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心血管疾患 29分で読める 3回

微小血管狭心症の症状|検査は異常なしなのに胸が痛む本当の原因

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心臓カテーテル検査や冠動脈CTを受けて「太い血管に狭窄はありません」と言われたのに胸の痛みが続く場合、その痛みは検査に映らない0.1mm以下の細い血管(冠微小血管)の異常によって起きている可能性があります。これが「微小血管狭心症」で、日本循環器学会のガイドラインでは、冠動脈が詰まっていなくても心筋に血液が届きにくくなる代表的な病態の一つとされています[1]。

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検査で異常なしと言われても胸の痛みが続くのは不安ですよね。いつ頃からその痛みを感じていますか?
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とくに40〜50代、閉経前後の女性に多く報告されており[4]、「検査は正常だから気のせい・ストレス」と言われて診断まで時間がかかる人が少なくありません。ただし胸の痛みは心筋梗塞や不安定狭心症のサインであることもあるため、まずは「今すぐ119番が必要な痛みかどうか」を次の章で確認してください。

要点まとめ(20秒で確認、詳しい根拠は本文と参考文献へ)

  • 微小血管狭心症は、太い冠動脈ではなく0.1mm以下の微小血管の収縮・拡張の異常で胸痛が起こる病気。冠動脈CTや心臓カテーテル検査で「異常なし」と出ても否定はできない。
  • 男女比はおよそ1:5で女性に多く、とくに閉経前後の40〜50代に多いと報告されている。
  • 胸の痛みが安静やニトログリセリンの使用から1〜5分で消えず、20分以上続く場合は急性心筋梗塞の可能性が高くなるため、ただちに119番通報が必要。
  • 診断には反応性充血指数(RHI)や冠血流予備能(CFR)の低下、心臓カテーテル検査での薬物誘発試験などを組み合わせる。
  • 命に関わる不整脈のリスクは高くないと報告される一方、胸痛が続く人は心血管イベントのリスクが2倍強になるとの報告もあり、放置してよい病気ではない。

受診の目安 — まず確認:この胸痛は今すぐ119番が必要ですか?

日本循環器学会の急性冠症候群ガイドラインは、狭心症・不安定狭心症の胸痛は数分程度で治まることが多く、長くても15〜20分以内だとしています[2]。安静にする、またはニトログリセリンを使ってから1〜5分で痛みが消える場合は、狭心症であることが多いとされています[2]。ただし、この記事で扱う微小血管狭心症は例外で、10分以上、時には30分以上にわたって痛みが続くこともあると報告されています[1][4]。つまり「いつもより長く続いている」というだけで安全とは言い切れず、痛みの長さだけで自己判断しないことが重要です。

そこで日本循環器学会の急性冠症候群ガイドラインは、痛みの長さにかかわらず、次のいずれかに当てはまる場合は急性心筋梗塞などの可能性を考え、ただちに119番通報するよう明記しています[2]。

  • 胸の痛みが20分以上続いている(心筋梗塞の症状は20分以上、数時間に及ぶことが多いとされる)
  • 処方されているニトログリセリンを使用しても症状が強いまま軽くならない
  • 息苦しさ(呼吸困難)や意識が遠のく感じ・失神を伴う
  • 冷や汗を伴う強い痛み、または女性の場合は吐き気・嘔吐・呼吸困難感を伴う痛み(女性は典型的な胸痛でなく、あご・首・肩・背中・腕への広がりだけが症状のこともある)

同ガイドラインは、急性冠症候群が疑われる症状が出た場合は自分で医療機関を受診するのではなく、ただちに119番通報して救急車を要請する必要があると述べています[2]。ニトログリセリンを処方されている人は、医師の指示された使い方に沿って使用してよいとされていますが、それでも症状が軽快しない場合は、指示された使用の目安にこだわらずすぐに救急車を呼んでください[2]。高齢者や糖尿病のある人、女性では、息切れや強い倦怠感、食欲不振だけが心筋虚血のサインになることもあるとされています[2]。「いつもの微小血管狭心症の発作だろう」と自己判断せず、少しでもいつもと違うと感じたら救急要請を優先してください。

この記事はJHO編集部がAIツールの支援を受け、日本循環器学会のガイドラインや査読を経た学会誌の論文など公的情報源と照合して作成しました。最終確認は人の目で行っています。医師による個別の診断の代わりにはなりません。数値や治療の考え方はガイドラインの改定により変わることがあります(2026年7月時点の情報です)。

微小血管狭心症とは?なぜ「検査は正常」なのに胸が痛むのか

狭心症は、心臓に栄養を送る血管(冠動脈)の血流が低下して心筋に酸素が十分に届かなくなり、胸が苦しくなる病気です[1]。多くの人がイメージする狭心症は、動脈硬化によって太い冠動脈が狭くなる「労作性狭心症」ですが、狭心症の症状で冠動脈造影検査を受けた患者のおよそ半数は、太い冠動脈に有意な狭窄が見つからないことが報告されています[3]。

