ビタミンB12欠乏性貧血と葉酸欠乏性貧血の違い【原因・症状・治療】
この記事でわかること
目次
- 結論から言うと
- 要点まとめ
- ビタミンB12欠乏性貧血・葉酸欠乏性貧血とは?巨赤芽球性貧血が起きる仕組み
- 原因の違い ― なぜB12が足りなくなるのか、なぜ葉酸が足りなくなるのか
- 症状の違いと受診の目安 ― 「神経症状があるかどうか」が最大の分かれ目
- 検査・診断の基準 ― MCV・血清ビタミンB12・血清葉酸・ホモシステイン
- 治療法 ― 添付文書に基づくビタミンB12注射と葉酸製剤の用法・用量
- 経過観察と予後 ― 治療を始めたあと何に気をつけるか
- 食事摂取基準 ― 日本人はどれだけ摂ればよいか
- 状況別の注意点 ― 高齢者・妊婦・厳格な菜食者・胃切除後の人へ
- 鉄欠乏性貧血との違い ― 同じ「貧血」でも仕組みは正反対
- 日本と米国のガイドライン比較 ― 摂取基準の考え方の違い
- 葉酸と病気予防に関する研究 ― わかっていること、まだわかっていないこと
- よくある質問
- 参考文献
結論から言うと
ビタミンB12欠乏性貧血と葉酸欠乏性貧血は、どちらも「巨赤芽球性貧血」という同じ血液所見(赤血球が異常に大きくなる貧血)を起こしますが、対処はまったく違います。葉酸欠乏は葉酸を飲めば数週間で改善しますが、米国NIHの葉酸ファクトシートによれば、一部の専門家はビタミンB12欠乏を葉酸だけで治療すると、貧血の数値は良くなっても神経の障害は隠れたまま進行しうると長年懸念しており、この可能性については今も議論が続いています[9]。手足のしびれなど神経症状は治療が遅れるほど回復しにくくなるため、原因を確かめずに葉酸だけで様子を見るのは避けるべきです。
この症状、いつ受診すべきか確認しますか?
回答に合わせて必要な質問だけを表示します。診断は行いません。
症状はいつから続いていますか?
回答により質問数が変わります・途中でいつでも記事に戻れます
悪性貧血・胃の手術歴・萎縮性胃炎・厳格な菜食・メトホルミンやプロトンポンプ阻害薬(PPI)の長期服用がある人はビタミンB12欠乏性貧血を疑い、自己判断で葉酸サプリだけを摂り続けるのは避けてください。血液検査(MCV・血清ビタミンB12・血清葉酸・ホモシステイン)で原因を区別してから治療を始めることが、神経障害を防ぐ最大のポイントです。
今の血圧・脈拍を確かめる
数値を入れると、日本高血圧学会の血圧値の分類と「次にすること」を表示します。記録はこの端末の中だけに保存され、登録は不要です。
身長と体重からBMIも調べる
血圧手帳(この端末に保存)
これは診断ではありません。入力された数値を日本高血圧学会の血圧値の分類(高血圧の基準は診察室 140/90mmHg以上・家庭 135/85mmHg以上)に当てはめて「受診の目安」を機械的に示すもので、医師の診察に代わるものではありません。日本高血圧学会「高血圧管理・治療ガイドライン2025」では、降圧目標は年齢によらず診察室 130/80mmHg未満・家庭 125/75mmHg未満とされています。脈拍の目安は学会の分類ではなく一般的な参考範囲です。
要点まとめ
- 日本内科学会雑誌の悪性貧血の解説によれば、ビタミンB12・葉酸のどちらが欠乏しても赤血球が大きくなる「大球性貧血」になり[1]、日本臨床検査医学会の貧血ガイドラインによればその基準はMCV 101fL以上とされる[10]。
- 米国NIHの報告では、ビタミンB12欠乏だけに、しびれ・歩行障害・認知機能低下などの神経症状が起こりうる(貧血がなくても起こる)とされている[8]。
- ⚠ 米国NIHの葉酸ファクトシートによれば、高用量の葉酸摂取がビタミンB12欠乏による貧血だけを見かけ上治し神経障害を隠してしまう可能性が専門家の間で長年懸念されており、今も議論が続いている[9]。
- PMDA承認の添付文書によれば、ビタミンB12欠乏性貧血の治療は注射薬(筋肉内または静脈内)が基本。葉酸欠乏は経口の葉酸製剤で治療する[3][4]。
- 厚生労働省の策定検討会報告書によれば、妊娠を考えている・妊娠初期の女性は、胎児の神経管閉鎖障害を防ぐため通常の食事に加えて葉酸400μg/日の摂取が推奨されている[5]。しびれ・ふらつき・強い倦怠感が続くときは早めに内科・血液内科を受診してください。
編集方針: JHO編集部がAIツールの支援を受け、公的機関・学会・査読論文と照合して作成。最終確認は人の目。医師による個別診断の代わりにはなりません。数値・分類はガイドライン改定により変わることがあります(2026年7月時点)。
ビタミンB12欠乏性貧血・葉酸欠乏性貧血とは?巨赤芽球性貧血が起きる仕組み
