心房細動の症状とは?自分で気づき脳梗塞を防ぐ方法とサイン
この記事でわかること
目次
- 心房細動とは?「痛くない」のに危険な理由
- 発作性・持続性・永続性——時間で決まる病型
- 心房細動の症状とは?動悸・息切れ・だるさ・めまい・多尿
- 動悸——「脈がバラバラ」という感覚
- 息切れ・だるさ・めまい・胸の不快感
- 見落とされがちな症状——発作後の多尿とだるさ
- 症状の重さをはかる基準——modified EHRAスコア
- 無症候性心房細動——どれくらいの人が「無症状」なのか
- 「症状が軽い」=「脳梗塞リスクが低い」ではない
- 自分で脈をとる方法——心房細動に自分で気づくには
- 手順①:どの指をどこに当てるか
- 手順②:何秒測るか
- 手順③:「バラバラ」と「1拍抜け」の違い——ただし自分で確定させようとしない
- いつ測るか・何を記録するか
- 家庭用血圧計の不整脈検知機能——数値の意味と限界
- スマートウォッチの心電図・通知機能——「診断」ではなく「気づくきっかけ」
- 市販機器の検出精度——数字で見る限界
- 脳梗塞のリスクを判断する基準——なぜ心房細動の脳梗塞は重いのか
- なぜ心房細動の脳梗塞は「重い」と言われるのか
- CHADS2スコア——脳梗塞リスクを点数化する基準
- 抗凝固薬とは——なぜ自己判断でやめてはいけないか
- 「血液サラサラの薬」と一括りにできない理由
- なぜ勝手にやめてはいけないのか
- 出血への注意
- 飲み始めたあとの定期検査——どれくらいの間隔で受けるか
- 心房細動の原因・危険因子——変えられるもの、変えられないもの
- 修正できない危険因子
- 家族に心房細動の人がいる場合
- 修正できる危険因子——高血圧・肥満・睡眠時無呼吸・飲酒
- 受診の目安——このサインが出たらすぐに動く
- 検査でわかること——心電図・ホルター心電図・長期記録・心エコー
- 健診の心電図だけでは見つからないことがある理由
- 原因不明の脳梗塞と、隠れていた心房細動
- 日本と欧米のガイドラインの違い——CHADS2とCHA2DS2-VASc
- 心房細動を放置すると何が起こるか——脳梗塞以外のリスク
- 心不全・突然死・入院リスク
- 認知症との関連——抗凝固療法をしていても油断できない
- 治療については——薬物療法・カテーテルアブレーション
- まとめ——心房細動の症状と付き合う2つの柱
- よくある質問
- 参考文献
心房細動の症状は軽いことも、まったくないこともあります。それでも油断できないのは、心房細動そのものより、それが引き金になる脳梗塞です[1]。
この症状、いつ受診すべきか確認しますか?
回答に合わせて必要な質問だけを表示します。診断は行いません。
症状はいつから続いていますか?
回答により質問数が変わります・途中でいつでも記事に戻れます
国立循環器病研究センターは、心房細動の約半数は無症状で経過すると説明しています[1]。国立長寿医療研究センターは、症状に慣れてしまい受診しないまま、ある日重篤な脳梗塞を発症して寝たきりへ移行する例があると警告しています[3]。自分で脈を測って異常に気づくこと、そして抗凝固薬で脳梗塞を防ぐこと——この2つが、心房細動と付き合ううえでの命綱です。
要点まとめ——20秒で確認
編集方針: JHO編集部がAIツールの支援を受け、公的機関・学会・査読論文と照合して作成。最終確認は人の目。医師による個別診断の代わりにはなりません。数値・分類はガイドライン改定により変わることがあります(2026年7月時点)。
今すぐできる:自己検脈3ステップ
①手首の親指側のくぼみに反対の手の指2〜3本を当てる ②15秒間、脈の「数」と「リズム」を数える ③数えるたびに間隔がバラバラで数えにくいなら要注意——循環器内科を受診しましょう[7]。詳しいやり方は次の見出しで解説します。
心房細動とは?「痛くない」のに危険な理由
一般社団法人日本循環器協会は、心房細動になると心房が無秩序に細かく震え、心臓本来のリズムでの収縮と拡張ができなくなると報告しています[5]。国立循環器病研究センターは、この異常な電気信号が心房のどこか、多くは肺静脈の入り口部周辺に新たな「発電所」のようにでき、そこから電気が漏れ出すことで心房細動が起こると解説しています[1]。心房が1分間に数百回という速さで不規則に震えることで、心臓のポンプ機能そのものより先に、心房の中で血液の流れが乱れ始めます。
発作性・持続性・永続性——時間で決まる病型
日本循環器学会のガイドラインは、はじめての診断かどうかや持続する期間によって、心房細動を5つの病型に分類しています[6]。
| 病型 | 定義 |
|---|---|
| はじめて診断された心房細動 | 過去に診断されたことがなく、はじめて心電図で確認されたもの[6] |
| 発作性心房細動 | 治療の有無にかかわらず7日以内に洞調律に戻るもの[6] |
| 持続性心房細動 | 持続が7日を超えるもの[6] |