2017年、米国から「冠動脈閉塞を伴わない心筋虚血(INOCA)」という疾患概念が提唱され、日本循環器学会も2023年3月にガイドラインをアップデートしました[3]。INOCAの主な原因は2つあるとされています[3]。

  • 冠攣縮性狭心症:太い冠動脈自体が一時的に過度に収縮(攣縮)して血流が低下するタイプ[1]
  • 微小血管狭心症(冠微小循環障害):同ガイドラインによると、太い冠動脈は正常だが、その先にある直径0.1mm以下の微小血管の収縮亢進や拡張反応の異常によって血流が不足するタイプ[1]

この2つは同じ人に合併することもあると報告されています[3]。下の図は、太い冠動脈と微小血管の状態の違いを示したものです。

図:JHO編集部が作成

微小血管狭心症は男女比がおよそ1:5とされ、女性、とくに閉経前後に多いと報告されています[4]。発症年齢は30代半ばから60代半ばと幅がありますが、なかでも40〜50代の更年期前後の女性に多いとされています[4]。一般的な狭心症の症状に加えて、安静時や典型的でない形で症状が出ることがあり、30分以上痛みが続くこともあるため、診断が難しい例が多いとされています[4]。また微小血管の収縮によって、不定愁訴に近い消化器症状、あごの痛み、肩甲骨の痛み、後頭部の痛みなど多彩な症状が出ることもあると報告されています[4]。精神的ストレス、糖尿病、脂質異常症、高血圧症、メタボリックシンドローム、喫煙などが誘因になるとされています[4]。なお、微小血管の攣縮という現象は1998年に日本から報告されたのが最初とされ[3]、以降、国内外で関連する報告が年々増えているとされています[3]。

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これは診断ではありません。入力された数値を日本高血圧学会の血圧値の分類(高血圧の基準は診察室 140/90mmHg以上・家庭 135/85mmHg以上)に当てはめて「受診の目安」を機械的に示すもので、医師の診察に代わるものではありません。日本高血圧学会「高血圧管理・治療ガイドライン2025」では、降圧目標は年齢によらず診察室 130/80mmHg未満・家庭 125/75mmHg未満とされています。脈拍の目安は学会の分類ではなく一般的な参考範囲です。

微小血管狭心症の診断基準 — 国際的な基準(COVADIS)

微小血管狭心症の診断には、国際的な診断基準(COVADIS基準)が参考にされています。日本循環器学会のガイドラインは、この基準を次の4項目として整理しています[1]。

項目 基準の内容 備考
1. 心筋虚血の症状 労作性かつ/または安静時の狭心症、または息切れなどの狭心症様症状 典型的な胸痛でないこともある[1]
2. 非閉塞性冠動脈疾患 冠動脈CTまたは心臓カテーテル検査で、太い冠動脈に有意な狭窄病変を認めない 「異常なし」と言われる所以[1]
3. 心筋虚血の証明 胸痛発作時の虚血性心電図変化、または負荷に伴う胸痛・虚血性心電図変化 発作中の心電図が決め手になる[1]
4. 冠微小循環障害(CMD)の所見 冠血流予備能(CFR)の低下、微小血管攣縮の所見、冠微小血管抵抗指数(IMR)の増大、冠動脈スローフロー現象のいずれか 心臓カテーテル検査で評価[1]

出典:日本循環器学会「2023年JCS/CVIT/JCCガイドライン フォーカスアップデート版 冠攣縮性狭心症と冠微小循環障害の診断と治療」(Crea Fらの分類を参考に作成)[1]

なお同ガイドラインは、冠微小循環障害(CMD)を4つのタイプに分類しています[1]。この記事で扱う「微小血管狭心症」は、そのうち閉塞性冠動脈疾患や心筋の病気を伴わないタイプ(タイプ1)にあたります[1]。CMDは、すでに心筋症や弁膜症、太い冠動脈の狭窄がある人、あるいはカテーテル治療やバイパス手術の後に併発することもあるとされ[1]、「微小血管の異常」がひとつの決まった原因ではなく、複数の背景を持つ広いグループの病態であることがわかります。

タイプ 背景 主な症状
タイプ1 閉塞性冠動脈疾患や心筋の病気を伴わない(この記事の微小血管狭心症) 狭心症、狭心症様症状[1]
タイプ2 心筋症や弁膜症に併発するもの 呼吸困難、運動能力の低下[1]
タイプ3 太い冠動脈の閉塞性疾患に併発するもの 狭心症、狭心症様症状[1]
タイプ4 カテーテル治療やバイパス手術後など医原性のもの 無症状のこともある[1]

