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摂食障害のサイン5つ|受診の目安が60秒でわかるセルフチェック

摂食障害の主なサインは「やせているのにやせていないと感じる」など5つ。済生会(2018年)が挙げる項目に答えると、受診の目安が約60秒でわかります。

「やせているのにやせていないと感じる」「食べた後に吐いてしまう」「むちゃ食いが止まらない」 — 済生会が挙げる摂食障害の症状に答えるだけ。精神疾患の中でも死亡率が高いとされる病気です。

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9問・約60秒 ・ 登録不要・無料 ・ 結果は受診の目安
回答に合わせて、必要な質問だけをお聞きします

※ 本チェックは医師の診断に代わるものではありません。判断に迷う症状や強い症状があるときは、医療機関にご相談ください。

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済生会は、神経性やせ症について「初診後4〜10年経過した患者さんを調べたところ、47%が全快、10%が部分回復、36%が慢性化、そして7%が死亡でした」としています。

済生会は「過食症は若年女性の2〜3%にみられます」としています。

済生会は、過食症の予後について「5〜10年の追跡期間では50%が回復、30%が再発、20%が治療継続中との報告があります」としています。

このページのセルフチェックは、済生会が挙げる摂食障害(神経性やせ症・神経性過食症)の症状に沿って5つのサインを数え、相談の目安を出します。

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このセルフチェックでわかること

体型の認知のゆがみ、食事制限や過活動、嘔吐や下剤乱用などの代償行動、むちゃ食い、体重・体型による自己評価への影響 — 済生会が挙げる摂食障害の症状に沿って当てはまる数を数え、相談の目安を確認できます。診断ではありません。

こんな症状のときに使えます

  • 客観的にはやせているのに、自分ではやせていないと感じる
  • 肥満への強い恐怖から食事を極端に制限し、低体重なのに動き回る
  • 食べた後に自分で吐いたり下剤を多く使ったりする
  • 短時間に大量に食べてしまい、コントロールできない
  • 体重や体型によって自分への評価が大きく左右される
  • 自傷行為をしたことがある、または自殺について考えることがある(この場合はすぐに話せる相手に連絡してください)

受診の目安の考え方

① 摂食障害はこんな病気です

済生会は「心理的要因に基づく食行動の障害で、主に『神経性やせ症』と『神経性過食症』に分けられます」としています。「拒食症」という別称もありますが「けっして本人に食欲がないわけではなく、痩せることへの強い願望が本質にあるので、病気の特徴を正確に伝えるものではありません」と説明しています。

② 神経性やせ症の症状

済生会は「極端に食事を制限し、客観的には非常に痩せているのに痩せていないと認識し、体型について歪んだ認知(ボディイメージの障害)があります」としています。「同時に肥満への強い恐怖(肥満恐怖)があって低体重なのに動き回り(過活動)、食事制限を徹底し、自己誘発性嘔吐や下剤の乱用などを行なう場合があります」ともしています。

③ 神経性やせ症は精神疾患の中でも死亡率が高いとされます

済生会は「我が国における調査で、初診後4〜10年経過した患者さんを調べたところ、47%が全快、10%が部分回復、36%が慢性化、そして7%が死亡でした」としています。「患者さんの治療への抵抗が強く、精神疾患の中でも最も死亡率の高い病気といえます」とも述べています。

④ 神経性過食症の症状

済生会は「自制不可能な過食エピソード(むちゃ食い)が繰り返されます」とし、「①短時間に大量に食事を摂取する、②食事の摂取をコントロールできない―という2点が最大の特徴です」としています。「過食して体重が増えるのを恐れ(肥満恐怖と痩せ願望)、過食した後に自己誘発性嘔吐や過度な運動などの代償行動がみられます」ともしています。

⑤ 自傷行為や衝動的な行動を伴うことがあります

済生会は「過食に嘔吐など代償行為を伴うケースでは、制限型に比べて不安定な対人関係を持ち、気分変動が顕著だといえます」としています。「リストカットや大量服薬などの自傷行為・自殺企図、アルコールの大量摂取や薬物乱用などの自己破壊的行為、万引き、家庭内暴力、性的逸脱―などの衝動行為を伴うことが多いようです」とも述べています。

⑥ 入院治療が必要になる場合があります

済生会は、低体重と排出行為により「飢餓反応から甲状腺機能低下症となり、体温低下や徐脈、産毛や浮腫などの皮膚症状、慢性的な排出行為によるう歯、血清アミラーゼ増加による唾液腺・膵臓の炎症」などを発症する場合があるとしています。「著明な体重減少が認められる」「重篤な身体合併症(低カリウム血症、心臓異常所見、糖尿病の合併)がある」場合などには入院治療が必要になるとも述べています。

⑦ 出どころについて — 正直に申し上げること

このページの症状・予後の記述は、社会福祉法人恩賜財団済生会が2018年11月21日に公開した摂食障害のページによります。同ページは参考文献としてアメリカ精神医学会『DSM-5 精神障害の診断と統計マニュアル』などを挙げています。当てはまる数が多いことは、摂食障害があることを意味しません。心配な状態がある場合は、一人で抱え込まずにご相談ください。

摂食障害は何科・どこに相談すればいいですか?

