多発性骨髄腫のサイン5つ|受診の目安が60秒でわかるセルフチェック
多発性骨髄腫の主なサインは「感染症にかかりやすい」「貧血」「骨の痛み」など5つ。済生会(2020年)が挙げる項目に答えると、受診の目安が約60秒でわかります。
「感染症にかかりやすい」「貧血」「骨の痛み」 — 済生会が挙げる多発性骨髄腫の症状に答えるだけ。血液細胞の一つ、形質細胞ががん化して起こる血液のがんです。
チェックを始める9問・約60秒 ・ 登録不要・無料 ・ 結果は受診の目安
回答に合わせて、必要な質問だけをお聞きします
※ 本チェックは医師の診断に代わるものではありません。判断に迷う症状や強い症状があるときは、医療機関にご相談ください。
済生会(2020年4月15日公開のページ)は「骨髄でつくられる血液細胞(赤血球や白血球など)の一つである形質細胞が、がん化することで発症します」と説明しています。
済生会(2020年4月15日公開のページ)は「骨髄腫細胞は骨を侵すという特徴があるため、骨に痛みが出たり、骨折しやすくなったりもします」としています。
済生会(2020年4月15日公開のページ)は「発症の原因がはっきりしていないことから予防法はありません」としています。
このページのセルフチェックは、済生会が挙げる多発性骨髄腫の症状に沿って5つのサインを数え、受診の目安を出します。
関連するセルフチェック
- 直腸がんのサイン5つ|受診の目安が60秒でわかるセルフチェック
- 大腸がんの初期症状5つ|検診を待つか、すぐ受診かがわかるチェック
- その咳、肺がんの検査を受けるべき? 5つの症状で受診の目安を60秒チェック
- 胃がんの初期症状5つ|検診を待つか、すぐ受診かがわかるチェック
- 咽頭がんのサイン5つ|受診の目安が60秒でわかるセルフチェック
このセルフチェックでわかること
感染症へのかかりやすさ、貧血、出血傾向、骨の痛み、骨折しやすさ — 済生会が挙げる多発性骨髄腫の症状に沿って当てはまる数を数え、受診の目安を確認できます。診断ではありません。
こんな症状のときに使えます
- 以前より風邪や感染症にかかりやすくなった
- 貧血を指摘されたことがある
- あざができやすい、血が止まりにくい
- 骨に痛みを感じる
- 骨がもろくなった、骨折しやすくなったと感じる
- 実際に骨折したことがある、または重い感染症を繰り返している(この場合は早めの受診を)
受診の目安の考え方
① 多発性骨髄腫はこんな病気です
済生会は「多発性骨髄腫は血液のがんです。骨髄でつくられる血液細胞(赤血球や白血球など)の一つである形質細胞が、がん化することで発症します」としています。「形質細胞は白血球の一種であるBリンパ球が成熟してできた最終形で、身体を守っていくための大切な細胞です」ともしています。
② がん化した形質細胞は役に立たない抗体を作ります
済生会は「この形質細胞ががん化すると、異物を攻撃する能力を持たない異常な抗体(Mたんぱく)のみを大量につくってしまいます。このような異常な形質細胞を骨髄腫細胞と呼びます」としています。
③ 正常な血液がつくれなくなることで起こる症状
済生会は「骨髄の中に骨髄腫細胞が増え続けることにより、正常な造血が妨げられます。その結果、白血球が減少して感染症にかかりやすくなる、赤血球が減少して貧血となる、血小板が減少して血が止まりにくくなるなどの症状が出てきます」としています。
④ 骨を侵すという特徴があります
済生会は「骨髄腫細胞は骨を侵すという特徴があるため、骨に痛みが出たり、骨折しやすくなったりもします。骨の中のカルシウムが血液中に溶け出すと高カルシウム血症になり、さまざまな臓器に悪影響を及ぼします」としています。
⑤ 検査値の異常から見つかることもあります
済生会は「一般的に、Mたんぱくが増えることによる血液中の免疫グロブリンあるいは総たんぱく(血液中のたんぱく質の総量)の増加という特徴があるため、これらの検査値の異常はこの病気を疑う重要な所見です」としています。「腎臓内科や整形外科からこの病気を疑われて血液内科に紹介される場合もあります」ともしています。
⑥ 治療はタイプによって異なります
済生会は「病気のタイプによってはすぐには治療せず、定期的な検査を行ないつつ経過観察し、治療開始の時期を見極めていく場合があります」としています。「比較的若く、病状や全身状態などから移植医療の対象となる患者さんには、大量化学療法と自家末梢血幹細胞移植を組み合わせた治療が行なわれる場合があります」とも述べています。
⑦ 出どころについて — 正直に申し上げること
このページの症状・治療の記述は、社会福祉法人恩賜財団済生会が2020年4月15日に公開した多発性骨髄腫のページによります。同ページには「発症の原因がはっきりしていないことから予防法はありません」との記載があります。当てはまる数が多いことは、多発性骨髄腫があることを意味しません。
多発性骨髄腫は何科を受診すればいいですか?