出典:日本循環器学会ガイドライン(Crea Fらの分類を参考に作表)[1]

検査でわかること — 心電図・カテーテル検査・専門的な誘発試験

日本循環器学会のガイドラインによると、微小血管狭心症が疑われる場合、次のような検査が組み合わされます[1][4]。

検査 何がわかるか 異常とされる目安
12誘導心電図・ホルター心電図 胸痛が出ているときの虚血のサインをとらえる 発作出現時に記録できるかがカギ[1]
冠動脈CT・心臓カテーテル検査(造影) 太い冠動脈に狭窄がないことを確認する 「異常なし」の判定はここから[1]
反応性充血指数(RHI) 血管内皮機能(血管の広がりやすさ)を調べる 低下は内皮機能障害を示唆[4]
PET(陽電子放出断層撮影) 心筋の血流量・冠血流予備能を非侵襲的に測定 冠血流予備能の低下を確認[4]
心臓カテーテル検査での冠循環生理学的評価(CFR・IMR) 細い血管まで含めた血流の余力・抵抗を直接測定 CFRは侵襲的計測で2.0未満、非侵襲的計測で2.5未満、IMRは25以上が異常の目安とされる[1]
アセチルコリンまたはエルゴノビン誘発試験 冠動脈内に薬剤を注入し、攣縮が起きるかを直接確認 冠攣縮性狭心症との合併の有無を調べる[1]
経胸壁ドプラ心エコー 体に負担の少ない超音波検査で、左冠動脈前下行枝の血流予備能を推定 心臓カテーテル検査より手軽だが、評価できる血管が限られ、ガイドライン上の推奨度はカテーテル法より低い[1]

出典:日本循環器学会ガイドライン[1]、東京女子医科大学雑誌「性差医療(4)循環器疾患における性差」[4]

日本循環器学会の資料によると、アセチルコリン誘発試験を先に行い、続けてCFR・IMRを計測する日本国内の一般的な検査の順番では、アセチルコリン誘発試験が陽性になった例が68%、CFRの低下が35%、IMRの高値が40%に認められたと報告されています[3]。この順番で診断されたINOCAのうち、微小血管狭心症単独が52%、冠攣縮性狭心症単独が17%、両者の合併が21%だったとされています[3]。なお欧米では先にCFR・IMRを計測してからアセチルコリン誘発試験を行うことが多く、検査の順番によって診断される病型の割合が変わる可能性があると指摘されています[3]。どちらの順番が優れているかはまだ結論は出ていません[3]。

なぜ女性・更年期に多いのか — エストロゲンとの関係

微小血管狭心症が閉経前後の女性に多い理由として、女性ホルモンであるエストロゲンの働きが関係していると考えられています[4]。東京女子医科大学雑誌の総説によると、エストロゲンには血管拡張作用があり、血管内皮細胞で一酸化窒素(NO)を作る酵素(eNOS)の働きを高める作用が報告されています[4]。日本老年医学会雑誌に掲載された研究も、エストロゲンには同様の血管拡張作用に加えて、アセチルコリンによる血管拡張反応を強める働きがあると報告しています[5]。

日本老年医学会雑誌に掲載された研究では、性成熟期・移行期(更年期)・閉経期の女性151名を比較したところ、血管内皮の拡張機能を示す指標(%FMD)は閉経期群で性成熟期群・移行期群より有意に低い値を示したと報告されています[5]。この研究は、閉経後のエストロゲンの低下が血管内皮機能の低下に関与している可能性を示唆すると結論づけています[5]。また、加齢とともに硬くなる血管の指標(baPWV)も、性成熟期群に比べ閉経期群で有意に高い値を示したとされ、女性の血管の変化は加齢だけでなくエストロゲンの低下も関わっている可能性があると考察されています[5]。

閉経前の女性でも、月経周期の中でエストロゲンが低くなる黄体期の終わりから月経期にかけて、冠攣縮性狭心症の発作や急性冠症候群による心電図変化が増えるとの報告があります[4]。女性の冠攣縮性狭心症にエストロゲン製剤の投与が有効だった例も報告されていますが[4]、これは個別の報告であり、微小血管狭心症そのものに対するホルモン療法が標準治療として確立しているわけではありません。あくまで血管の反応にエストロゲンが関わっていると考えられているという段階の知見です[4][5]。

「気のせい」「ストレス」と言われやすい理由

東京女子医科大学雑誌の総説は、虚血性心疾患全体の傾向として、男性では心筋梗塞として発症することが多いのに対し、女性では非典型的な症状を主訴とする狭心症として発症することが多く、発症から受診・治療までの時間が遅延することも大きな問題だと指摘しています[4]。冠動脈の造影検査で誰の目にもわかる狭窄が写らない微小血管狭心症は、この「非典型的な症状」の代表例だと考えられます。胸の圧迫感というよりも、消化器の不調やあご・肩甲骨・後頭部の痛みとして出ることがある点も[4]、周囲や本人が心臓の病気だと気づきにくい一因になっていると考えられます。

