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乳がんの初期症状5つ|検診と受診どちらが先かが60秒でわかるセルフチェック

乳がんの主な初期症状は5つ。国立がん研究センター がん情報サービス(2023年)が挙げる項目に答えると、受診の目安が約60秒でわかります。

しこり・くぼみ・ただれ・左右差・分泌物 — 国立がん研究センターが挙げる5つの症状に答えるだけ。「検診を待ってよいか、いま乳腺外科を受診すべきか」の目安が約60秒でわかります。

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9問・約60秒 ・ 登録不要・無料 ・ 結果は受診の目安
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※ 本チェックは医師の診断に代わるものではありません。判断に迷う症状や強い症状があるときは、医療機関にご相談ください。

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国立がん研究センターは「乳がんの主な症状は、乳房のしこりです」とし、ほかにくぼみ・乳頭のただれ・左右差・分泌物を挙げています。

同センターは「早期の乳がんは自覚症状がないことが少なくありません」とし、乳がん検診は「40歳から、2年に1度定期的に受診してください」としています。

症状がある場合については「検診ではなく、すぐに医療機関を受診してください」と明記されています。

このページのセルフチェックは、5つの症状から「検診を待ってよいか、いま受診すべきか」を分けて示します。

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このセルフチェックでわかること

しこり・くぼみ・乳頭のただれ・左右差・分泌物 — 国立がん研究センターが乳がんの症状として挙げている5つに順番に答えると、「検診を待ってよいのか、いま乳腺外科を受診したほうがよいのか」の目安を約60秒で確認できます。診断ではありません。受診するときに医師へ伝えるべきことを整理するのにも使えます。

こんな症状のときに使えます

  • 乳房や脇の下にしこりを触れる
  • 乳房にくぼみ(えくぼ)やひきつれがある
  • 乳頭や乳輪がただれる・湿疹のようになっている
  • 左右の乳房の形が以前と比べて非対称になった
  • 乳頭から分泌物、特に血のような液が出る
  • 40歳以上で2年以内に乳がん検診を受けていない

受診の目安の考え方

① このチェックがいちばん伝えたいこと — 症状があるなら「検診」ではありません

国立がん研究センターは乳がん検診のページで「しこり、乳房のひきつれ、乳首から血性の液が出る、乳首の湿疹やただれなどの気になる症状がある場合には、検診ではなく、すぐに医療機関を受診してください」と明記しています。検診は症状がない人のための仕組みです。症状があるのに検診を待つと、そのぶん確かめるのが遅れます。このチェックは、ひとつでも当てはまれば受診側の案内を出します。

② 挙げている5つは、同センターが症状として書いているものです

同センターは「乳がんの主な症状は、乳房のしこりです。自分で乳房を触ることで気付く場合もあります。ほかには、乳房にくぼみができる、乳頭や乳輪がただれる、左右の乳房の形が非対称になる、乳頭から分泌物が出るなどがあります」と説明しています。このチェックの5問は、この一文をそのまま質問に分けたものです。数を増やすために独自の項目を足してはいません。

③ しこり=がん、ではありません

同センターは「乳房のしこりは、乳腺症など、乳がん以外の原因によって発生することもあります」としています。乳腺症(mastopathy)は「30〜40歳代の女性に多くみられる乳腺の良性の変化の総称で、基本的に治療は必要ありません」「乳腺症ががんの原因になることはありません」と説明され、主な症状は「しこりや痛みで、月経前に増大し月経後に縮小します」とされています。線維腺腫(fibroadenoma)は「10歳代後半〜40歳代の女性に多く見られる代表的な良性腫瘍で、触ると、ころころと動きます」。このチェックが月経周期との関係を聞くのは、この違いを医師に伝えられるようにするためです。

④ 症状が「ない」ときこそ、いちばん誤解されるところ

同センターは「早期の乳がんは自覚症状がないことが少なくありません」とし、「検診は自覚症状がないうちに受けることが大事です」としています。つまりこのチェックで0個だった場合、それは「乳がんではない」という意味ではありません。だからこのチェックは、症状0個のときに『安心してよい』とは書かず、検診の時期を確認する案内を出します。