厚生労働省eJIMが紹介する研究報告によれば、ビタミンB12と葉酸は、どちらも細胞がDNAを複製するときに必要な栄養素です[4]。骨髄で新しい赤血球が作られる過程では、細胞分裂のたびにDNAが複製されますが、ビタミンB12か葉酸のどちらかが不足すると、DNA合成だけが遅れて細胞質(ヘモグロビンを作る部分)は普通に成熟してしまいます。日本内科学会雑誌の悪性貧血の解説によれば、その結果、核が幼く・体だけが大きい未成熟な赤芽球――「巨赤芽球」――が骨髄にあふれ、末梢血には異常に大きい赤血球(大球性貧血)や、核の分葉が多い好中球(過分葉好中球)が現れます[1]。
葉酸はウラシルからチミンなど核酸の材料を作る際の補酵素として働き、ビタミンB12はその葉酸の代謝サイクル(メチル基の受け渡し)を回すために必要です。そのため、ビタミンB12が欠乏すると体内の葉酸は「使える形」に変換されず、結果として葉酸欠乏と同じ骨髄の異常が起こります(厚生労働省eJIMの研究解説より)[4]。ここまでは両者とも同じ仕組みですが、ビタミンB12にはもう一つ、神経を保護する「ミエリン(髄鞘)」の合成という葉酸にはない役割があります。日本内科学会雑誌の総説によれば、ビタミンB12が欠乏すると、この神経の被覆がうまく作られず、脊髄の後索・側索が変性する「亜急性連合性脊髄変性症」や末梢神経障害、認知機能低下が起こることがあります[1]。米国NIHの研究報告は、葉酸を補充してもこの神経の障害だけは改善しないと明記しています[9]。
日本内科学会雑誌の悪性貧血の総説は、吸収の仕組みも詳しく解説しています。ビタミンB12は食品中でタンパク質と結合した状態で存在し、胃酸によって遊離したあと、まず唾液・胃液中の「ハプトコリン(Rタンパク)」と結合します。十二指腸で膵酵素がこれを分解すると、遊離したビタミンB12は今度は胃の壁細胞が分泌する「内因子」と結合し、その複合体が回腸末端にある受容体(Cubilin・amnionless)を介して初めて体内に吸収され、吸収後は血管内皮細胞などが作る「トランスコバラミンⅡ」に運ばれて肝臓・骨髄に届けられると報告されています[1]。この経路のどこか一段階でも壊れれば――胃の手術で壁細胞が失われても、自己免疫で内因子が壊されても――ビタミンB12は届かなくなります。
ビタミンB12欠乏性貧血の症状が出るまでに数年かかる一方、葉酸欠乏はわずか数週間〜数カ月で症状が出るのは、体内の貯蔵量の違いによります。日本内科学会雑誌の報告によれば、ビタミンB12の1日必要量は6〜9μg程度に対し、肝臓を中心に体内貯蔵量は2〜5mgもあるため摂取・吸収が止まっても欠乏症状が出るまでに数年かかる一方、葉酸の体内貯蔵は数カ月分しかありません[1]。同じ「ビタミン欠乏性の大球性貧血」でも、進行のスピードがまったく違う点は覚えておく価値があります。
日本内科学会雑誌に掲載された調査報告によれば、日本国内での悪性貧血の発症頻度は欧米に比べて低く、年間発症率は人口10万人あたり1〜5人と推定されています。同誌が引用する2012年度の日本血液学会血液疾患症例登録集計では、ビタミンB12欠乏性貧血の登録数は年間469例で、発症年齢の中央値はおよそ60歳、やや女性に多いと報告されています[1]。まれな病気ではありますが、高齢化とともに萎縮性胃炎を背景にした患者は今後も一定数存在すると考えられます。
原因の違い ― なぜB12が足りなくなるのか、なぜ葉酸が足りなくなるのか
2つの欠乏は原因がまったく異なります。厚生労働省eJIMの研究解説によれば、ビタミンB12は動物性食品(肉・魚・卵・乳製品)にしか含まれず、胃酸と「内因子」というタンパク質の働きがないと吸収されません。一方、葉酸は野菜・果物・レバーなど植物性食品にも豊富に含まれ、吸収の仕組みもより単純です[6][7]。
| 原因 | ビタミンB12欠乏 | 葉酸欠乏 |
|---|---|---|
| 自己免疫による吸収障害 | 悪性貧血:胃壁細胞・内因子に対する自己抗体により内因子が減少し吸収できなくなる。世界的に最も多い明らかなB12欠乏の原因[1][6] | 該当なし(葉酸吸収に内因子は不要) |
| 消化管の手術・疾患 | 胃の全部または一部を切除する手術後、内因子の分泌が減り吸収障害が起こる[6] | 吸収不全症候群(スプルーなど)で葉酸欠乏が起こりうる[4] |
| 加齢性の胃の変化 | 萎縮性胃炎は一般人口の約2%、65歳以上では8〜9%に見られ、胃酸分泌の低下により食品中のB12吸収率が下がる[6] | — |
| 薬剤 | メトホルミンはB12吸収を減らし血清濃度を有意に低下させることがある。プロトンポンプ阻害薬(PPI)・H2受容体拮抗薬も胃酸分泌を抑え吸収を下げる[6] | 抗けいれん剤・抗マラリア剤の投与が葉酸欠乏に関与する場合がある[4] |
| 食事内容 | 動物性食品を一切摂らない厳格な菜食(完全菜食・ビーガン)は摂取不足のリスクが高い[6] | 野菜・果物の摂取が極端に少ない食生活、アルコール多飲による摂取不足・代謝障害[4] |