| 長期持続性心房細動 | 1年以上継続しているもの[6] |
| 永続性心房細動 | 治療による洞調律への回復が難しいと考えられるもの[6] |
出典:日本循環器学会「2020年改訂版 不整脈薬物治療ガイドライン」表18[6]
同ガイドラインが引用するカナダの前向き試験では、はじめて診断された心房細動患者899人を平均4.1年間観察したところ、発症後1年以内に約50%の例で再発がみられたと報告されています[6]。発作性心房細動として発症し、発作を繰り返しながら持続性心房細動へ移行していくケースがあることも、同ガイドラインで説明されています[6]。同じカナダの前向き試験では、観察期間中に6〜7%の症例が脳梗塞を発症したとも報告されています[6]。つまり、今は数分〜数時間で治まる動悸でも、時間とともに持続時間が延びていく可能性があり、その間も脳梗塞のリスクは続いているということです。
この病気が厄介なのは、震えている本人が「震えている」と自覚しにくい点です。国立循環器病研究センターは、動悸・息切れ・めまいなどの自覚症状を伴う場合もある一方、心房細動のおよそ半数は無症状であると述べています[1]。そして、症状の有無にかかわらず、心房の中では血液がよどみ、血栓ができる土壌が静かに育っていきます[1]。次の見出しから、心房細動の症状として実際にどのようなものが出るのか、そして症状がなくても自分で気づく方法を具体的に見ていきます。
今の血圧・脈拍を確かめる
数値を入れると、日本高血圧学会の血圧値の分類と「次にすること」を表示します。記録はこの端末の中だけに保存され、登録は不要です。
身長と体重からBMIも調べる
血圧手帳(この端末に保存)
これは診断ではありません。入力された数値を日本高血圧学会の血圧値の分類(高血圧の基準は診察室 140/90mmHg以上・家庭 135/85mmHg以上)に当てはめて「受診の目安」を機械的に示すもので、医師の診察に代わるものではありません。日本高血圧学会「高血圧管理・治療ガイドライン2025」では、降圧目標は年齢によらず診察室 130/80mmHg未満・家庭 125/75mmHg未満とされています。脈拍の目安は学会の分類ではなく一般的な参考範囲です。
心房細動の症状とは?動悸・息切れ・だるさ・めまい・多尿
心房細動の症状は、人によって驚くほど幅があります。国立長寿医療研究センターは、動悸・疲れ・立ち眩み・冷や汗を自覚することが多いとしたうえで、動悸や息切れなどの不快な症状も挙げています[3]。
動悸——「脈がバラバラ」という感覚
心房細動の動悸は、単に「ドキドキする」だけでなく、脈の間隔が不規則でバラバラになる感覚を伴うのが特徴です。公益財団法人日本心臓財団は、脈の間隔が規則正しいかバラバラになっていないかを確認することが、心房細動に気づく手がかりになると報告しています[7]。
息切れ・だるさ・めまい・胸の不快感
一般社団法人日本循環器協会は、心房細動になると脈が速くなり、動悸として症状を感じる人が増えると報告しています[5]。脈が速く不規則になることで心臓のポンプ効率が落ち、息切れやだるさ、めまい、胸の不快感につながることがあると考えられます。
見落とされがちな症状——発作後の多尿とだるさ
公益財団法人日本心臓財団は、心房細動の発作が起こるとANPという心臓ホルモンが大量に分泌され、その利尿作用によって発作中や発作後に排尿の回数が増えると報告しています[8]。同財団の報告はさらに、利尿作用のあとは脱水状態になるため、発作のあとに身体がだるく下肢が重くなることがあるとし、水分補給を勧めています[8]。動悸のあとにトイレが近くなり身体がだるい、という経験がある人は、この仕組みを知っておくと役立ちます。
症状の重さをはかる基準——modified EHRAスコア
心房細動の症状の強さを客観的に伝える手段として、日本循環器学会のガイドラインは欧州不整脈学会(EHRA)のmodified EHRAスコアの使用を推奨しています[6]。
| スコア | 症状の程度 | 説明 |
|---|---|---|
| 1 | なし | 症状なし[6] |
| 2a | 軽度 | 症状はあるが日常生活に支障はなく、気にならない[6] |
| 2b | 中等度 | 症状はあり日常生活に支障はないが、気になり困っている[6] |
| 3 | 重度 | 症状が強く、日常生活に支障をきたしている[6] |
| 4 | 強い障害 | 症状が非常に強く、日常生活が続けられない[6] |
出典:日本循環器学会「2020年改訂版 不整脈薬物治療ガイドライン」表20(modified EHRAスコア)[6]
無症候性心房細動——どれくらいの人が「無症状」なのか