済生会は「腎臓内科や整形外科からこの病気を疑われて血液内科に紹介される場合もあります」としています。血液内科が主な診療科になります。
予防する方法はありますか?
済生会は「発症の原因がはっきりしていないことから予防法はありませんが、治療の過程で感染症を合併しやすくなっているので注意しましょう」としています。
どんな治療をしますか?
済生会は「薬物療法(化学療法)は、骨髄腫細胞を破壊、減少させて病気の進行を抑える目的で行ないます」とし、「これまでに使用されてきた抗がん剤に加えて、現在ではさまざまな新しいタイプの薬剤が開発され、使用できるようになりました」としています。
合併症にはどんな治療をしますか?
済生会は「貧血や血小板減少に対しては赤血球や血小板輸血、高カルシウム血症や骨病変に対しては骨吸収抑制剤の点滴治療を行ないます」としています。腎不全の合併に対しては「一時的な人工透析」を行なうこともあるとしています。
感染症に注意が必要なのはなぜですか?
済生会は「骨髄腫の病気の性質や治療の過程で感染症を合併しやすいため、感染予防と感染併発時の早期対応が大切です」としています。
診断にはどんな検査をしますか?
済生会は「血液や尿の中に含まれているMたんぱくの種類や量、骨髄の中の骨髄腫細胞の量、臓器障害による症状の有無や程度などから、病気のタイプ(病型分類)を確認し、進行度(病期)を判断します」としています。
多発性骨髄腫について詳しく読む
- 多発性骨髄腫の予後・生存率の数字が示すこと、示さないこと
- 多発性骨髄腫の食事|治療中の栄養と腎臓・感染症の注意
- 【多発性骨髄腫】症状・検査・治療とこれからの暮らし方をやさしく解説
- 【多発性骨髄腫は腎不全を引き起こす?】原因・サイン・早期対応をわかりやすく解説
- 多発性骨髄腫の真実:治療法と最先端研究に関する包括的レポート
- 骨転移がんの真実:原因・症状・治療と日常生活でできる工夫をやさしく解説
- 骨髄がんとは?主な種類・症状・治療法と「どのくらい生きられるのか」の目安
- 【骨のがん検査】骨肉腫などを早期に見つけるための検査と受診の目安
くわしい解説は 【多発性骨髄腫】症状・検査・治療とこれからの暮らし方をやさしく解説 をご覧ください。
結果に関わらず、すぐに救急を考える症状
- 強い胸の痛み・締めつけが続く/冷や汗を伴う
- 息が苦しくて横になれない・会話ができないほど苦しい
- 意識がもうろうとする・けいれん・呼びかけに反応が鈍い
- ろれつが回らない・片側の手足が動かない・顔がゆがむ
- 大量の出血、吐血・下血が続く
よくある質問
多発性骨髄腫はすぐに治療が必要ですか?
骨折しやすいのはなぜですか?
感染症にかかりやすいのはなぜですか?
遺伝しますか、予防できますか?
移植治療の対象になるのはどんな人ですか?
健康診断の結果だけで分かりますか?
料金や会員登録は必要ですか?
参考にした情報
社会福祉法人恩賜財団 済生会「多発性骨髄腫 (たはつせいこつずいしゅ)とは(公開日:2020年4月15日)」(2026年8月4日参照)最終更新:2026年8月4日
本ページは医療者による個別の診断・治療に代わるものではありません。判断に迷う症状や強い症状があるときは、
医療機関にご相談ください。