| 需要増加(妊娠等) | 妊婦・授乳婦は必要量が通常より多い(推奨量は後述の表を参照)[2] | 妊娠中は胎児の細胞分裂のため需要が急増し、赤血球中葉酸濃度の低下から欠乏が起こりやすい[2] |
出典:日本内科学会雑誌103巻7号「悪性貧血」[1]/厚生労働省eJIM ビタミンB12(医療者向け)[6]/フォリアミン錠添付文書[4]/厚生労働省eJIM 葉酸[7]
日本内科学会雑誌の悪性貧血の総説によれば、悪性貧血の背景にある萎縮性胃炎は、胃の底部・体部の粘膜萎縮が前庭部より著しい「Type A(自己免疫性)」と、前庭部の萎縮が著しくピロリ菌感染と関連する「Type B」に分けられます。悪性貧血で見られるのはType Aで、壁細胞に対する自己抗体が胃底腺領域の壁細胞を破壊し、進行すると胃底腺が腸の上皮に似た細胞に置き換わる「腸上皮化生」が起こると報告されています[1]。同誌はさらに、悪性貧血は単独で起こるだけでなく、慢性甲状腺炎・インスリン依存性糖尿病・アジソン病など、ほかの自己免疫疾患を合併することが知られていると述べています[1]。これらの持病がある人は、貧血症状がなくても定期的な血液検査でビタミンB12の状態を確認しておくと安心です。
症状の違いと受診の目安 ― 「神経症状があるかどうか」が最大の分かれ目
ここが命に関わる一番の注意点です。
- 米国NIHの研究報告によれば、ビタミンB12欠乏の神経症状(手足のしびれ・感覚の低下・歩行のふらつき・認知機能の低下)は、貧血がまったくなくても起こることがあります。そのため、早期の診断と介入が不可逆的な神経障害を避けるために重要だと報告されています[8]。
- 同じく米国NIHの葉酸ファクトシートによれば、葉酸を大量に補充すると、ビタミンB12欠乏による貧血(数値の異常)だけは見かけ上治る一方で神経の障害までは治らないという懸念が専門家の間で指摘されてきました。この可能性については今も結論が出ていませんが、懸念の焦点は現在、高用量の葉酸がビタミンB12欠乏に伴う貧血や認知機能の症状をかえって悪化させうる点に移っているとされています[9]。原因不明のまま様子を見るのは避けるべきという実務上の注意点自体は変わりません。
- したがって、米国NIHの報告が示すとおり、「大球性貧血がある+原因がB12か葉酸か分からない」段階で、自己判断で葉酸サプリメントだけを摂るのは避け、血液検査で原因を確定させてから治療してください[9]。
日本内科学会雑誌の解説によれば、共通する症状としては、倦怠感・動悸・息切れ(貧血一般の症状)、舌の炎症(Hunter舌炎、赤くつるつるした舌)、食欲不振などがあります[1]。これに加えてビタミンB12欠乏だけで見られるのが、末梢神経障害・亜急性連合性脊髄変性症といった神経症状だと同誌は述べています[1]。同誌はまた、悪性貧血は自己免疫性萎縮性胃炎を背景に持つため、胃がんや胃カルチノイド腫瘍のリスクが高いことも知られており、経過観察の対象になると報告しています[1]。
検査・診断の基準 ― MCV・血清ビタミンB12・血清葉酸・ホモシステイン
日本内科学会雑誌の報告によれば、診断は血算・末梢血塗抹標本から始まります。大球性貧血(MCVの上昇)、過分葉好中球、進行すると汎血球減少、高LDH血症が見られ、血清ビタミンB12値の低下(目安として200pg/mL未満)や血清葉酸値の低下で確認するとされています[1]。米国NIHの研究報告によれば、ビタミンB12の代謝産物であるメチルマロン酸(MMA)は、B12欠乏の最も鋭敏な指標のひとつとされ、腎機能低下や高齢でも上昇するため単独では判断せず総合的に評価するべきとされています[8]。
| 検査項目 | 目安となる異常値・所見 | 意味 |
|---|---|---|
| MCV(平均赤血球容積) | 101fL以上で大球性貧血[10] | ビタミンB12・葉酸いずれの欠乏でも上昇しうる、DNA合成障害の指標[1] |
| 血清ビタミンB12 | 目安として200pg/mL未満で欠乏を疑う | B12欠乏の直接指標。ただし偽陰性・偽陽性があるため症状と合わせて判断[1] |
| 血清葉酸 | 低下 | 葉酸欠乏の直接指標。短期の食事内容に影響されやすい[2] |
| ホモシステイン/メチルマロン酸(MMA) | MMA高値はB12欠乏に特異的、ホモシステインはB12・葉酸どちらの欠乏でも上昇しうる | 血清B12・葉酸の値だけで判断がつかない場合の補助指標として測定される[8] |
出典:日本内科学会雑誌103巻7号「悪性貧血」[1]/NIH ODS Vitamin B12 Health Professional Fact Sheet[8]/厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」策定検討会報告書[2]/日本臨床検査医学会「貧血」診療群別臨床検査のガイドライン[10]