⑤ 検診の年齢と間隔 — 数字の出どころ

同センターは対象年齢と受診間隔について「40歳から、2年に1度定期的に受診してください」としています。また「わが国の女性では、乳がんはがんによる死亡原因の上位に位置しており、罹患する人(かかる人)は30歳代後半から増加します。40歳以上の女性では最も罹患する人が多いがんです」と説明しています。出どころもはっきりしています。「乳がんについて」の解説は2023年に更新・確認され、履歴には『乳癌診療ガイドライン①治療編2022年版』『②疫学・診断編2022年版』より内容を更新した、と記されています。検診のページは2024年に更新・確認されています。本ページが読んでいるのはガイドライン本文ではなく、この一般向け解説のほうです。

⑥ マンモグラフィの被ばくが心配な方へ

同センターはマンモグラフィ検査について「受診時の年齢や頻度が適切であれば(40歳から2年ごとの受診)、放射線被ばくによる健康被害はほとんどありません」とし、「1回の撮影で乳房が受ける放射線量(0.05〜0.15ミリシーベルト)は、一般の人が1年間に受ける自然放射線量(約2.4ミリシーベルト)よりはるかに低いです」と数字で説明しています。痛みについては「圧迫時間は数十秒ほどですが、痛みを感じることもあります。月経前1週間を避けて受診すると、痛みが比較的少ないと言われています」とされています。

⑦ このチェックにできないこと

乳がん(breast cancer)かどうかを、症状の数で判定することはできません。同センター自身が、早期には自覚症状がないことが少なくないとし、しこりには良性の原因もあると述べています。確かめる方法は、乳房専用のX線検査であるマンモグラフィ(mammography)や超音波検査(ultrasonography)です。腋窩(axilla:わきの下)のリンパ節や、画像でみつかる石灰化(calcification)など、触っただけでは分からない所見もあります。また、このセルフチェックの結果が実際の診断とどの程度一致するかを検証したデータは見当たりませんでした。あくまで「検診と受診、どちらが先か」を考える目安としてお使いください。

乳がんが心配なとき、何科を受診すればいいですか?

国立がん研究センターは「気になる症状がある場合は、早めに乳腺科、乳腺外科などで乳腺専門医の診察を受け、早期発見につなげましょう」としています。婦人科ではなく乳腺の専門科です。

検診と受診は何が違うのですか?

検診は症状がない人が定期的に受けるもの、受診は気になる症状があるときに受けるものです。同センターは「検診は自覚症状がないうちに受けることが大事です」とする一方、症状がある場合には「検診ではなく、すぐに医療機関を受診してください」と分けて案内しています。このページのチェックも、その分かれ道を出すためだけに作っています。

何歳から、どのくらいの間隔で検診を受けるのですか?

同センターは「40歳から、2年に1度定期的に受診してください」としています。罹患する人は30歳代後半から増加し、「40歳以上の女性では最も罹患する人が多いがん」とされています。

しこりがあります。がんでしょうか?

同センターは「乳房のしこりは、乳腺症など、乳がん以外の原因によって発生することもあります」としています。乳腺症は良性の変化で「乳腺症ががんの原因になることはありません」とも明記されています。ただし触っただけで区別はできませんので、確かめるには乳腺専門医の診察と検査が必要です。

痛みがあれば、がんではないのですか?

参照した解説には「痛みがなければがん、痛みがあれば良性」といった書き方はありません。乳腺症の主な症状として「しこりや痛みで、月経前に増大し月経後に縮小します」と説明されている一方、乳がんの主な症状としては痛みではなくしこりが挙げられています。痛みの有無で自己判断せず、症状があるなら受診してください。

男性でも乳がんになりますか?

同センターは男性乳がんについて、予後は「女性乳がんと比べて大きな差はありません」とし、希少がんセンターの男性乳がんのページを関連情報として案内しています。数は多くありませんが、男性にも起こります。

治療費が心配で受診をためらっています(2026年8月に制度が変わりました)