日本循環器学会のガイドラインが引用するFushimi AF registryのサブ解析では、心房細動(発作性+持続性)患者3,749人のうち1,971人、割合にして52.6%が無症候性であったと報告されています[6]。同ガイドラインはまた、わが国の別の単一施設研究でも、はじめて診断された心房細動患者289人のうち約40%が無症候性であったと紹介しています[6]。無症候性であった要因としては、75歳以上の年齢、脳卒中/全身性塞栓症の既往、男性、慢性腎臓病が挙げられており[6]、これらに当てはまる人ほど、症状に頼らない発見手段——つまり自己検脈や健診の心電図——が重要になると考えられます。
「症状が軽い」=「脳梗塞リスクが低い」ではない
ここが心房細動の症状で最も誤解されやすい点です。国立循環器病研究センターは、自覚症状の有無にかかわらず、心房細動があると心臓の中の血液の流れが悪くなり血栓が形成されることがあり、その血栓が脳の血管を閉塞すれば生死にかかわる脳梗塞を生じる場合があると述べています[1]。症状の強さと脳梗塞のリスクは、必ずしも比例しません。むしろ無症状で見つかりにくい心房細動ほど、最初の異変が脳梗塞そのものになりやすいと考えられます[3]。
自分で脈をとる方法——心房細動に自分で気づくには
心房細動の症状に自分で気づくために、最も手軽で費用のかからない方法が自己検脈です。公益財団法人日本心臓財団の報告をもとに、実際の手順で見ていきます[7]。
手順①:どの指をどこに当てるか
日本心臓財団は、手首を少し曲げると内側にできるくぼみのあたりに、反対の手の指先を当てて脈が触れるところを探すよう報告しています[7]。同財団の報告によれば、人差し指と中指、必要なら薬指も加えた2〜3本の指を軽く当て、指を少し立てるとわかりやすいとされています[7]。椅子に座って1〜2分安静にしてから測ると、より正確に測定できます。
手順②:何秒測るか
日本心臓財団の報告によると、脈の数とリズムを15秒ほど測り、その数を4倍すれば1分あたりの脈拍数がわかります[7]。数える時間は短くても、大切なのは「回数」より「間隔が規則正しいかどうか」です。
手順③:「バラバラ」と「1拍抜け」の違い——ただし自分で確定させようとしない
脈の乱れには、大きく分けて2つのタイプがあります。日本心臓財団は、脈が一拍抜けたように感じる期外収縮という不整脈と、脈と脈の間隔そのものが不規則になる心房細動という不整脈があると報告しています[7]。期外収縮は規則正しい脈の中にときどき1拍だけ乱れが混ざるイメージ、心房細動は間隔そのものが予測できないほどバラバラになるイメージ、と大まかには説明されます。ただし同財団は、両者が混在して起こっているときには専門家でも診断に迷うと述べています[10]。つまり自己検脈は「型」を自分で確定させるためのものではなく、「いつもと違う」という気づきを得るためのものと考えるのが安全です。バラバラした脈に気づいたら、種類の判断は医師にゆだね、循環器内科で心電図による確認を受けてください。
いつ測るか・何を記録するか
毎日同じ時間帯(起床時や就寝前など)に測る習慣をつけると、変化に気づきやすくなります。動悸を感じたとき、めまいや息切れがあるときは、そのタイミングで測って日付・時刻・脈拍数・リズムが規則的かどうかをメモしておくと、受診時に医師へ伝える情報として役立ちます。次のような場面は、あわせて測っておくと変化に気づきやすいタイミングです。
- 朝起きてすぐ、まだベッドの中で安静にしているとき
- 階段を上ったあとや、軽い運動のあとに動悸を感じたとき
- コーヒーやお酒を飲んだあとに、いつもと違う動悸を感じたとき
- 夜、布団に入ってから脈が気になって眠れないとき
1回の測定だけで判断せず、数日〜数週間の記録を積み重ねることで、「いつもの動悸」と「いつもと違う動悸」の違いが見えやすくなります。
家庭用血圧計の不整脈検知機能——数値の意味と限界
2025年に日本不整脈心電学会と日本循環器学会が発表したコンセンサスステートメントは、家庭用のデジタル自動血圧計にオシロメトリック法による不規則脈波検知機能が付帯されている機種があると紹介しています[9]。両学会のステートメントは、この機能について、日本においては薬事承認・認証を得ておらず、PPG(光電容積脈波)と同様に単独で診断に使うことはできないと明記しています[9]。
スマートウォッチの心電図・通知機能——「診断」ではなく「気づくきっかけ」
両学会のステートメントは、スマートウォッチに搭載された不規則な心拍の通知プログラムについて、脈拍の変動が心房細動らしいか否かだけを判断するものであり、「診断」と同義ではないと述べています[9]。そのうえで、アプリケーションの判断だけをもとに、医療従事者およびユーザーが不整脈を診断したり治療を含めた医療行為を行ったりしてはならないと注意を促しています[9]。
市販機器の検出精度——数字で見る限界
両学会のステートメントは、心房細動の検出にPPG(光電容積脈波)を用いたメタ解析(7,623例の評価)で、感度・特異度のプール推定値がそれぞれ94.7%、97.6%であったと紹介しています[9]。家庭用血圧計についても、複数機種の心房細動検出精度が報告されています。