日本内科学会雑誌の解説によれば、悪性貧血を確定させるためには自己抗体の検査も行われます。胃壁細胞に対する自己抗体は悪性貧血患者の約90%で検出されますが、加齢によって悪性貧血でない人でも陽性率が上がるため特異度は高くありません(報告によっては特異度50%程度)。一方、抗内因子抗体は感度こそ約50%と高くありませんが、特異度は約90%と高く、陽性であれば悪性貧血の可能性が強く示唆されると同誌は報告しています[1]。
| 検査 | 感度・特異度の目安 | 臨床的な意味 |
|---|---|---|
| 抗胃壁細胞抗体 | 感度約90%、特異度は高くない(加齢で非悪性貧血者も陽性化) | 陰性であれば悪性貧血の可能性は低いが、陽性だけでは確定できない[1] |
| 抗内因子抗体 | 感度約50%、特異度約90% | 陽性であれば悪性貧血の可能性が高い、確定診断の補助になる[1] |
出典:日本内科学会雑誌103巻7号「悪性貧血」[1]
最も慎重に鑑別すべき疾患は骨髄異形成症候群(MDS)です。日本内科学会雑誌の報告によれば、MDSでも大球性貧血・過分葉好中球・骨髄の巨赤芽球様変化が見られることがあるため、血清ビタミンB12・葉酸値に加えて骨髄細胞の染色体分析の結果もあわせて鑑別するとされています[1]。「ビタミンB12・葉酸を補充しても貧血が改善しない」場合は、この鑑別を再検討する重要なサインです。なお、同誌によれば、かつては小腸での吸収障害を証明するシリング試験が行われていましたが、現在の日常診療ではほとんど行われていないと報告されています[1]。
治療法 ― 添付文書に基づくビタミンB12注射と葉酸製剤の用法・用量
厚生労働省の策定検討会報告書によれば、食事1回あたりの内因子を介した吸収機構の飽和量はおよそ2.0μgと推定されています[2]。PMDA承認の添付文書によれば、この吸収の限界を踏まえ、ビタミンB12欠乏による巨赤芽球性貧血は注射剤(筋肉内または静脈内)が基本の治療として位置づけられています[3]。一方、同じくPMDA承認の添付文書によれば、葉酸欠乏性貧血は経口の葉酸製剤で治療します[4]。臨床試験では、PMDA添付文書の記載どおり、ビタミンB12欠乏による巨赤芽球性貧血は投与開始から3週間〜2ヵ月で貧血像や一般症状の回復が認められたと報告されています[3]。
| 薬剤(一般名) | 効能・効果(添付文書) | 用法・用量(添付文書) |
|---|---|---|
| メコバラミン注射液500μg | 末梢性神経障害/ビタミンB12欠乏による巨赤芽球性貧血[3] | 「通常、成人は1日1回1アンプル(メコバラミンとして500μg)を週3回、筋肉内または静脈内に注射する。約2カ月投与した後、維持療法として1〜3カ月に1回1アンプルを投与する」[3] |
| 葉酸製剤(フォリアミン錠・散100mg/g) | 葉酸欠乏症の予防および治療/悪性貧血の補助療法/栄養性貧血・妊娠性貧血・小児貧血 等[4] | 「葉酸として、通常成人1日5〜20mg、小児1日5〜10mgを、2〜3回に分割経口投与」(年齢・症状により適宜増減)[4] |
出典:メコバラミン注500μg「NP」添付文書(日本医薬情報センターPINS)[3]/フォリアミン錠添付文書(同)[4]
PMDA承認のフォリアミン錠添付文書は「(5)の適応(葉酸の欠乏または代謝障害が関与すると推定される場合)に対して、効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきではない」とも注意喚起しており、原因不明のまま漫然と葉酸だけを飲み続けることは想定されていません[4]。実際の薬剤・用量は必ず医師の診断と処方に従ってください――この記事の数値は添付文書に記載された標準的な用法・用量の紹介であり、個々の患者への指示ではありません。
日本内科学会雑誌の報告によれば、ビタミンB12の注射治療で見落とされやすいのが治療開始後に鉄欠乏が表面化するケースです。造血が急速に回復する過程で鉄が大量に消費されるため、もともと鉄が不足気味だった人では貧血の回復が途中で頭打ちになることがあり、その場合は鉄剤の経口投与を追加すると同誌は述べています[1]。「注射を始めたのに貧血の数値が思ったほど良くならない」ときは、鉄も測り直す価値があります。なお、同誌の報告によれば、内因子を介さない受動拡散によってもビタミンB12の一部は吸収されるため、高用量の経口投与も有効な可能性が示唆されていますが、日本の添付文書上で確立された標準治療ではないとされています[1]。
経過観察と予後 ― 治療を始めたあと何に気をつけるか
PMDA承認の添付文書によれば、ビタミンB12補充による貧血自体の回復は3週間〜2ヵ月で見込めますが[3]、日本内科学会雑誌の報告によれば、神経症状の改善にはそれより時間がかかる場合があります[1]。しびれなどの感覚障害が長期間続いていた人ほど、治療を始めても完全には戻らないことがあるため、症状に気づいた時点でできるだけ早く治療を始めることが重要です。
