過敏性腸症候群のサイン4つ|受診の目安が60秒でわかるセルフチェック
過敏性腸症候群の主なサインは「下痢や便秘、腹痛などを繰り返す」など4つ。済生会(2015年)が挙げる項目に答えると、受診の目安が約60秒でわかります。
「下痢や便秘、腹痛などを繰り返す」「命にかかわるような病気ではない」 — 済生会が挙げる過敏性腸症候群のサインに答えるだけ。ただし大腸がんなど命にかかわる病気ではないか、検査での確認が欠かせません。
チェックを始める8問・約60秒 ・ 登録不要・無料 ・ 結果は受診の目安
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※ 本チェックは医師の診断に代わるものではありません。判断に迷う症状や強い症状があるときは、医療機関にご相談ください。
済生会は、過敏性腸症候群について「先進国で多く、日本人の10~15%に認められるともいわれています」と説明しています。
済生会は、過敏性腸症候群を便通状態によって「下記の3タイプに分けられます」としています。
済生会は、過敏性腸症候群の3タイプのうち下痢型について「突如起こる下痢が特徴で、若い男性に多い」と説明しています。
このページのセルフチェックは、済生会が挙げる過敏性腸症候群のサインをもとに、当てはまる数から受診の目安を出します。
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このセルフチェックでわかること
おなかの痛みや便通の変化、全身のだるさなど — 済生会が挙げる過敏性腸症候群のサインに沿って、当てはまる数を数え、受診の目安を確認できます。診断ではありません。
こんな症状のときに使えます
- おなかの痛みや不快感が繰り返し起こる
- 下痢や便秘が続く、または交互に繰り返す
- 頭痛やめまい、疲労感、不安感を伴う
- ストレスや疲労、睡眠不足があると症状が悪化する
受診の目安の考え方
① 過敏性腸症候群は「検査をしても異常が見つからない」のに繰り返す病気です
済生会は、過敏性腸症候群について「原因の心当たりがなく、検査をしても炎症や腫瘍などの異常が見つからないのに、下痢や便秘、腹痛などを繰り返す病気です」と説明しています。同会は「数ある消化器疾患のなかでも非常に頻度の高い病気の一つで、先進国で多く、日本人の10~15%に認められるともいわれています」ともしています。命にかかわるような病気ではありませんが、「慢性的な下痢や便秘の持続、腹痛や腹部の不快感を伴うため、人知れず悩んでいる人が多くいます」と同会は述べており、人知れず悩む人が多いことも特徴のひとつだとしています。
② 便通の異常には「3つのタイプ」があります
済生会は「過敏性腸症候群はその便通状態から、下記の3タイプに分けられます」とし、「下痢型:突如起こる下痢が特徴で、若い男性に多い」「便秘型:腸で便が停滞し、便意があってもコロコロとした固い便になる。年配女性に多い」「混合型:下痢と便秘を交互に繰り返す」の3つを挙げています。同会は「タイプに男女差があるのは、腸の働きに性ホルモンが関係しているためでないかと考えられています」としており、性別によって現れ方が異なる点も特徴です。
③ おなかの症状だけではありません
済生会は「また、全身症状として、頭痛、めまい、疲労感、不安感などを伴うこともあります」としています。おなかの不調のほかにこうした全身の症状があるときも、過敏性腸症候群のサインとして念頭に置いておく価値があります。同会は「早期発見・早期治療のためにも、いつごろから、どのような症状があるのか、便通の状態、便の形や硬さ、ストレスの有無、これまでにかかった病気、服用している薬などについて、あらかじめメモしておき、受診の際にはできるだけ正確に答えるようにしましょう」とも案内しています。
④ 悪化のスイッチは「ストレス・不安・緊張・疲労・睡眠不足」
同会は「ストレス・不安・緊張などの精神的に負担がかかる状況や、疲労の蓄積、睡眠不足などで症状が悪化するのも大きな特徴です」としています。気持ちの負担や生活リズムの乱れが、そのままおなかの症状の悪化につながることがあるという指摘です。 ストレスや緊張だけでなく、疲労や睡眠不足という身体側の負担も同じように症状を悪化させる要因として済生会は挙げています。
⑤ 「命にかかわる病気」を除外してはじめて診断されます
済生会は「内視鏡検査などで、大腸がんのような命にかかわる病気や、クローン病、潰瘍性大腸炎など他の病気がないことが確認できた場合に過敏性腸症候群と診断されます」としています。つまり過敏性腸症候群という診断は、ほかの病気ではないと確かめたうえで下されるものです。 同会は「命にかかわるような病気ではありません」ともしており、この除外診断を経てはじめて、下痢や便秘、腹痛を繰り返す状態が過敏性腸症候群だと判断されます。
⑥ 治療は薬だけでなく「心理療法」も選択肢に入ります
同会は「治療には、消化管機能調節薬や乳酸菌製剤などの薬物療法のほか、ストレス・心理的異常の関与を考慮した心理療法があります」としています。「また、ストレスを減らし、不規則な生活習慣を改善することも大切な治療の一つです」ともしており、薬に頼るだけでなく生活そのものを見直すことも治療の柱としています。
⑦ 出どころについて — 正直に申し上げること
このページの症状・タイプ分類・診断治療の記述は、社会福祉法人恩賜財団 済生会「症状別病気解説」の過敏性腸症候群のページによります。参照したページには2015.11.25 公開と記載されています。当てはまる数が多いことは、過敏性腸症候群であることを確定するものではありません。
内視鏡検査は何のために受けるのですか?