| 機器・方式 | 感度 | 特異度 | 備考 |
|---|---|---|---|
| スマートウォッチ等のPPG(メタ解析) | 94.7% | 97.6% | 薬事承認された心房細動検出機能を持つ機種はない[9] |
| 心電計付き血圧計 HEM-907 | 95.5% | 96.5% | オムロン社製[9] |
| 家庭用血圧計 BP785N | 100% | 84.8% | オムロン社製[9] |
| 家庭用血圧計 TM-2441 | 100% | 79% | エー・アンド・デイ社製[9] |
出典:2025年日本不整脈心電学会・日本循環器学会「携帯型/装着型心電計の適切使用に関するコンセンサスステートメント」[9]
数字だけを見ると精度は高く見えますが、両学会のステートメントが繰り返し強調しているのは、これらはあくまで「陽性の疑い」を拾うスクリーニング機能であり、確定診断には別途、医師による心電図での確認が必要という点です[9]。心房細動の症状に気づくきっかけとして活用しつつ、最終判断は医療機関にゆだねるという役割分担が大切です。
機器が「異常」を示したら
脈の測り方の基本や年齢別の正常値については、【正常な心拍数】年齢別の目安と自分でできる測り方・受診の目安でも詳しく解説しています。
脳梗塞のリスクを判断する基準——なぜ心房細動の脳梗塞は重いのか
一般社団法人日本循環器協会は、心房が細かく震えることで血液によどみが生じ、血の塊(血栓)ができると報告しています[5]。日本循環器学会のガイドラインは、この仕組みをさらに詳しく、心房リモデリングによる心房収縮機能の低下と心房拡大が左房内での血液のうっ滞を起こし、特に左心耳内において血栓が形成されやすい環境をつくると説明しています[6]。
なぜ心房細動の脳梗塞は「重い」と言われるのか
日本循環器学会のガイドラインは、脳梗塞は原因により心原性脳塞栓・ラクナ梗塞・アテローム血栓性脳梗塞などに分類されると説明しています[6]。国立循環器病研究センターによれば、心原性脳塞栓症は不整脈など心臓の病気が原因となり、心臓の心房に生じた血栓が脳血管に飛び、脳梗塞につながるものです[2]。国立長寿医療研究センターは、心房細動が原因の脳梗塞について、発症者の1/3が死亡し1/3が寝たきりへ移行するという、きわめて予後の悪い重篤な脳梗塞を発症し得ると報告しています[3]。心房でできた血栓は比較的大きくなりやすく、脳の太い血管を一気に塞いでしまうため、通常の脳梗塞よりも重症化しやすいと考えられています。
CHADS2スコア——脳梗塞リスクを点数化する基準
日本循環器学会・日本不整脈心電学会のガイドラインは、心房細動患者の脳梗塞(血栓塞栓症)リスクを評価するスコアとして、CHADS2スコアを用いることを推奨クラスIで位置づけています[6]。同ガイドラインによると、CHADS2スコアは心不全・高血圧・75歳以上・糖尿病をそれぞれ1点、脳卒中またはTIA(一過性脳虚血発作)の既往を2点として合計する、最大6点のスコアです[6]。
| 頭文字 | 危険因子 | 点数 |
|---|---|---|
| C | 心不全(Congestive heart failure) | 1点 |
| H | 高血圧(治療中も含む) | 1点 |
| A | 年齢75歳以上 | 1点 |
| D | 糖尿病 | 1点 |
| S2 | 脳卒中/TIA(一過性脳虚血発作)の既往 | 2点 |
出典:日本循環器学会「2020年改訂版 不整脈薬物治療ガイドライン」表30[6]
同ガイドラインは、CHADS2スコア0点を低リスク、1点を中等度リスク、2点以上を高リスクと位置づけています[6]。日本循環器学会は、CHADS2スコアが高い患者ほど脳梗塞予防のための抗凝固薬による治療がより積極的に検討されるとしています[6]。実際に何点からどの薬をどう使うかは、腎機能や出血リスクなど個々の状態によって判断が変わるため、自己判断せず主治医とスコアを確認することが基準になります。
抗凝固薬とは——なぜ自己判断でやめてはいけないか
公益社団法人日本脳卒中協会は、抗凝固薬について、血が固まりやすくなっている状態を改善し、血栓ができるのを防ぐ薬だと報告しています[4]。同協会の報告は、具体的な薬剤としてビタミンK拮抗薬(ワーファリン)とダビガトラン(プラザキサ)などを挙げています[4]。
「血液サラサラの薬」と一括りにできない理由
抗凝固薬は、血小板の働きを抑える抗血小板薬(アスピリンなど)とは作用の仕組みが異なる薬です。日本循環器学会のガイドラインは、DOAC(直接経口抗凝固薬)を使用できる心房細動患者が脳梗塞予防を新規に開始する際には、ワルファリンよりもDOACを用いることを推奨クラスIとして示しています[6]。一方で同ガイドラインは、中等度から重度の僧帽弁狭窄症を伴う心房細動や、機械弁置換術後の患者の脳梗塞予防にはワルファリンを用いることを推奨しています[6]。どちらが適しているかは病態によって異なり、自己判断で選べるものではありません。