日本内科学会雑誌の報告によれば、悪性貧血の背景にある慢性萎縮性胃炎・腸上皮化生は胃がんのリスク因子であり、悪性貧血患者の1〜3%に胃がんの合併が見られるとされています。そのため、同誌は悪性貧血と診断された患者では定期的な上部消化管内視鏡検査が推奨されていると報告しています[1]。ビタミンB12の注射さえ受けていれば安心、というわけではなく、胃のフォローアップも治療計画の一部です。
食事摂取基準 ― 日本人はどれだけ摂ればよいか
厚生労働省の策定検討会報告書によれば、「日本人の食事摂取基準(2025年版)」ではビタミンB12は科学的根拠が十分でないため推定平均必要量を設定せず、生化学的指標(血清ホロトランスコバラミン濃度等)に基づく目安量が設定されています。18歳以上の男女とも目安量は同じ数値で設定され、妊婦・授乳婦も同水準です[2]。同報告書によれば、葉酸は大球性貧血を予防できる最小摂取量をもとに推定平均必要量・推奨量が設定されています[2]。
| 栄養素・対象 | 2025年版の基準値 | 備考 |
|---|---|---|
| ビタミンB12(18〜74歳成人男女/目安量) | 4.0μg/日 | シアノコバラミン相当量として設定[2]。年齢による変化:0〜5か月児0.4μg→6〜11か月児0.9μg→1〜2歳1.5μg→6〜7歳2.0μg→8〜9歳2.5μg→10〜11歳3.0μg→12歳以上4.0μgと段階的に増加[2] |
| ビタミンB12(妊婦・授乳婦/目安量) | 4.0μg/日 | 成人と同水準[2] |
| 葉酸(18〜74歳成人男女/推奨量) | 240μg/日 | 推定平均必要量200μg、耐容上限量は成人900〜1,000μg/日(サプリメント等由来の葉酸に適用)[2] |
| 葉酸(妊婦付加量・中期〜後期) | 推奨量+240μg/日 | 赤血球中葉酸濃度の報告に基づき算定[2] |
| 葉酸(妊娠を計画・妊娠初期の女性) | 通常の食品以外の食品から400μg/日 | 胎児の神経管閉鎖障害のリスク低減のため付加的に摂取することが推奨されている[2][5] |
出典:厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」策定検討会報告書 p.89〜92[2]/e-ヘルスネット「葉酸とサプリメント-神経管閉鎖障害のリスク低減に対する効果」[5]
厚生労働省eJIMの研究解説によれば、ビタミンB12は肉・魚・卵・乳製品に含まれ、植物性食品にはほとんど含まれません。厳格な菜食の人は食品からの摂取だけでは不足しやすいため、サプリメントや強化食品の利用が選択肢になります[6]。同じく厚生労働省eJIMの解説によれば、葉酸は緑黄色野菜・レバー・豆類に多く含まれますが、水に溶けやすく調理での損失も大きいため、妊娠を考えている場合は食事に加えてサプリメントでの400μg/日摂取が推奨されています[5]。
| ビタミンB12を多く含む食品(100gあたり) | 含有量 |
|---|---|
| あさり(缶詰・水煮) | 63.8μg[6] |
| あまのり(味付けのり) | 58.1μg[6] |
| あまのり(焼きのり) | 57.6μg[6] |
| しろさけ(イクラ) | 47.3μg[6] |
| かき(くん製油漬缶詰) | 32.2μg[6] |
| はまぐり(生) | 28.4μg[6] |
| ぶた肝臓(生) | 25.2μg[6] |
| いわし類(うるめいわし丸干し) | 24.7μg[6] |
| 葉酸を多く含む食品(100gあたり) | 含有量 |
|---|---|
| あまのり(焼きのり) | 1,900μg[7] |
| あまのり(味付きのり) | 1,600μg[7] |
| 抹茶 | 1,200μg[7] |
| 青汁(ケール) | 820μg[7] |
| ぶた肝臓(生) | 810μg[7] |
| うに(生うに) | 360μg[7] |
| ひよこ豆(全粒・乾) | 350μg[7] |
| えだまめ(冷凍) | 310μg[7] |
出典:厚生労働省eJIM「ビタミンB12」[6]/厚生労働省eJIM「葉酸・葉酸塩」[7](いずれも写真掲載食材の成分表一覧より。数値は米国国立衛生研究所の資料に日本の食品成分値を当てはめたもの)
厚生労働省eJIMの葉酸ページは、高用量の葉酸摂取について次のように明記しています。「高用量の葉酸を摂取することによって、ビタミンB12欠乏症が見落とされるかもしれません。葉酸はビタミンB12欠乏が原因となる貧血を改善する可能性がありますが、ビタミンB12欠乏が引き起こす神経損傷を改善する見込みはありません」[7]。この記事の冒頭で伝えた注意点は、日本の厚生労働省サイトでも同じ表現で警告されているということです。