このページの解説は摂食障害の身体合併症を扱う医師によるものです。心療内科や精神科が主な相談先になります。

「拒食症」という言い方は正確ですか?

済生会は「神経性無食欲症」「神経性食欲不振症」「拒食症」という別称について「けっして本人に食欲がないわけではなく、痩せることへの強い願望が本質にあるので、病気の特徴を正確に伝えるものではありません」としています。

薬で治りますか?

済生会は「摂食障害に特異的な薬物療法は存在しないのが現状です」としています。SSRIという抗うつ剤で「抑うつ状態に伴う食べ吐きへのこだわりの軽減などを図ります」ともしています。

なぜ女性に多いのですか?

済生会は「我が国では20代女性の平均体重が毎年小さくなり、標準体重を10%近く下回っています」とし、「痩せることを美とするマスコミなどへの運動や対策が必要とされています」としています。

特に注意すべき職業や趣味はありますか?

済生会は、アスリート「特にバレエ、新体操、体操、陸上競技など低体重が記録や成績に影響する競技の選手」をハイリスク群として挙げ、「摂食障害、無月経、骨粗しょう症などの健康問題が生じやすいので注意しましょう」としています。

学校でも見つけられますか?

済生会は「思春期の生徒や学生にとって、学校は摂食障害の早期発見の場として重要です」としています。「学校側が困っているのは発見方法ではなく、受診可能な専門施設が少なく、予約もすぐに取れないことだといわれています」とも述べています。

摂食障害について詳しく読む

くわしい解説は 摂食障害の究極ガイド:症状・原因・治療法を専門家が徹底解説 をご覧ください。

結果に関わらず、すぐに救急を考える症状

こんなときは、結果に関わらずすぐに救急要請(119)を
  • 強い胸の痛み・締めつけが続く/冷や汗を伴う
  • 息が苦しくて横になれない・会話ができないほど苦しい
  • 意識がもうろうとする・けいれん・呼びかけに反応が鈍い
  • ろれつが回らない・片側の手足が動かない・顔がゆがむ
  • 大量の出血、吐血・下血が続く
判断に迷うときは救急安心センター事業「#7119」(対応地域)に、15歳未満のお子さんについては子ども医療電話相談「♯8000」(主に休日・夜間)にご相談ください。

よくある質問

摂食障害は治りますか?
済生会は、神経性やせ症について「47%が全快、10%が部分回復」という調査結果を挙げています。過食症は「5〜10年の追跡期間では50%が回復」としています。
標準体重の人でも摂食障害になりますか?
済生会は「過食症は正常体重を示すことも多いので外見による発見は困難です」としています。体重が標準的でも摂食障害の可能性はあります。
太っているのに痩せたいと思うのは普通ですか?
済生会は「肥満への強い恐怖(肥満恐怖)」がある一方で「客観的には非常に痩せているのに痩せていないと認識」する歪んだ体型認知があるとしています。自分の感覚だけで判断せず、気になる場合はご相談ください。
家族はどう対応すればいいですか?
このページに家族の対応法についての具体的な記載は見当たりませんでした。心配な様子がある場合は、本人と一緒に医療機関へ相談することをお勧めします。
入院が必要になるのはどんな時ですか?
済生会は「著明な体重減少が認められる」「むちゃ食い、嘔吐、下剤乱用が持続している」「重篤な身体合併症(低カリウム血症、心臓異常所見、糖尿病の合併)がある」場合などを挙げています。
自傷行為の傾向があります。どうすればいいですか?
済生会は、過食に代償行為を伴うケースで「リストカットや大量服薬などの自傷行為・自殺企図」を伴うことが多いとしています。一人で抱え込まず、早めに医療機関や相談窓口に連絡してください。
料金や会員登録は必要ですか?
無料で、会員登録は必要ありません。回答内容をアカウントに保存したり、第三者に渡したりすることはありません。

参考にした情報

社会福祉法人恩賜財団 済生会「摂食障害 (せっしょくしょうがい)とは(公開日:2018年11月21日)」(2026年8月4日参照)

最終更新:2026年8月4日
本ページは医療者による個別の診断・治療に代わるものではありません。判断に迷う症状や強い症状があるときは、 医療機関にご相談ください。

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