なぜ勝手にやめてはいけないのか
抗凝固薬は、飲み続けている間だけ血栓を作りにくくする薬であり、体質そのものを変える薬ではありません。自己判断で中断すると、血液が固まりやすい状態に速やかに戻り、服用前と同じ、あるいはそれ以上のリスクにさらされる可能性があります。日本循環器学会のガイドラインは、ワルファリン投与中の患者がアドヒアランス良好であるにもかかわらず効果が不安定な場合や、DOACへの変更を希望する場合の切り替え手順を示しており、薬の調整は自己判断ではなく医師の管理のもとで行うことを前提としています[6]。体調不良や手術の予定があるときも、必ず事前に処方医へ相談してください。
出血への注意
抗凝固薬は血栓を防ぐ一方で、出血しやすくなるという性質を併せ持ちます。日本循環器学会のガイドラインは、心房細動患者における出血性合併症のリスク評価にHAS-BLEDスコアを用いることを推奨しています[6]。同ガイドラインは、注目すべき重大な出血関連因子として、高齢(75歳以上)、低体重(50kg以下)、腎機能障害、抗血小板薬の併用、管理不良な高血圧を挙げています[6]。歯ぐきからの出血が止まりにくい、あざができやすい、便が黒っぽいといった変化に気づいたら、自己判断で中止せずに処方医へ相談することが基準です。
飲み始めたあとの定期検査——どれくらいの間隔で受けるか
抗凝固薬は、飲み始めたら終わりではなく、定期的な血液検査で体に合っているかを確認しながら続ける薬です。日本循環器学会のガイドラインは、DOAC開始後は少なくとも年に1回、腎機能・肝機能・ヘモグロビンなどの採血検査を行うことを推奨しています[6]。同ガイドラインはさらに、75歳以上の患者やフレイル(虚弱)のある患者では少なくとも6ヵ月に1回、腎機能の低下がある患者ではより短い間隔での採血検査を推奨しています[6]。年齢や腎機能によって検査の頻度が変わるという点も、自己判断で通院間隔を延ばしてはいけない理由の一つです。
心房細動の原因・危険因子——変えられるもの、変えられないもの
日本循環器学会のガイドラインは、心房細動の有病率は年齢だけでなく、性別、高血圧、心不全、冠動脈疾患、心臓弁膜症、肥満、糖尿病、慢性腎臓病などの状態によって異なると説明しています[6]。同ガイドラインによると、わが国の調査では心房細動の有病率は加齢とともに上昇し、70歳代では男性3.44%、女性1.12%、80歳以上では男性4.43%、女性2.19%であったと報告されています[6]。この調査をもとに、2050年には心房細動患者は約103万人、総人口の約1.1%を占めると予測されています[6]。
修正できない危険因子
年齢はもっとも影響の大きい因子です。国立循環器病研究センターは、高血圧、肺疾患、甲状腺機能亢進症、弁膜症、心臓の手術後では心房細動がより生じやすくなると説明しています[1]。甲状腺の病気と心房細動の関係については、甲状腺疾患、放置で心房細動リスク3倍増—学会ガイドラインが示す警告で詳しく解説していますので、甲状腺の数値を指摘されたことがある人はあわせてご確認ください。
家族に心房細動の人がいる場合
日本循環器学会のガイドラインは、心房細動の生涯リスクは臨床的な危険因子に加え、遺伝的な素因の影響も受けると説明しています[6]。同ガイドラインによれば、遺伝的リスクスコアが高い人では、心房細動関連の危険因子への該当が少ない場合でも生涯リスクは十分に高く、遺伝的リスクにかかわらず他の危険因子への該当が多い人ほど、より若い年齢で心房細動を発症すると推定されています[6]。家族に心房細動や若い年齢での脳梗塞の既往がある人は、加齢を待たずに自己検脈の習慣を始めておくことに意味があると考えられます。
修正できる危険因子——高血圧・肥満・睡眠時無呼吸・飲酒
日本循環器学会のガイドラインは、修正可能な臨床的危険因子に対処することが心房細動の長期的な発症リスクを低下させる可能性があるとしています[6]。同ガイドラインは、高血圧をもっとも広く受け入れられている心房細動の危険因子としたうえで、心房細動症例の56.5%は1つ以上の危険因子を有しており、そのうち高血圧がもっとも重要な因子であったと報告しています[6]。同ガイドラインはまた、修正可能な危険因子の中で心房細動の生涯リスクにもっとも顕著な影響を及ぼすのは肥満であるとも述べています[6]。さらに同ガイドラインは、睡眠呼吸障害(睡眠時無呼吸)は重症度が高いほど心房細動リスクを高める可能性があるとし[6]、アルコール摂取量が1日10g増えるごとに心房細動の新規発症リスクが5%上昇し、左房径が0.16mm拡大すると報告されているとも紹介しています[6]。喫煙についても、心房細動を患う喫煙者は入院や死亡のリスクが高いと報告されており[6]、糖尿病については、耐糖能障害のある集団で空腹時血糖値が18mg/dL増加するごとに心房細動の発症リスクが33%増加するという報告が紹介されています[6]。