厚生労働省は高額療養費制度について「医療機関や薬局の窓口で支払う医療費が上限額を超えた場合、その超えた額を支給する『高額療養費制度』(こうがくりょうようひせいど)があります」と説明しています。同省のページ(2026年7月31日更新)は、令和8年8月からの制度について「70歳未満・年収約370万円〜約510万円の方であれば、医療費100万円の治療を受けた場合、自己負担は約9.3万円まで抑えられます」という例を挙げています。長く治療が続く場合には「直近12か月の間に高額療養費に該当した月が3か月以上ある場合は、4か月目以降は自己負担限度額が更に軽減される『多数回該当』という仕組み」があり、さらに令和8年8月からは「新たに年単位の上限額を設ける『年間上限』が設けられ、長期療養者などの負担が更に軽減されるケースもあります」としています。窓口での支払いそのものを上限額までに抑えるには「マイナ保険証をご利用いただくか、事前に『限度額適用認定証(認定証)』を入手していただく必要があります」と案内されています。⚠ この制度は令和8年(2026年)8月に見直されたばかりで、令和9年8月にも所得区分が変わる予定です。金額は必ず厚生労働省の最新ページでご確認ください。

乳がんについて詳しく読む

くわしい解説は 乳がんとは?原因・症状・予防法の完全ガイド をご覧ください。

結果に関わらず、すぐに救急を考える症状

こんなときは、結果に関わらずすぐに救急要請(119)を
  • 強い胸の痛み・締めつけが続く/冷や汗を伴う
  • 息が苦しくて横になれない・会話ができないほど苦しい
  • 意識がもうろうとする・けいれん・呼びかけに反応が鈍い
  • ろれつが回らない・片側の手足が動かない・顔がゆがむ
  • 大量の出血、吐血・下血が続く
判断に迷うときは救急安心センター事業「#7119」(対応地域)に、15歳未満のお子さんについては子ども医療電話相談「♯8000」(主に休日・夜間)にご相談ください。

よくある質問

症状が1つもありませんでした。安心してよいですか?
国立がん研究センターは「早期の乳がんは自覚症状がないことが少なくありません」としています。症状がないことは、乳がんがないことの証明にはなりません。40歳以上の方は、2年に1度の検診の時期をご確認ください。
検診の予約が先になりそうです。症状があるのですが待つべきですか?
同センターは、気になる症状がある場合には「検診ではなく、すぐに医療機関を受診してください」としています。検診の順番を待つのではなく、乳腺外科・乳腺科をご受診ください。
月経前になるとしこりが大きくなります。
同センターは乳腺症について、主な症状は「しこりや痛みで、月経前に増大し月経後に縮小します」と説明しています。ただしこれだけで良性と決めることはできません。気になる状態が続くなら診察を受けてください。
マンモグラフィは痛いと聞きました。
同センターは「圧迫時間は数十秒ほどですが、痛みを感じることもあります。月経前1週間を避けて受診すると、痛みが比較的少ないと言われています」としています。
被ばくが心配です。
同センターは「1回の撮影で乳房が受ける放射線量(0.05〜0.15ミリシーベルト)は、一般の人が1年間に受ける自然放射線量(約2.4ミリシーベルト)よりはるかに低いです」とし、40歳から2年ごとの受診であれば「放射線被ばくによる健康被害はほとんどありません」としています。
40歳未満ですが、しこりがあります。
年齢に関わらず、気になる症状があるときは検診ではなく受診です。同センターは線維腺腫について「10歳代後半〜40歳代の女性に多く見られる代表的な良性腫瘍」としていますが、触っただけでは区別できません。
料金や会員登録は必要ですか?
無料で、会員登録は必要ありません。回答内容をアカウントに保存したり、第三者に渡したりすることはありません。
結果はどのくらい信頼できますか?
これは診断ではなく、当てはまった症状から「検診と受診のどちらが先か」を機械的に示すものです。乳がんの有無を判定することはできません。気になる症状があるときは、結果に関わらず乳腺専門医にご相談ください。

参考にした情報

国立研究開発法人国立がん研究センター がん情報サービス「乳がんについて(更新・確認日:2023年)」(2026年8月4日参照) 国立研究開発法人国立がん研究センター がん情報サービス「乳がん検診について(更新・確認日:2024年09月20日)」(2026年8月4日参照) 厚生労働省「高額療養費制度を利用される皆さまへ(更新日:2026年7月31日)」(2026年8月4日参照)

最終更新:2026年8月4日
本ページは医療者による個別の診断・治療に代わるものではありません。判断に迷う症状や強い症状があるときは、 医療機関にご相談ください。

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