日本循環器学会の急性冠症候群ガイドラインも、非典型的な症状はとくに高齢者、糖尿病のある人、女性の患者にしばしばみられ、高齢者では息切れだけ、あるいは全身倦怠感や食欲不振、失神だけが心筋虚血の唯一のサインになることもあると述べています[2]。同ガイドラインは、症状の性状だけで急性冠症候群を除外してはならないとも注意を促しています[2]。「検査で異常がないから」「更年期のせいだろう」で片づけず、症状の記録を医師に伝え続けることが、遅れた診断を防ぐ具体的な対策になると考えられます。

治療 — 薬物療法と生活習慣の見直し

日本循環器学会のガイドラインが市民向けに示す説明では、微小血管狭心症の治療にはカルシウム拮抗薬やベータ遮断薬などが推奨されるとされ、症状が抑えられない場合は血管拡張作用のあるアンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬などの薬剤を追加することがあるとされています[1]。同ガイドラインは、微小血管狭心症では発作時のニトログリセリンの舌下投与の効果が乏しい例も多く存在すると述べています[1]。

東京女子医科大学雑誌の総説も同様に、現在のところ微小血管狭心症には確立した治療法はなく、狭心症の発作時によく使われる硝酸薬の有効率は50%以下にとどまり、カルシウム拮抗薬が効く例が多いと報告しています[4]。十分な効果が得られない場合は、スタチンやACE阻害薬などNOの産生を助ける薬剤を追加し、メタボリックシンドロームがある場合は運動療法・食事療法、適度な飲酒、禁煙指導、精神的なサポートが有用とされています[4]。

冠攣縮性狭心症を合併している場合、日本循環器学会のガイドラインは、禁煙、血圧管理、適正体重の維持、耐糖能障害や脂質異常症の是正、過労や精神的ストレスの回避、節酒をクラスI(強く推奨される治療)として位置づけています[3]。とくに喫煙は冠攣縮性狭心症の確立したリスク因子とされ、禁煙指導が徹底されるべきだとされています[3]。

治療薬を層別化して使い分ける効果を検証した海外のCorMicA試験(2018年発表)では、侵襲的な検査でINOCAと診断された150例を対象に、標準治療群と、冠攣縮性狭心症にはカルシウム拮抗薬・硝酸薬など、微小血管性狭心症にはベータ遮断薬・カルシウム拮抗薬などを使い分ける治療強化群に分けて経過を見たところ、治療強化群で半年後の症状やQOL(生活の質)の改善が得られたと報告されています[3]。ただしこの試験は左前下行枝という1本の血管を中心とした評価にとどまっており、さらなる研究が必要とされています[1]。

日本内科学会雑誌の総説は、今後さらに研究が期待される治療薬として、Rhoキナーゼ阻害薬、心拍数を下げるイバブラジン、PDE阻害薬、血管を収縮させる物質をブロックするエンドセリン拮抗薬、エストロゲン補充療法などを挙げています[3]。日本循環器学会のガイドラインによると、実際に微小血管狭心症を対象にエンドセリンA受容体拮抗薬の効果を調べるPRIZE試験や、女性のINOCA患者を対象にスタチンとACE阻害薬・ARBの効果を調べるWARRIOR試験など、国際的な臨床試験が進行中だとされています[1]。ただしこれらはいずれも研究段階の治療であり、現時点で標準治療として確立しているわけではない点には注意が必要です。

なお、この記事では薬の具体的な用量やブランド名は取り扱っていません。薬の種類・量・飲み方は、症状や合併症、他の持病によって医師が個別に判断するため、必ず主治医の指示に従ってください。

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出典:厚生労働省「高額療養費制度の在り方に関する専門委員会」(令和7年12月16日) (PDF) |JHO確認日:2026-07-16

放置するとどうなるか — 「様子を見ていい」とは言い切れない理由

「検査で異常なしと言われたから、たいした病気ではないはず」と考えたくなりますが、報告されている数字を見る限り、放置してよいとは言い切れません。ここでは、混同しやすい2つの病態を分けて、それぞれ何が報告されているかを整理します。

微小血管狭心症そのものについて:日本循環器学会のガイドラインは、微小血管の攣縮(MVS)がある患者の生命予後は悪くないとしつつも、心筋梗塞を呈する例も報告されていると述べています[1]。つまり「命に関わることはまずない」と言い切れる段階ではなく、「多くは重症化しないが、一部で心筋梗塞に至る例が報告されている」というのが、ガイドラインが示す実際の位置づけです。