| 危険因子 | 修正できるか | 備考 |
|---|---|---|
| 加齢 | できない | 70歳代で有病率3.44%(男性)[6] |
| 高血圧 | できる | もっとも広く知られた危険因子[6] |
| 肥満 | できる | 生涯リスクへの影響が最も顕著[6] |
| 睡眠時無呼吸 | できる | 重症度が高いほどリスク上昇[6] |
| 過度の飲酒 | できる | 10g/日増でリスク5%上昇[6] |
| 喫煙 | できる | 心房細動患者の入院・死亡リスクを高める[6] |
| 糖尿病 | できる(血糖管理) | 空腹時血糖18mg/dL増でリスク33%増[6] |
| 甲状腺機能亢進症 | 治療で改善しうる | 詳しくは別記事で解説[1] |
| 心不全・弁膜症 | 基礎疾患の管理次第 | 心房細動の有病率に関連[6] |
出典:日本循環器学会「2020年改訂版 不整脈薬物治療ガイドライン」/国立循環器病研究センター病院「不整脈」[6][1]
生活習慣に関わる因子は、今日から見直せるものばかりです。血圧を測る習慣、体重管理、いびきや日中の眠気があれば睡眠時無呼吸の検査、飲酒量の見直し——どれも脳梗塞予防の土台になると考えられます。
受診の目安——このサインが出たらすぐに動く
心房細動そのものによる症状と、脳梗塞の前触れとなる症状は、対応のスピードがまったく異なります。分けて理解しておきましょう。
数日以内に循環器内科の受診を検討する目安
ただちに119番——脳梗塞のサインFAST(顔・腕・言葉・時間)
- F(Face・顔)——片方の顔半分がゆがむ、うまく笑えない
- A(Arm・腕)——片方の腕に力が入らない、両腕を上げたままキープできない
- S(Speech・言葉)——ろれつが回らない、短い文章がいつも通りに話せない
- T(Time・時間)——症状が始まった時刻を確認し、ただちに119番
国立循環器病研究センターは、これら3つのテストのうち1つでも当てはまれば、迷わず救急車を呼ぶよう案内しています[2]。同センターによれば、この3症状のいずれかがあれば、その的中率は80%近いとされています[2]。突然の激しい頭痛、片方の目が見えない・物が二重に見えるといった症状も、脳卒中のサインとして知られています[2]。
検査でわかること——心電図・ホルター心電図・長期記録・心エコー
心房細動の診断には、実際に不整脈が起きている瞬間の心臓の電気信号をとらえる必要があります。ここで壁になるのが、発作が出たり止まったりする「発作性心房細動」の見つけにくさです。
健診の心電図だけでは見つからないことがある理由
健診で行われる心電図の多くは、わずか数十秒の記録にとどまります。そのタイミングでたまたま心房細動が起きていなければ、記録には正常なリズムしか映りません。日本不整脈心電学会・日本循環器学会のコンセンサスステートメントは、心房細動スクリーニングにおいて手操作心電計と24時間ホルター心電計を比較したメタ解析で、手操作心電計による計19分の記録がホルター心電計に匹敵する成果を示したと紹介しています[9]。これは裏を返せば、1回数十秒の記録だけでは発作性心房細動を捉えきれない可能性を示唆していると考えられます。
| 検査 | 記録時間の目安 | わかること |
|---|---|---|
| 標準12誘導心電図 | 数十秒程度 | その瞬間の心臓のリズムを記録[9] |
| ホルター心電図 | 24時間 | 日常生活中の不整脈の出現状況[9] |
| 携帯型/貼付型心電計 | 数日〜2週間程度 | 頻度の低い発作性心房細動の検出[9] |
| 心エコー(超音波)検査 | その場で実施 | 心臓の構造・左房の大きさ・弁の状態[6] |
出典:2025年日本不整脈心電学会・日本循環器学会「携帯型/装着型心電計の適切使用に関するコンセンサスステートメント」[9]
症状が出たり消えたりする人ほど、記録時間の長い検査が必要になることがあります。動悸のタイミングと検査のタイミングがずれていて「何も異常が見つからなかった」という場合も、症状日記をつけて医師に相談し、より長期間の記録を検討してもらうという選択肢があります。
原因不明の脳梗塞と、隠れていた心房細動
日本循環器学会のガイドラインは、脳梗塞のうち20〜25%は原因疾患が明らかでなく、これを潜因性脳梗塞(cryptogenic stroke)と呼ぶと説明しています[6]。同ガイドラインによれば、その多くは未検出の塞栓源疾患からの脳塞栓症と推測されており、原因の1つとして未診断の心房細動(潜在性心房細動)が考えられるとされています[6]。実際に、原因不明の脳梗塞患者をホルター心電図で調べたところ、上室期外収縮が1,000拍/日以上みられた群では、その後の長時間心電図モニターでおおよそ40%に新規の心房細動が発見されたと報告されています[6]。脳梗塞を経験したのに原因がはっきりしなかった人にとって、長時間の心電図モニタリングが心房細動を見つける手がかりになり得ることを示すデータです[6]。