済生会は「内視鏡検査などで、大腸がんのような命にかかわる病気や、クローン病、潰瘍性大腸炎など他の病気がないことが確認できた場合に過敏性腸症候群と診断されます」としています。おなかの検査は、ほかの病気を除外するために行われます。
下痢型・便秘型・混合型の違いは何ですか?
済生会によると、下痢型は「突如起こる下痢が特徴で、若い男性に多い」、便秘型は「腸で便が停滞し、便意があってもコロコロとした固い便になる。年配女性に多い」、混合型は「下痢と便秘を交互に繰り返す」タイプです。
ストレスがなくても症状は出ますか?
済生会は「疲労の蓄積、睡眠不足などで症状が悪化する」とも述べており、ストレスだけが要因ではありません。精神的な負担に加え、身体的な疲れや生活リズムの乱れも悪化にかかわるとされています。 済生会は「ストレス・不安・緊張などの精神的に負担がかかる状況」に加えて、身体の疲れや睡眠不足も悪化の要因として挙げています。
治療にはどのような方法がありますか?
済生会は「消化管機能調節薬や乳酸菌製剤などの薬物療法」に加え、「ストレス・心理的異常の関与を考慮した心理療法」を挙げています。「ストレスを減らし、不規則な生活習慣を改善すること」も治療の一つだとしています。
受診の際は何を伝えればいいですか?
済生会は「いつごろから、どのような症状があるのか」「便通の状態」「便の形や硬さ」「ストレスの有無」「これまでにかかった病気」「服用している薬」などについて、あらかじめメモしておき、受診の際にはできるだけ正確に答えるようにしましょうと案内しています。
生活で気をつけることは何ですか?
済生会は「偏食、食事量のアンバランス、夜食、睡眠不足、心理社会的ストレスをできるだけ少なくし、適度な運動を日常生活に取り入れることが予防とその治療につながります」としています。「食事では緑黄色野菜を多く摂取し、香辛料やアルコールなどの刺激物を避けることが大切」ともしています。 済生会は「香辛料やアルコールなどの刺激物を避けることが大切」だとし、緑黄色野菜を多く摂取することも勧めています。
過敏性腸症候群について詳しく読む
- 【過敏性腸症候群(IBS)の8つのサイン】腹痛・下痢・便秘をくり返すときの原因と受診の目安
- 日本の消化器症状:機能性ディスペプシアと過敏性腸症候群に関するエビデンスに基づくレポート
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くわしい解説は 過敏性腸症候群(IBS)の8つのサイン をご覧ください。
結果に関わらず、すぐに救急を考える症状
- 強い胸の痛み・締めつけが続く/冷や汗を伴う
- 息が苦しくて横になれない・会話ができないほど苦しい
- 意識がもうろうとする・けいれん・呼びかけに反応が鈍い
- ろれつが回らない・片側の手足が動かない・顔がゆがむ
- 大量の出血、吐血・下血が続く
よくある質問
どのくらいの人にみられますか?
主なサインは何ですか?
おなかの症状以外にもサインはありますか?
診断はどのように行いますか?
男女で症状の出方に違いはありますか?
治療法はありますか?
料金や会員登録は必要ですか?
参考にした情報
社会福祉法人恩賜財団 済生会「過敏性腸症候群 (かびんせいちょうしょうこうぐん)とは(2015.11.25 公開)」(2026年8月4日参照)最終更新:2026年8月4日
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