報告です。
心筋梗塞や心不全になった後、気分の落ち込みが続くのは珍しいことですか?
珍しいことではありません。日本循環器学会のガイドラインによれば、心疾患患者全体でうつ病・抑うつ症状の頻度は17〜27%とされ、一般人口の10.3%に比べておよそ3倍高いと報告されています[1]。特に心不全が重症であるほど頻度は高く、NYHA心機能分類IV度では42%にもなるとされています[1]
脳卒中の後にうつ病になる人はどれくらいいますか?
2023年にPLOS Medicine誌に発表された77件の研究・27,401人を対象としたメタ解析では、脳卒中後うつ病の頻度は全体で27%(95%信頼区間25〜30%)と報告されています[4]。発症から1か月以内では30%とやや高い頻度が報告されています[4]
抗うつ薬は心臓に悪いのでしょうか?
薬の種類によります。PMDA医薬品医療機器情報提供ホームページに掲載された添付文書によれば、エスシタロプラム(レクサプロ)などのSSRIは、QT延長のある患者には禁忌とされ、心血管系障害のある患者では投与開始前に心血管系の状態への注意が求められていると報告されています[5]。同添付文書はさらに、出血傾向を高める薬剤(アスピリンやワルファリンなど)との併用にも注意が必要だとしています[5]。トリプタノール添付文書によれば、一方でアミトリプチリン(トリプタノール)などの三環系抗うつ薬は、心筋梗塞の回復初期の患者には禁忌ですが、それ以外の心疾患患者では慎重投与という扱いとされています[6]。どちらが適しているかは主治医が心疾患の状態を踏まえて個別に判断する必要があります。
心臓リハビリテーションはうつ症状にも効果がありますか?
日本循環器学会・日本心臓リハビリテーション学会のガイドラインでは、抑うつ症状の改善を目的に心臓リハビリテーションを行うことが、推奨クラスI・エビデンスレベルAというもっとも高い推奨度で位置づけられています[1]。運動をベースとした心臓リハビリテーションが心筋梗塞患者のうつと不安の改善に有効とするメタ解析も報告されているとされています[1]
循環器内科と精神科・心療内科、どちらに先に相談すればよいですか?
胸の痛みや息切れなど体の症状が強い場合は循環器内科を先に受診することが優先されます。気分の落ち込みや不眠、「死にたい」という気持ちが強い場合は精神科・心療内科への相談が優先されます。日本循環器学会のガイドラインが示すように、心疾患患者へのうつ病のスクリーニングは循環器の診療の中でも行われることが提言されているため[1]、まずは通院中の循環器内科の主治医に気分の変化を伝えることも有効な方法です。
自分でうつ病かどうか事前にセルフチェックする方法はありますか?
受診前の目安として、日本循環器学会のガイドラインでも紹介されているPHQ-9などの質問票を使ったセルフチェックが参考になります[1]。具体的な9つの質問項目についてはうつ病セルフチェック:PHQ-9を用いた9つの質問で確認できますが、あくまで補助的な目安であり、確定診断には専門家の評価が必要です。
うつ病のスクリーニング検査(PHQ-9など)を受ければ、それだけで診断が確定しますか?
確定しません。日本循環器学会のガイドラインは、PHQ-9などの質問紙は補助的な診断ツールであり、うつ病、不安障害、認知症は質問紙でのスクリーニングのみで確定診断されるものではないと明記しています[1]。軽症に見えても実際は中等症であることや、経過の中で重症化することも少なくないため、点数だけに注目せず専門家による評価が必要とされています[1]
不眠が続くのは、うつ病と心血管疾患のどちらの症状ですか?
両方に関わりうる症状です。日本循環器学会のガイドラインは、うつ病患者の約85%に不眠症状が認められ、不眠が意欲や活力を低下させ精神症状を悪化させる悪循環を引き起こしやすいと説明しています[1]。心不全による夜間の息苦しさが不眠の原因になっていることもあるため、自己判断せず主治医に相談することが勧められます。
家族が「うつ病かもしれない」と気づいた場合、何をすればよいですか?
まず、「死にたい」という言葉や強い自殺念慮のサインがないかを確認してください。あれば緊急の受診・相談が必要です。そうでない場合も、不眠が続く、意欲の低下が2週間以上続くといった状態であれば、通院中の循環器内科または精神科・心療内科への相談を勧めることが第一歩です。日本循環器学会のガイドラインが述べるとおり、スクリーニング結果を患者本人やその家族にフィードバックすることは、患者が自発的に改善を目指す行動にも影響すると報告されています[1]
「タイプDパーソナリティ」とは何ですか?自分に当てはまるか心配です
タイプDパーソナリティとは、否定的な感情を抱きやすい一方で、それを我慢して表に出しにくいという対処傾向を指す言葉です。日本循環器学会のガイドラインによれば、日本人の46.3%がこのタイプDに該当するという報告があり、決して珍しい特徴ではないとされています[1]。同ガイドラインは、タイプDに該当すること自体が病気ではなく、心血管疾患による死亡率や心イベントの発生率を予測する要因の1つとして注目されている、という位置づけで紹介しています[1]。心当たりがある場合は、心臓リハビリテーションの現場でDS-14(Type D Scale-14)という質問票を使った評価を相談することができます[1]
心臓リハビリテーションを受けたいのですが、何から始めればよいですか?
まずは通院中の循環器内科の主治医に「心臓リハビリテーションを受けたい」と伝えることから始まります。日本循環器学会・日本心臓リハビリテーション学会のガイドラインが推奨クラスI・エビデンスレベルAという最高位で位置づけているとおり、抑うつ症状の改善を目的とした心臓リハビリテーションは医学的根拠のある選択肢です[1]。心疾患の種類や重症度に応じて運動の強度や種類が医療者によって処方されるプログラムのため、自己判断で運動を始めるのではなく、必ず医療機関で相談してください。