ここまで見てきたとおり、心房細動の症状は「動悸」という自覚できる形だけでなく、「無症状のまま脳梗塞として現れる」という形もとります。だからこそ、症状の有無に頼らない自己検脈の習慣と、必要な検査を先延ばしにしない判断が重要になります。
日本と欧米のガイドラインの違い——CHADS2とCHA2DS2-VASc
脳梗塞リスクの評価スコアは、実は国・地域によって使われているものが異なります。日本循環器学会のガイドラインは、2016年に欧州心臓病学会(ESC)と欧州心臓胸部外科学会(EACTS)が共同策定したガイドラインではCHA2DS2-VAScスコアが採用され、2014年に改訂された米国心臓協会(AHA)/米国心臓病学会(ACC)/米国不整脈学会(HRS)のガイドラインでも同スコアが採用されたと紹介しています[6]。同ガイドラインによれば、アジア太平洋不整脈学会(APHRS)も同様にCHA2DS2-VAScスコアを採用しているとされています[6]。
一方で日本循環器学会は、2013年改訂版を踏襲して本改訂版でもCHADS2スコアを採用することとした理由として、前回の改訂時点で臨床現場でのリスク評価そのものが十分に広まっておらず、まず簡便なCHADS2スコアを普及させたいという経緯があったと説明しています[6]。同ガイドラインはまた、CHA2DS2-VAScスコアで追加された年齢65〜74歳・血管疾患・女性という因子について、日本人の抗凝固療法未施行例では有意な血栓塞栓症の危険因子となっていないことが明らかになっているとも述べています[6]。
| 項目 | 日本(日本循環器学会 2020年改訂版) | 欧米(ESC/EACTS 2016年・AHA/ACC/HRS 2014年) |
|---|---|---|
| 採用スコア | CHADS2スコア(最大6点)[6] | CHA2DS2-VAScスコア(最大9点)[6] |
| 評価項目 | 心不全・高血圧・75歳以上・糖尿病・脳卒中/TIA既往の5項目[6] | CHADS2の項目に加え、血管疾患・65〜74歳・女性を追加[6] |
| 採用の考え方 | 簡便さを重視し、まず普及を優先[6] | 低リスク例の抽出力を重視 |
出典:日本循環器学会「2020年改訂版 不整脈薬物治療ガイドライン」[6]
どちらのスコアが絶対的に優れているというものではなく、集団の特性や医療現場への普及度によって選択が異なると考えられます[6]。海外のスコアで計算した点数を日本のガイドラインにそのまま当てはめられるわけではないため、自分の点数が気になる場合は主治医にどちらの基準で評価しているかを確認するとよいでしょう。
心房細動を放置すると何が起こるか——脳梗塞以外のリスク
心房細動の症状というと動悸や息切れに注目しがちですが、日本循環器学会のガイドラインは、脳梗塞以外にも見過ごせない臨床的問題点があると指摘しています[6]。
心不全・突然死・入院リスク
同ガイドラインによると、心房細動患者の死因としては脳梗塞よりも心不全死や突然死のほうが多いと報告されています[6]。さらに、心房細動患者の10〜20%が毎年、何らかの理由で入院しているとされ[6]、心房細動患者の20〜30%に左室機能障害が認められるとも述べられています[6]。動悸そのものや、それに合併する心不全症状によって生活の質が下がっている患者も少なくないと報告されています[6]。
認知症との関連——抗凝固療法をしていても油断できない
日本循環器学会のガイドラインは、心房細動と認知症の関連が近年大きな注目を集めているとしたうえで[6]、たとえ抗凝固療法を行っていても、認知機能低下や血管性認知症が生じ得ると述べています[6]。抗凝固薬は脳梗塞という「大きな一撃」を防ぐ薬ですが、それだけで心房細動にまつわるすべてのリスクをゼロにできるわけではないと考えられます。血圧・血糖・体重の管理など、原因・危険因子の見出しで触れた生活習慣の改善が、脳梗塞予防と並行して重要になる理由がここにあります。
治療については——薬物療法・カテーテルアブレーション
心房細動そのものの治療(抗不整脈薬によるリズムコントロール、カテーテルアブレーション、左心耳閉鎖術など)は専門性が高く、選択肢も年々広がっています。当サイトでは心房細動 治療のすべて|薬物療法・カテーテルアブレーション・左心耳閉鎖術の適応と科学的根拠で、それぞれの適応や科学的根拠を詳しく解説していますので、治療方針についてはそちらをご覧ください。ここでは、治療を受けるかどうかにかかわらず共通して重要な「自分で気づくこと」と「脳梗塞を防ぐこと」に絞って解説しました。
動悸そのものについてさらに知りたい場合は【食後の動悸】放置して大丈夫?原因と受診の目安、脈が遅いタイプの不整脈については【徐脈(脈が遅い)】放置して大丈夫?危険なサインと原因・治療法・受診の目安もあわせてご覧ください。不整脈全般の一覧は不整脈(徐脈・頻脈)のまとめページからたどれます。