同じく厚生労働省eJIMの研究解説によれば、葉酸サプリメントは他の薬剤とも相互作用することが知られています。葉酸塩サプリメントは、がん治療薬のメトトレキサートと併用するとその効果を弱める可能性があり、逆に抗てんかん薬(フェニトイン・カルバマゼピン・バルプロ酸)や潰瘍性大腸炎治療薬のスルファサラジンは、体内の葉酸塩濃度を下げたり吸収を妨げたりすることがあると報告されています[7]。持病でこれらの薬を服用している場合は、葉酸サプリメントを追加する前に必ず主治医・薬剤師に相談してください。
安全性の面では、ビタミンB12と葉酸で扱いが異なります。厚生労働省eJIMの研究報告によれば、ビタミンB12は毒性の可能性が低いとされ、米国の食品・栄養委員会(FNB)はビタミンB12について耐容上限量(UL)を設定していません[6]。一方、厚生労働省の策定検討会報告書によれば、葉酸はサプリメント由来の摂取について耐容上限量が設定されており、日本の2025年版基準でも成人900〜1,000μg/日という上限が定められています[2]。「ビタミンB12は多めに摂っても比較的安全、葉酸は上限を意識する」という理解でよいでしょう。
なお、厚生労働省eJIMの研究解説によれば、ごくまれな原因として、遺伝性の内因子欠損症や、先天性のビタミンB12吸収不良症(Imerslund-Gräsbeck病)のような病気でも重度のビタミンB12欠乏症が起こることがあります[6]。これらは非常にまれですが、原因不明のまま乳幼児期から欠乏症状が続く場合には、専門医による精査の対象になります。
状況別の注意点 ― 高齢者・妊婦・厳格な菜食者・胃切除後の人へ
ここまでの内容を踏まえ、状況別に気をつけたいポイントを整理します。
- 高齢者:厚生労働省eJIMの研究解説によれば、萎縮性胃炎の頻度が上がり、胃酸分泌の低下でタンパク質と結合したビタミンB12の吸収率が下がります[6]。「年のせいの物忘れ・しびれ」と自己判断せず、倦怠感や物忘れが目立つ場合は一度血液検査を検討してください。
- 妊娠を考えている・妊娠初期の女性:厚生労働省の策定検討会報告書によれば、神経管閉鎖障害のリスク低減のため、通常の食事に加えてサプリメントなどから葉酸400μg/日の摂取が推奨されています[2][5]。妊娠に気づく前(神経管が形成される時期)が重要なため、妊娠を計画した時点から摂取を始めることが望まれます。妊娠中は葉酸だけでなく鉄の需要も増えるため、健やかな妊娠のための鉄分完全ガイドもあわせてご確認ください。
- 厳格な菜食(完全菜食・ビーガン)の人:厚生労働省eJIMの研究解説によれば、ビタミンB12は動物性食品にしか天然には含まれていないため、食品からの摂取だけでは不足しやすい状態です[6]。強化食品やサプリメントの利用、定期的な血液検査での確認が現実的な対策になります。
- 胃の手術(胃切除・スリーブ状胃切除など)を受けた人:厚生労働省eJIMの研究報告によれば、内因子を分泌する壁細胞が減る・失われるため、ビタミンB12の吸収障害が起こりやすくなります[6]。手術歴がある人は、しびれなどの症状がなくても定期的なフォローアップ検査の対象になり得ることを主治医と確認しておくと安心です。
- メトホルミン・PPIを長期服用中の人:厚生労働省eJIMの研究解説によれば、どちらもビタミンB12の吸収を妨げる可能性が報告されています[6]。自己判断で服薬を中止せず、定期検査のタイミングを主治医に相談してください。
鉄欠乏性貧血との違い ― 同じ「貧血」でも仕組みは正反対
日本内科学会雑誌の解説によれば、当サイトではこれまで鉄欠乏性貧血(小球性貧血)について詳しく解説してきましたが[1]、ビタミンB12・葉酸欠乏性貧血(大球性貧血)とは仕組みが正反対です。鉄が不足するとヘモグロビンの材料そのものが足りなくなり、赤血球は小さく・薄い色になります(小球性低色素性貧血)。一方、同誌の報告によれば、ビタミンB12・葉酸が不足すると材料は足りているのにDNA合成だけが遅れ、赤血球はかえって大きくなります(大球性貧血)[1]。血液検査のMCV(平均赤血球容積)を見れば、どちらのタイプかの見当がつきます。
| 項目 | 鉄欠乏性貧血 | ビタミンB12・葉酸欠乏性貧血 |
|---|---|---|
| 赤血球の大きさ(MCV) | 小さい(小球性、MCV 80fL未満[10]) | 大きい(大球性、MCV 101fL以上[10]) |
| 主な原因 | 月経過多・消化管出血・妊娠中の需要増加・偏食 | 悪性貧血・胃切除・萎縮性胃炎・厳格な菜食・薬剤・妊娠中の需要増加 |
| 神経症状 | 基本的に起こらない | ビタミンB12欠乏では起こりうる(葉酸欠乏単独では通常起こらない)[1] |