また、女性を対象にした米国の大規模な追跡研究(WISE研究)では、有意な狭窄も虚血の所見もない673例を平均5.2年追跡したところ、その多くは心筋梗塞や脳卒中には至らなかったものの、胸痛が消えずに続いた患者群では心血管イベントの発症率が2倍強高かったと報告されています[4]。この報告をまとめた東京女子医科大学雑誌の総説は、こうした患者には注意深い診断と治療が必要だと述べています[4]。「検査で異常なし」であっても、症状が続くこと自体がリスクのサインになりうるということです。

合併しやすい冠攣縮性狭心症について:微小血管狭心症は冠攣縮性狭心症と合併することがあり[3]、こちらは致死性不整脈や突然死との関連が報告されている病態です。日本国内34施設へのアンケート調査では、2014〜2018年の5年間に確認された5,726人の心臓突然死のうち、808人(14%)が冠攣縮性狭心症によるものだったとされています[1]。この数字はあくまで冠攣縮性狭心症に関するものであり、微小血管狭心症単独のリスクと同じではありませんが、両者が合併しうる以上、無関係な数字とは言えません。冠攣縮性狭心症の予後が悪くなる要因として、院外での心停止の既往、喫煙、安静時の狭心症、太い冠動脈の狭窄の合併、複数の血管に及ぶ攣縮、発作時の心電図のST上昇などが報告されています[1]。

両者をまとめた総説は、冠攣縮性狭心症や冠微小循環障害(CMD)の患者は、心臓に病気がなく同じ心血管リスクを持つ人と比べて、心血管死や心筋梗塞のリスクが4〜5倍あると報告しています[3]。血管内皮の機能障害を合併したCMDは予後がさらに悪いとされ、血管内皮機能の指標が1段階悪化するごとに、その後の心血管イベントのリスクがおよそ2倍になるとの報告もあります[3]。

まとめると、微小血管狭心症は「気のせい」でも「絶対に危険」でもなく、症状が続く限り心血管イベントのリスクを高める可能性がある病態として、きちんと診断と治療を受け続ける必要がある病気だと考えられます[1][4]。「検査で異常なし」を理由に受診をやめてしまうのではなく、症状の経過を医師に伝え続けることが重要です。

冠攣縮性狭心症との違い — 症状の出方で見分けるヒント

微小血管狭心症とよく比較される「冠攣縮性狭心症」は、太い冠動脈自体が一時的に過度に収縮するタイプの狭心症です[1]。日本循環器学会が市民向けに示す説明によると、冠攣縮性狭心症は運動中ではなく安静時、とくに夜間の就眠中から早朝にかけて生じやすいのが特徴とされています[1]。症状は胸が圧迫される感じ、詰まる感じ、締め付けられる感じなどが多く、痛みは前胸部を中心に、奥歯や顎、左肩から左腕に及ぶこともあり、数分ほど持続してニトログリセリンの舌下投与で速やかに消えることが多いとされています[1]。

これに対して微小血管狭心症は、安静時にも労作時にも起こりうること、ニトログリセリンの効果が乏しい例が多いこと、閉経前後の女性に多いことが特徴として報告されています[1][4]。ただし、症状の出方だけで2つを完全に区別することは難しく、実際に両方が合併している場合も報告されているため[3]、最終的には心臓カテーテル検査による誘発試験など専門的な検査で確かめる必要があります[1]。次の表は、この記事で扱う2つの狭心症と、119番通報が必要な急性心筋梗塞・不安定狭心症の違いを、報告されている数値で並べたものです。

比較項目 微小血管狭心症 冠攣縮性狭心症 急性心筋梗塞・不安定狭心症(119番の対象)
太い冠動脈の造影検査 異常なし[1] 発作時以外は異常なし[1] 閉塞やそれに準じる狭窄が見つかることが多い
起こりやすい場面 安静時・労作時どちらもあり得る[4] 夜間就眠中〜早朝の安静時に多い[1] 安静時・労作時を問わない
持続時間の目安 10分以上、時に30分以上に及ぶこともある[1][4] 数分ほどのことが多い[1] 20分以上、数時間に及ぶことが多い[2]
ニトログリセリン舌下の効果 効果が乏しい例が多い[1] 数分で速やかに消失することが多い[1] 使用しても軽くならないことが多い[2]
今すぐの対応 初めての診断時は循環器内科を受診 いつもの発作と同じなら指示どおりの薬で経過をみることが多い ただちに119番通報[2]

出典:日本循環器学会のガイドライン2件[1][2]、東京女子医科大学雑誌[4]をもとにJHO編集部が作成。個々の症状の感じ方には幅があり、この表だけで自己診断せず、迷ったら医療機関に相談してください。

