脳梗塞のサイン4つ|受診の目安が60秒でわかるセルフチェック
脳梗塞の主なサインは「顔がゆがむ」「ろれつが回らない」など4つ。済生会(2013年)が挙げる項目に答えると、受診の目安が約60秒でわかります。
「顔がゆがむ」「ろれつが回らない」「片方の手足に力が入らない」 — 済生会が挙げるAct FASTのサインに答えるだけ。脳梗塞は治療が数時間の勝負のため、気づいたらすぐの行動が命を守ります。
チェックを始める8問・約60秒 ・ 登録不要・無料 ・ 結果は受診の目安
回答に合わせて、必要な質問だけをお聞きします
※ 本チェックは医師の診断に代わるものではありません。判断に迷う症状や強い症状があるときは、医療機関にご相談ください。
済生会は、血栓を溶かす薬「t-PA」による治療について「脳梗塞が発症して4、5時間以内に投与しないと効果がなく、早期発見、早期治療が大切です」としています。
済生会は一過性脳虚血発作(TIA)について「TIAが起こってから、早ければ1〜2日、長いと3カ月ぐらいで本格的な発作が襲ってくることがあります」と説明しています。
済生会は予防について「アルコールは、1日に日本酒なら1合、ビールなら大ビン1本程度までにとどめましょう」としています。
このページのセルフチェックは、済生会が挙げる脳梗塞の早期発見のポイントとAct FASTに沿って、今すぐ救急要請が必要な状態かどうかを確認します。
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このセルフチェックでわかること
顔・手足・言葉の異常、視覚症状、めまい・ふらつき、一過性の症状(TIA疑い) — 済生会が挙げる早期発見のポイントに沿って、緊急性の目安を確認できます。診断ではありません。
こんな症状のときに使えます
- 顔の片側がゆがむ、または片方の手足に力が入らない
- ろれつが回らない、言葉が出てこない
- 物が二重に見える、視野の半分が欠けて見える
- 体がふらつく、バランスがとれない、めまいがする
- 症状が数分から1時間ほどで自然に消えた(TIAの可能性)
- 片方の目が急に見えにくくなり、その後もどった(一過性黒内障の可能性)
受診の目安の考え方
① Act FAST — 済生会が勧める見分け方
済生会は、脳梗塞の早期発見・早期治療のためのキャンペーン「Act FAST」について「Face:顔に歪みがないか、笑顔が対称的か」「Arms:両腕を挙げるとき、片方の腕が下がったり、挙がらなかったりしないか」「Speech:ろれつが回っているか、話す言葉がおかしくないか」の3つを紹介し、「このうち一つでも当てはまると脳梗塞の可能性が高いと言われています。その兆候があれば、時(Time)をおかずに、急いで(Fast)救急車を呼ぶ必要があります」としています。救急車が到着するまでは横臥位(おうがい/横向きに寝る姿勢)で安静にするよう案内しています。
② 症状が消えても『よかった』ではない — TIAという前兆
済生会は、脳梗塞の本格的な発作の前に前兆が起こることがあり、これを一過性脳虚血発作(TIA)と呼ぶとしています。「脳梗塞と同じような症状が短時間(短い場合だと2、3分)、長くても1時間程度続いた後、自然に治まることがTIAの特徴です」とし、「例えば、急に手足が動かしにくくなったがしばらくすると楽になった、一時的にろれつが回らずうまく話せなかったが、いつのまにか普通に話せるようになっていたなどです」と説明しています。そして「TIAが起こってから、早ければ1〜2日、長いと3カ月ぐらいで本格的な発作が襲ってくることがあります」としています。
③ 一過性黒内障 — 目にあらわれる前兆
済生会は「脳に血液を送る頸動脈は枝分かれして目の方にも伸びています。その部分が動脈硬化で狭くなったり、血栓が流れ込んできて詰まったりすると、一時的に視力が低下することがあります(一過性黒内障)」とし、「やがて幕が開くように視界が開けてきますが、これも脳梗塞の前兆といえます」と説明しています。
④ 脳梗塞には2つのタイプがあります
済生会は「脳梗塞は、脳の血管が動脈硬化によって狭くなって起こる脳血栓と、心原性脳塞栓症という心房細動などによって心臓の中にできた血栓が脳の血管に流れて詰まる脳塞栓(のうそくせん)の二つのタイプがあります」と説明しています。「脳梗塞が起きると、先の血管に血液が十分に送られず、脳細胞に必要な栄養分や酸素が行き渡らなくなります。その結果、脳細胞は部分的に死滅して、半身の運動麻痺や感覚障害、言語障害などさまざまな障害が起こってきます」としています。
⑤ 治療は時間との勝負です