| 治療の柱 | 経口・注射の鉄剤 | B12は注射が基本、葉酸は経口製剤[3][4] |
出典:日本内科学会雑誌103巻7号「悪性貧血」[1]/各薬剤添付文書[3][4]/日本臨床検査医学会「貧血」診療群別臨床検査のガイドライン[10]
鉄欠乏と合併して両方のタイプが混ざる「混合性貧血」もあり、MCVが正常範囲に隠れて見逃されることがあります。倦怠感が続く場合は、鉄だけでなくビタミンB12・葉酸も含めた血液検査を受けることをおすすめします。より詳しい鉄欠乏性貧血の解説は、以下の関連記事もあわせてご覧ください。
- 子どもの貧血【2025年最新ガイドライン】原因・症状から食事・治療法まで
- 子どもの鉄欠乏と貧血:発育への影響と保護者のための包括的ガイド
- 思春期の鉄欠乏性貧血:気づかれにくいサインから科学的根拠に基づく改善法まで
日本と米国のガイドライン比較 ― 摂取基準の考え方の違い
| 項目 | 日本(厚生労働省 食事摂取基準2025年版) | 米国(NIH ODS) |
|---|---|---|
| ビタミンB12(成人目安量/RDA) | 4.0μg/日[2] | 2.4mcg/日(4歳以上の子どもと成人)[8] |
| 葉酸(成人推奨量/RDA) | 240μg/日[2] | 400mcg DFE/日(非妊娠時)[9] |
| 妊娠中の葉酸付加量 | 中期・後期に+240μg/日(+通常の食品以外から400μg/日を推奨)[2] | 600mcg DFE/日[9] |
厚生労働省の策定検討会報告書によれば、日本のビタミンB12目安量が米国のRDAよりも高いのは、日本の2025年版が血清ホロトランスコバラミン濃度など生化学的指標に基づいて再算定し、従来の推奨量では十分な栄養状態を維持できない可能性を踏まえたためです[2]。一方、米国NIHの報告によれば、米国のRDAは長年2.4mcg/日で据え置かれています[8]。数値そのものの優劣を断定するものではなく、算定の考え方が異なる点に注意してください。
葉酸と病気予防に関する研究 ― わかっていること、まだわかっていないこと
葉酸は貧血予防以外の効果についても研究が続いています。厚生労働省eJIMは、現時点でわかっている研究結果を次のように整理しています[7]。
- がん:厚生労働省eJIMの研究報告によれば、食品に天然の形で含まれる葉酸塩は種々のがんの発生リスクを低下させるかもしれませんが、サプリメントは摂取量・タイミングによって効果が異なる可能性があります。特に大腸がん・大腸腺腫の既往がある人は、上限(成人1,000μg/日)を超える高用量の葉酸サプリメントの摂取に注意が必要だとされています[7]。
- うつ病:厚生労働省eJIMの研究解説によれば、血中の葉酸塩濃度が低いとうつ病の発症率が高くなる可能性が示唆されていますが、葉酸サプリメントが標準治療と併用して有用かどうかは、さらなる研究が必要とされています[7]。
- 心疾患・脳卒中:同じく厚生労働省eJIMの報告によれば、葉酸サプリメントはホモシステインの血中濃度を下げますが、それによって心疾患の発生リスクが直接下がるとまでは言えないとされています[7]。
- 認知症・アルツハイマー病:厚生労働省eJIMの研究報告によれば、葉酸サプリメント(他のビタミンB群の有無にかかわらず)に、認知機能の改善や認知症・アルツハイマー病の予防効果は今のところ確認されていないとされています[7]。
これらはいずれも「効果があるとは言い切れない」段階の研究です。貧血予防・神経管閉鎖障害予防という確立した効果と、まだ研究途上の効果を混同しないことが大切です。
| 適用時期 | 年収の目安 | 計算式 | 100万円の場合 |
|---|---|---|---|
| ~2026年7月診療分 現行 | 年収約370万~770万円(区分ウ) | 80,100円+(医療費-267,000円)×1% | 87,430円 |
| 2026年8月診療分から 見直し後(第1段階) | 年収約370万~770万円(区分ウ) | 85,800円+1%(PDF原文の表記) | 約92,940円<br><small>(編集部試算)</small> |
| + 年間上限 53万円(新設) | |||
※「100万円の場合」の金額のうち、現行(~2026年7月)欄は出典PDFに記載の計算例そのものです。2026年8月欄について、出典PDFに印字されているのは「85,800+1%」という表記のみです。1%を乗じる基準額(現行の267,000円に相当する部分)と、100万円の場合の約92,940円は、PDFに印字されておらず、現行制度と同じ計算方法にもとづくJHO編集部試算です。正確な金額は加入されている健康保険組合等にご確認ください。
※ 制度は改定されることがあります。受診・手術の時期によって自己負担額が変わるため、最新の情報は
厚生労働省の高額療養費制度ページで必ずご確認ください。