胸痛の原因は心臓だけではない — 他の病気の可能性

日本循環器学会の急性冠症候群ガイドラインによると、急な胸痛で救急外来を受診する患者のうち、心筋梗塞や不安定狭心症などの急性冠症候群は半数程度で、残り半数は心臓以外の病気によるものだと報告されています[2]。同ガイドラインは、緊急に見分ける必要がある病気として急性大動脈解離と急性肺血栓塞栓症を挙げ、大動脈解離では引き裂かれるような激しい痛みが背中側にまで広がることがあり、肺血栓塞栓症では呼吸困難や頻呼吸を伴うことが多いとしています[2]。心臓以外では、逆流性食道炎、食道の痙攣、消化性潰瘍、胆石・胆嚢炎、肋間神経痛、帯状疱疹、肋骨や筋肉の障害、不安神経症なども胸の痛みの原因になるとされています[2]。

こうした病気のなかには市販薬や自己判断での経過観察がなじむものもありますが、痛みの原因を自分で正確に見分けるのは医療者でも簡単ではありません[2]。前の章の基準に当てはまる強い痛みや長引く痛みがあれば、原因をあれこれ推測する前に医療機関を受診し、必要な検査を受けることが遠回りのようで実は近道だと考えられます。

冠攣縮性狭心症の診断の実際 — 心臓カテーテル検査でわかること

日本循環器学会が市民向けに公開している説明によると、冠攣縮性狭心症の診断でもっとも重要なのは症状の問診だとされています[1]。夜間から早朝の安静時に胸痛が生じたときに12誘導心電図を記録できれば、心筋虚血に特徴的な変化が確認され診断が確定するとされていますが、症状が出ている瞬間に病院で心電図を記録できる機会は限られるため、実際には難しいことが多いとされています[1]。24時間記録するホルター心電図であれば、症状がほぼ毎日出る人では発作時の記録がとれる可能性が高くなりますが、症状が1か月から数か月に1回程度の人では記録できる可能性は低くなるとされています[1]。

そこで確定診断のために行われるのが、心臓カテーテル検査による冠攣縮誘発試験です[1]。細い管(カテーテル)を動脈から入れて冠動脈を撮影したあと、アセチルコリンまたはエルゴノビンという薬剤を冠動脈内に注入し、攣縮が誘発されるかどうかを観察します[1]。このとき冠動脈に一過性の完全閉塞や、それに近い狭窄が生じて、いつもと同じ胸部症状が現れ、心電図に虚血のサインが見られれば、冠攣縮性狭心症と確定診断できるとされています[1]。誘発された攣縮の多くは数分以内に自然に消えるとされています[1]。

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INOCAの診断の流れ — 太い血管と細い血管を分けて調べる2段階の手順

日本内科学会雑誌の総説は、INOCA(冠動脈閉塞を伴わない心筋虚血)の診断手順を2段階で説明しています[3]。

段階 行う検査 目的
ステップ1 冠動脈造影または冠動脈CT 心外膜(太い)冠動脈に閉塞性の病変がないことを確認する[3]
ステップ2(前半) アセチルコリン/エルゴノビン誘発試験 冠攣縮が起こるかどうかを評価する[3]
ステップ2(後半) 冠循環生理学的評価(FFR・CFR・IMR) 冠微小循環障害(CMD)の有無を評価する[3]

出典:日本内科学会雑誌「冠攣縮性狭心症と冠微小循環障害」[3](原資料:日本循環器学会2023年ガイドライン フォーカスアップデート版)

この2段階の評価を組み合わせることで、症状の原因が冠攣縮性狭心症なのか、微小血管狭心症(CMD)なのか、あるいは両方が合併しているのかを見分ける「エンドタイピング」を行うとされています[3]。なお日本ではアセチルコリン誘発試験を先に行うのが一般的とされる一方、欧米ではCFR・IMRの計測を先に行うことが多いとされ、この手順の標準化は今後の世界的な課題とされています[3]。

また、INOCAやMINOCA(冠動脈に有意狭窄がないのに起きた心筋梗塞)と診断された患者を対象にした複数の研究をまとめた報告では、INOCAと診断された症例の13〜53%、MINOCAと診断された症例の16〜54%に、微小血管の攣縮(MVS)が見つかったとされています[3]。研究によって幅があるのは、冠攣縮誘発試験の実施率や、試験中に冠静脈洞の血液の乳酸値を測定したかどうかが研究ごとに異なるためだと説明されています[3]。

日本と欧州のガイドラインの位置づけの違い

2019年に発表された欧州心臓病学会(ESC)の慢性冠症候群(CCS)に関するガイドラインでは、臨床現場で頻繁に経験する6つのサブタイプの1つ(CCS V)として、冠攣縮または冠微小循環障害を伴う狭心症患者が明確に位置づけられており、これは日本循環器学会が扱うINOCAに相当するとされています[3]。両者は「原因不明の胸痛」ではなく、原因を特定して治療すべき独立した病態として扱う方向性は共通していますが、診断の際にどちらの検査を先に行うかという実務面では違いがあり、それによって診断される病型の割合が変わりうることは前述のとおりです[3]。この診断手順の標準化は今後の世界的な課題だとされています[3]。