済生会は「脳梗塞の内科的治療では、血液の固まりを溶かす薬、脳を保護する薬、脳のむくみや腫れをおさえる薬、血液の固まりができるのをおさえる薬が使われます」とし、「血栓溶解薬の一つであるt-PAを使った治療は、脳梗塞が発症して4、5時間以内に投与しないと効果がなく、早期発見、早期治療が大切です」としています。さらに「最近は、カテーテルを使った血管内治療として血管を詰めている血栓を発症早期に取り除く血栓回収療法も行なわれるようになっています」とも述べています。
⑥ 予防の3大危険因子
済生会は「高血圧、高脂血症(脂質異常症)、糖尿病は脳梗塞の三大危険因子です。これらの生活習慣病が見つかったら、医師の指示にしたがってしっかり治療することが脳梗塞の予防に大切です」とし、「食事は、脂肪や塩分のとりすぎに注意します。肥満を防ぐため、適度な運動を心がけましょう」としています。喫煙については「含まれる有害物質が動脈硬化や血管の収縮を起こすため、できるだけ禁煙に努めてください」、飲酒については「1日に日本酒なら1合、ビールなら大ビン1本程度までにとどめましょう」としています。
⑦ 出どころについて — 正直に申し上げること
このページの症状・早期発見のポイント・予防の記述は、社会福祉法人恩賜財団 済生会「症状別病気解説」の脳梗塞のページによります。参照したページには2013.02.01 公開/2025.06.30 更新と記載されています。なお、このセルフチェックの結果が実際の診断とどの程度一致するかを検証したデータは見当たりませんでした。当てはまる項目が多いことは、脳梗塞があることを意味しません。前兆を疑う症状があるときは、この結果を待たずに救急要請をご検討ください。
脳梗塞が疑われるとき、何をすればいいですか?
済生会は「『どうもいつもと違うな』と感じる兆候があるときは、脳梗塞を疑ってすぐに救急車を呼んで病院を受診することが重要です」としています。安易に自己判断せず、Act FASTの症状が一つでもあれば救急要請を検討してください。
症状が消えました。もう大丈夫ですか?
済生会は、TIAについて「これらの症状は一時的に消えることもあります」とし、TIAが起こってから「早ければ1〜2日、長いと3カ月ぐらいで本格的な発作が襲ってくることがあります」としています。消えたからといって、なくなったことにはなりません。
救急車が来るまでは、どうすればいいですか?
済生会は「救急車が到着するまでは横臥位(おうがい/横向きに寝る姿勢)で安静にします」としています。
脳梗塞にはどんな治療法がありますか?
済生会は、血液の固まりを溶かす薬などの内科的治療に加え、「カテーテルを使った血管内治療として血管を詰めている血栓を発症早期に取り除く血栓回収療法も行なわれるようになっています」としています。ただしt-PAは「脳梗塞が発症して4、5時間以内に投与しないと効果がなく」、時間が重要です。
脳梗塞の予防で、まず何を見直せばいいですか?
済生会は、高血圧・高脂血症(脂質異常症)・糖尿病という三大危険因子を挙げ、「これらの生活習慣病が見つかったら、医師の指示にしたがってしっかり治療することが脳梗塞の予防に大切です」としています。
お酒はどのくらいまでなら大丈夫ですか?
済生会は「アルコールは、1日に日本酒なら1合、ビールなら大ビン1本程度までにとどめましょう」としています。
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くわしい解説は 脳梗塞の全知識(最新治療・再発予防) をご覧ください。
結果に関わらず、すぐに救急を考える症状
- 強い胸の痛み・締めつけが続く/冷や汗を伴う
- 息が苦しくて横になれない・会話ができないほど苦しい
- 意識がもうろうとする・けいれん・呼びかけに反応が鈍い
- ろれつが回らない・片側の手足が動かない・顔がゆがむ
- 大量の出血、吐血・下血が続く
よくある質問
初期症状はありますか?
症状がすぐ消えたのですが、様子を見てもいいですか?
何をもって『救急車を呼ぶ』と判断すればいいですか?
脳梗塞にはタイプがありますか?
高血圧があります。何を気をつければいいですか?
料金や会員登録は必要ですか?
結果はどのくらい信頼できますか?
参考にした情報
社会福祉法人恩賜財団 済生会「脳梗塞 (のうこうそく)とは(2013.02.01 公開/2025.06.30 更新)」(2026年8月4日参照)最終更新:2026年8月4日
本ページは医療者による個別の診断・治療に代わるものではありません。判断に迷う症状や強い症状があるときは、
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