出典:厚生労働省「高額療養費制度の在り方に関する専門委員会」(令和7年12月16日) (PDF)
|JHO確認日:2026-07-16
ビタミンB12・葉酸欠乏の日本人における有病率や、地域別の悪性貧血の発症頻度の詳細については、今回参照した資料には記載が見当たりませんでした。
よくある質問
ビタミンB12欠乏と葉酸欠乏はどちらも同じ検査でわかりますか?
市販の葉酸サプリメントを自己判断で飲んでも大丈夫ですか?
ビタミンB12欠乏性貧血の治療はなぜ注射が中心なのですか?
厳格な菜食(ビーガン)を続けるとビタミンB12はどれくらいで欠乏しますか?
メトホルミンを飲んでいますが、ビタミンB12欠乏性貧血の検査を受けたほうがいいですか?
妊娠中に葉酸をたくさん摂ると神経管閉鎖障害を完全に防げますか?
ビタミンB12欠乏による神経症状は治療すれば完全に良くなりますか?
巨赤芽球性貧血と診断されたら、胃の検査も必要ですか?
高齢者はなぜビタミンB12が不足しやすいのですか?
葉酸サプリメントで「5-MTHF」と書かれているものを見かけますが、普通の葉酸と違いますか?
がん治療中ですが、葉酸サプリメントを飲んでも大丈夫ですか?
ビタミンB12欠乏性貧血や葉酸欠乏性貧血を疑ったら、何科を受診すればよいですか?
参考文献
- 廣川誠「悪性貧血」日本内科学会雑誌103巻7号, 2014 https://www.jstage.jst.go.jp/article/naika/103/7/103_1609/_pdf
- 厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」策定検討会報告書, 2024(p.89〜92) https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/001396865.pdf
- メコバラミン注500μg「NP」添付文書, 日本医薬情報センター(PMDA承認情報に基づく) https://pins.japic.or.jp/pdf/newPINS/00062573.pdf
- フォリアミン錠/フォリアミン散100mg/g 添付文書, 日本医薬情報センター(PMDA承認情報に基づく) https://pins.japic.or.jp/pdf/newPINS/00049042.pdf
- 厚生労働省 e-ヘルスネット「葉酸とサプリメント-神経管閉鎖障害のリスク低減に対する効果」(2025年3月時点のアーカイブ) https://web.archive.org/web/20250226155841/https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-05-002.html
- 厚生労働省eJIM「ビタミンB12」(医療者向け, NIH資料に基づく) https://www.ejim.mhlw.go.jp/pro/overseas/c03/14.html
- 厚生労働省eJIM「葉酸/葉酸塩」(一般向け, NIH資料に基づく) https://www.ejim.mhlw.go.jp/public/overseas/c03/02.html
- NIH Office of Dietary Supplements「Vitamin B12 – Health Professional Fact Sheet」(2026年7月18日時点のアーカイブ) https://web.archive.org/web/20260718034348/https://ods.od.nih.gov/factsheets/VitaminB12-HealthProfessional/
- NIH Office of Dietary Supplements「Folate – Health Professional Fact Sheet」(2026年7月18日時点のアーカイブ) https://web.archive.org/web/20260718033359/https://ods.od.nih.gov/factsheets/Folate-HealthProfessional/
- 北村聖「36.貧血」日本臨床検査医学会 診療群別臨床検査のガイドライン2003 https://www.jslm.org/books/guideline/36.pdf
更新日:2026年7月21日。内容に誤りや古い情報にお気づきの際はご連絡ください。
この記事について(運営者情報・免責事項) タップで表示
医療情報に関する重要なお知らせ
本記事はAI技術を活用し、厚生労働省・WHO等の公的医療機関の情報に基づいて作成されています。医療専門家による個別の監修は受けておりません。健康上の判断や治療については、必ず医師にご相談ください。詳しくは編集ポリシーをご覧ください。