参考文献

  1. 日本循環器学会/日本心臓リハビリテーション学会「2021年改訂版 心血管疾患におけるリハビリテーションに関するガイドライン(JCS/JACR 2021 Guideline on Rehabilitation in Patients with Cardiovascular Disease)」2021年3月27日発行(2026年6月20日更新) https://www.j-circ.or.jp/cms/wp-content/uploads/2021/03/JCS2021_Makita.pdf
  2. 厚生労働省 e-ヘルスネット「心筋梗塞発症の危険因子:抑うつとストレス」 https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/heart/k-05-003.html
  3. 厚生労働省 社会・援護局障害保健福祉部精神・障害保健課「精神保健医療福祉の現状等について」精神保健医療福祉の今後の施策推進に関する検討会 第4回(令和7年1月15日)参考資料4 https://www.mhlw.go.jp/content/11121000/001374464.pdf
  4. Liu L, Xu M, Marshall IJ, Wolfe CDA, Wang Y, O’Connell MDL. “Prevalence and natural history of depression after stroke: A systematic review and meta-analysis of observational studies.” PLOS Medicine, 2023 https://journals.plos.org/plosmedicine/article?id=10.1371/journal.pmed.1004200
  5. レクサプロ錠10mg/20mg(エスシタロプラムシュウ酸塩)添付文書(PMDA医薬品医療機器情報提供ホームページ) https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/ResultDataSetPDF/790005_1179054F1022_1_21
  6. トリプタノール錠10/25(アミトリプチリン塩酸塩)添付文書 2022年4月改訂(第1版)(JAPIC医療用医薬品添付文書情報 PINS) https://pins.japic.or.jp/pdf/newPINS/00003967.pdf
  7. Cao H, Zhao H, Shen L. “Depression increased risk of coronary heart disease: A meta-analysis of prospective cohort studies.” Frontiers in Cardiovascular Medicine, 2022 https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC9468274/

更新日:2026年7月21日。本記事の内容に誤りや古い情報にお気づきの場合は、お問い合わせフォームよりご指摘いただけますと幸いです。

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本記事はAI技術を活用し、厚生労働省・WHO等の公的医療機関の情報に基づいて作成されています。医療専門家による個別の監修は受けておりません。健康上の判断や治療については、必ず医師にご相談ください。詳しくは編集ポリシーをご覧ください。

Trinh Van Dieu

Trinh Van Dieu

ITエンジニア(17年)・Japanese Health 運営者

ベトナム在住のITエンジニア。17年の技術経験を活かし、日本の公的医療機関の情報をAI技術で整理・発信しています。

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