まとめ——心房細動の症状と付き合う2つの柱
心房細動の症状は、はっきりした動悸として現れることもあれば、まったく現れないこともあります[1]。この記事で見てきたとおり、症状の強さと脳梗塞のリスクは必ずしも一致しません。だからこそ、①症状の有無にかかわらず自分で脈を測る習慣を持つこと、②心房細動と診断されたらCHADS2スコアなどの基準に沿って脳梗塞リスクを評価し、必要な抗凝固薬を自己判断でやめないこと——この2つの柱を押さえておくことが、脳梗塞を防ぐいちばんの近道だと考えられます[6]。顔のゆがみ・腕の脱力・言葉のもつれといったFASTのサインが出たときは、判断に迷わずただちに119番してください[2]。
受診時に持っていくメモ(コピーしてお使いください)
・症状はいつから、どんな時に出るか(安静時・運動時・食後など)
・自己検脈の記録(日付・時刻・脈拍数・リズムが規則的かどうか)
・現在飲んでいる薬(抗凝固薬・降圧薬・甲状腺の薬など)
・高血圧・糖尿病・睡眠時無呼吸・甲状腺の病気の有無
・家族に脳梗塞や心房細動の人がいるか
・医師に聞きたいこと(自分のCHADS2スコアはいくつか、抗凝固薬は必要かなど)
心房細動の脳梗塞予防について、日本循環器学会のガイドラインはCHADS2スコアによるリスク評価と抗凝固薬の推奨を示していますが[6]、実際にどの薬をどの用量で使うかは、腎機能・年齢・出血リスク・体重など個々の状態によって細かく調整されるため、本記事では具体的な薬剤名や用量の判断には踏み込んでいません。CHA2DS2-VAScスコアとCHADS2スコアのどちらが日本人によりよく当てはまるかについても、今回参照したガイドラインの範囲では、日本人集団でのさらなる検証が必要とされ、結論は出ていません[6]。また、スマートウォッチや家庭用血圧計の不整脈検知精度は機種によって差があり、今回のステートメントで報告されている数値がすべての製品に当てはまるとは限りません[9]。
よくある質問
心房細動の症状はどのように始まりますか?
動悸を感じたら何科を受診すればいいですか?
家庭用血圧計の不整脈マークが出たら心房細動ですか?
CHADS2スコアは自分で計算できますか?
抗凝固薬を飲み始めたら一生やめられませんか?
心房細動は治りますか?
甲状腺の病気と心房細動は関係がありますか?
健診の心電図で「異常なし」と言われたら安心していいですか?
心房細動と診断されたら、生活で気をつけることはありますか?
参考文献
- 国立循環器病研究センター病院「不整脈」https://www.ncvc.go.jp/hospital/pub/knowledge/disease/arrhythmia/
- 国立循環器病研究センター病院「脳卒中」https://www.ncvc.go.jp/hospital/pub/knowledge/disease/stroke-2/
- 国立長寿医療研究センター「動悸や立ち眩み、軽く見ていませんか?~心房細動とその治療に関するご紹介~」https://www.ncgg.go.jp/hospital/navi/58.html
- 公益社団法人日本脳卒中協会「心房細動からの脳梗塞予防に抗凝固薬を服用される患者さんへ」https://www.jsa-web.org/medicine/794.html
- 一般社団法人日本循環器協会「心房細動」https://j-circ-assoc.or.jp/learn/55/
- 日本循環器学会「2020年改訂版 不整脈薬物治療ガイドライン」https://www.j-circ.or.jp/cms/wp-content/uploads/2020/01/JCS2020_Ono.pdf
- 公益財団法人日本心臓財団「脈を測って心房細動を早期発見」https://www.jhf.or.jp/ez-do-kenmyaku/
- 公益財団法人日本心臓財団「心房細動発作後、排尿回数が増え、身体がだるくなる」https://www.jhf.or.jp/check/opinion/1-3/6735.html
- 日本不整脈心電学会・日本循環器学会「携帯型/装着型心電計の適切使用に関するコンセンサスステートメント」(2025年3月一部改訂)https://www.jstage.jst.go.jp/article/jse/44/4/44_275/_pdf
- 公益財団法人日本心臓財団「期外収縮と心房細動の見分け方」https://www.jhf.or.jp/check/opinion/1-3/4520.html
更新日:2026年7月25日。本記事の内容に誤りや古い情報を見つけた場合は、編集部までご連絡ください。ガイドラインは改定されることがあるため、最新の診断・治療方針については必ず主治医にご確認ください。
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