日常生活で気をつけられること

微小血管狭心症そのものを自分で治す方法は確立されていませんが[4]、報告されている誘因への対策は、症状のコントロールや今後の心血管リスクを下げるうえで役立つと考えられます。東京女子医科大学雑誌の総説は、精神的ストレス、糖尿病、脂質異常症、高血圧症、メタボリックシンドローム、喫煙などが微小血管の収縮を誘発するとしています[4]。また日本循環器学会のガイドラインは、合併しやすい冠攣縮性狭心症の発作予防として、禁煙、血圧管理、適正体重の維持、耐糖能障害や脂質異常症の是正、過労や精神的ストレスの回避、節酒をクラスI(強く推奨)としています[3]。とくに大量の飲酒をした日の夜間や翌朝は発作が起きやすいとされているため[1]、飲酒量に気をつけ、内服している薬がある場合は飲酒時も忘れずに服用することが大切だとされています[1]。

冠攣縮性狭心症では、Ca拮抗薬による発作予防を医師の指示なく自己判断で急に中断すると、症状が悪化する「リバウンド」が起こることがあるとも注意喚起されています[1]。微小血管狭心症でも治療薬を使っている場合は、体調が良くなったからといって自己判断で中止せず、必ず医師に相談してください。

受診時に医師へ伝えると診断がスムーズになる項目(印刷してご記入ください)

  • 胸の痛みが「いつから」「どのくらいの頻度で」起きているか
  • 痛みが起きるタイミング:安静時か、運動時か、夜間・早朝か
  • 痛みの持続時間(数分程度か、20分以上続くこともあるか)
  • 痛み以外の症状(息切れ、動悸、吐き気、あご・肩・背中への広がりなど)
  • ニトログリセリンなどの薬を使ったことがあれば、効いたか効かなかったか
  • 閉経の有無・時期、月経周期との関係を感じるか
  • これまでに受けた検査(心電図・冠動脈CT・心臓カテーテル検査)の結果
  • 糖尿病・脂質異常症・高血圧・喫煙歴の有無

微小血管狭心症については、診断技術や治療の研究がまだ発展途上の分野であり、今回参照した資料の範囲では次の点について明確な結論が示されていませんでした。まず、微小血管狭心症だけを対象にした長期の生命予後(何年生存できるか)についての大規模な日本国内データは、今回参照した資料には見当たりませんでした。次に、更年期・閉経とエストロゲン低下が微小血管狭心症の「原因」であると直接証明した研究は今回の参照範囲にはなく、血管内皮機能への影響という関連が示唆されている段階です[4][5]。エストロゲン補充療法が微小血管狭心症そのものの標準治療として確立しているとする記載も見当たらず、今後の研究課題とされています[3]。これらの点は、今後ガイドラインが更新された際に改めて確認する必要があります。

よくある質問

微小血管狭心症とはどんな病気ですか?
日本循環器学会のガイドラインによると、太い冠動脈には狭窄や攣縮がないのに、その先にある直径0.1mm以下の微小血管の収縮亢進や拡張反応の異常によって心筋への血流が不足し、胸痛や心筋虚血が起こる病気です[1]。冠動脈造影検査やCTでは異常が見つからないため、診断まで時間がかかることがあります。
検査で「異常なし」と言われたのに胸が痛いのはなぜですか?
冠動脈CTや心臓カテーテル検査で見えるのは太い冠動脈だけで、微小血管はこれらの検査には映りません[1]。太い血管に異常がなくても、微小血管の収縮や拡張反応に異常があれば胸痛は起こりうるとされています[1]。
微小血管狭心症の症状にはどんな特徴がありますか?
東京女子医科大学雑誌の総説によると、一般的な狭心症の症状に加え、安静時にも起こること、非典型的な形で出ることがあり、30分以上痛みが続く場合もあるとされています[4]。消化器症状やあご・肩甲骨・後頭部の痛みなど、胸痛以外の形で出ることもあると報告されています[4]。
心電図で見つかりますか?
発作が起きているまさにそのときに12誘導心電図を記録できれば虚血のサインが見つかることがありますが、症状が出ていないときの心電図は正常であることが多いとされています[1]。症状の頻度が高い人はホルター心電図(24時間心電図)で発作時の記録がとれる可能性が上がりますが、頻度が低い人では記録できる可能性は下がるとされています[1]。
微小血管狭心症の検査はどんな流れで行いますか?
冠動脈CTや心臓カテーテル検査で太い冠動脈に有意狭窄がないことを確認したうえで、反応性充血指数(RHI)やPET、心臓カテーテル検査による冠血流予備能(CFR)・冠微小血管抵抗指数(IMR)の測定、アセチルコリンなどによる誘発試験を組み合わせて診断します[1][4]。
薬はどのようなものを使いますか?
日本循環器学会のガイドラインではカルシウム拮抗薬やベータ遮断薬などが推奨されるとされ、効果が不十分な場合はACE阻害薬など血管拡張作用のある薬剤を追加することがあるとされています[1]。発作時のニトログリセリンの効果が乏しい例も多いと報告されています[1]。薬の種類・量は個々の状態によって医師が判断するため、具体的な処方内容はこの記事では扱いません。
更年期・閉経とどう関係していますか?
微小血管狭心症は男女比およそ1:5で女性に多く、とくに閉経前後の40〜50代に多いと報告されています[4]。エストロゲンには血管を広げる作用があり、閉経後にエストロゲンが低下すると血管内皮の機能が低下する可能性が示唆されています[5]が、これが微小血管狭心症の直接の原因だと断定した研究は今回の参照範囲では見当たりませんでした。
放置するとどうなりますか?
微小血管の攣縮がある患者の生命予後は悪くないとされる一方、心筋梗塞を呈する例も報告されています[1]。胸痛が続く患者では心血管イベントのリスクが2倍強との報告もあり[4]、「異常なし」を理由に受診をやめず、症状が続く限り経過を医師に伝え続けることが大切です。
冠攣縮性狭心症とはどう違いますか?
日本循環器学会のガイドラインによると、冠攣縮性狭心症は太い冠動脈自体が一時的に過度に収縮するタイプ、微小血管狭心症は太い冠動脈は正常でその先の微小血管に異常があるタイプです[1]。両方が合併することもあり、症状だけで区別するのは難しいため、専門的な検査で確認する必要があります[3]。
どの診療科を受診すればよいですか?
胸の痛みが続く場合は、循環器内科の受診が基本になります。まず心臓カテーテル検査などが可能な医療機関で、太い冠動脈に異常がないかを確認したうえで、必要に応じて微小血管の評価ができる検査へ進むという流れが一般的です[1]。胸の痛みが強く、20分以上続く、または息苦しさ・意識が遠のく感じを伴う場合は、外来を待たずただちに119番通報してください[2]。
微小血管狭心症は自分の生活習慣が原因ですか?
精神的ストレス、糖尿病、脂質異常症、高血圧症、メタボリックシンドローム、喫煙などが症状の誘因になると報告されていますが[4]、これらは「誘因」として報告されているものであり、生活習慣だけが原因と断定されているわけではありません。閉経前後という年齢やホルモンの変化も関係していると考えられています[4]。自分を責める必要はありませんが、誘因への対策は症状のコントロールに役立つ可能性があります。
微小血管狭心症は治りますか?
現在のところ、微小血管狭心症に対して確立した治療法はないと報告されています[4]。ただし薬物療法や生活習慣の見直しで症状がコントロールできる例は多く報告されており[1][4]、微小血管の攣縮がある患者の生命予後自体は悪くないともされています[1]。病気が消えてなくなることを保証する記載は資料の中に見当たらないため、この記事でも「治ります」とは断定しません。症状の経過を医師と一緒に確認しながら、根気よく治療を続けることが大切だと考えられます。

参考文献

更新日:2026年7月26日

  1. 日本循環器学会「2023年JCS/CVIT/JCCガイドライン フォーカスアップデート版 冠攣縮性狭心症と冠微小循環障害の診断と治療」 https://www.j-circ.or.jp/cms/wp-content/uploads/2023/03/JCS2023_hokimoto.pdf
  2. 日本循環器学会「急性冠症候群ガイドライン(2018年改訂版)」 https://www.j-circ.or.jp/cms/wp-content/uploads/2018/11/JCS2018_kimura.pdf
  3. 辻田賢一「冠攣縮性狭心症と冠微小循環障害」日本内科学会雑誌113巻12号:2306-2312、2024年 https://www.jstage.jst.go.jp/article/naika/113/12/113_2306/_pdf/-char/ja
  4. 佐藤加代子「性差医療(4)循環器疾患における性差」東京女子医科大学雑誌89巻4号:73-82、2019年 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jtwmu/89/4/89_73/_pdf/-char/ja
  5. 前田美季ほか「女性における加齢および更年期の血管系に及ぼす影響」日本老年医学会雑誌48巻2号:158-162、2011年 https://www.jstage.jst.go.jp/article/geriatrics/48/2/48_2_158/_pdf/-char/ja

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Trinh Van Dieu

Trinh Van Dieu

ITエンジニア(17年)・Japanese Health 運営者

ベトナム在住のITエンジニア。17年の技術経験を活かし、日本の公的医療機関の情報をAI技術で整理・発信しています。

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